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ネガティブケイパビリティ

おはようございます。


ネガティブケイパビリティという言葉を知りました。

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すごく大切な能力だなと思ったので書き残します。


この言葉の意味は、「不確かさの中で事態や情況を持ちこたえ不思議さや疑いの中に入る能力」ということです。


これだけだとなんのことやらという感じですよね。


どうにもできない状況では「なんとかしないと!!」を止めてその様子を観察する という感じでしょう。


世の中には自分ではどうしようもない事柄に見舞われるのが常ですよね。

子育てにおいては結構多いように思います。

例えば

・公園や道端で何かに夢中になった子どもを連れて帰りたいが嫌がるとき

・風呂や食事の前に泣きだしてしまい止まらないとき

・仕事や保育園に預ける時の別れのタイミングで寂しくなっちゃう子どもと離れるとき

など色々あるわけです。

主に人間相手の時や人よりはるかに大きいスケール(時間・サイズ・数)の事柄に関しては多いのではないでしょうか?




そして対義語のポジティブケイパビリティももちろんあります。

これは我々人類が得意としてきていることです。


何か問題に対してすぐに対処したり、再発防止に対策を練ったり


あとはこれは人類のはっきりした特徴だと思いますが、「名前を付ける」ことで分かったことにしている状態にしちゃう。


川村元気さんの「世界から猫が消えたなら」の中にある猫のセリフに「人間は何でも名前を付けたがる」そんな言葉があったと思います。(はっきり覚えたいないが)

この言葉に たしかに!なるほど! と思った人はいるのではないでしょうか?


名前を付けることで、なんと表現したらいいかわからないモヤモヤをすっきりさせたい!そんなところですかね。


答えが出ていないと不安であり、分別をすることが快楽であると何かで読んだような記憶があります。

本能的にそうなっているようです。



だから自粛や不要不急・見えないウイルスや同調圧力に疲れちゃうんですよね。どうにかなったらいいがどうすることもできないから。


だから不確かさの中で事態や情況を持ちこたえ不思議さや疑いの中に入る能力がある事に気づけるだけでも楽になるのではないでしょうか?


出来ないことはできないし

ないものはない のです。


静観し、いつでも動けるように日々を過ごすことが大切ですね。



読んでくださりありがとうございました。

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