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明日からできる!天使の聞き方

こんにちは!話し方コーチのJINです。
今日は人の話の聞き方のお作法を伝授します!
その名も【天使の聞き方】です。

それではいきましょう!

天使の聞き方「あいうえお」

あ 相手の目を見て(アイコンタクトを取りながら)

「目は口程に物を言う」と言われますが、本当にそうです。
眠そうに相手の話を聞いていたり、スマホを見ながらパートナーの話を聞いていませんか?それ相手にはちゃんと伝わっているんです。
目を見て話を聞かないと、話し手は不安を感じたり、苛立ちを覚えたりします。

奥さん「ずっとスマホばかり見て!あなた、ちゃんと話を聞いてよ!」
あなた「あ、ごめん・・・(いや、聞いてるんだけど)」

相手の目を見ていないと、話を聞いていたとしても、相手は「聞いていない」と感じるのです。相手の目を見ながら話を聞きましょう。

でも・・・

「相手の目なんか見れない・・・」
「アイコンタクトは恥ずかしい・・・緊張する・・・」

という方がいらっしゃると思いますが、実はこれ、結構、慣れの問題です。
普段からアイコンタクトを取っていないと、ドンドン相手の目を見れなくなり、いつの間にか「目線恐怖症」になってしまいます。
そうなるといざ人前でプレゼンやスピーチをする際、目線になれていないので、アイコンタクトがとれず、下を向きながらの話になってしまいます。結果、相手に伝わらない、棒読みのプレゼンやスピーチになってしまいます。

とは言え、相手の目をじ~っと見つめすぎると「何だか気持ち悪い」と思われてしまう可能性もありますので、適度なアイコンタクトを心掛けましょう。

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い 意見をせずに

特に自分の子どもや部下、後輩や彼女の話を聞いているとどうしても意見やアドバイスをしたくなるものです。

彼女「明日、大事なプレゼンがあるの。どうしよう~」
ダメ彼氏「ちゃんと練習はした?会場の下見もしておいた方がいいよ。あと早口はいけないよ。それと、間をとりながら~」
彼女「うん・・・分かった。(もっと不安になるんだけど)」

彼女は自分の不安な気持ちを取り除いて欲しいだけなんです。
ほとんどの場合、意見やアドバイスをしてもらいたい訳ではありません。
相手は自分が何をしなければならないのか、既に分かっているのです。

「この人に話を聞いてもらえると楽になる」と感じてもらえるように、口出しするのではなく、相手に寄り添って不安な気持ちを取り除いてあげましょう。恋愛も子育ても、部下教育も同じですよ。

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う うなづき、あいづち多めに

うなづきは「相手の声が聞こえている」というサイン、
あいずちは「相手の意図が伝わっている」というサインです。
どちらも少しオーバーリアクションでやるのがポイントです。

これは会議の司会進行をするファシリテーターにとって重要なスキルです。
会議でよくある困り事が「なかなか意見が出ない」というもの。
これはファシリテーターが「話しやすい雰囲気」が作れていないことが起因していることが多いです。
特にオンライン会議ではうなづき、あいづちはかなりオーバー目にやってOKです。話し手に「安心感」を与えることができますので。

うなづきのコツは以下の通り。
相手が真剣に話している時: 深~く、ゆっくりとしたうなづき
楽しい話ををしている時 : ウン、ウンと浅く小刻みなうなづき

好きなアイドルや可愛い子どもの話を聞いているかのような、うなづき、あいづちを心掛けましょう。
但し、あまり早くうなづきすぎると、「こいつ本当に分かっているのか?」と思われてしまいますので、要注意です。

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え エモーショナル(感情表現豊か)に

楽しい話は楽しそうに、悲しい話は自分も悲しそうに聞きましょう。

彼女  「昨日、子どもの頃から飼ってた犬が死んだの・・・」
ダメ彼氏「アッハッハッハ(笑)。次は猫を買えば?」
彼女  「えっ?!サイコパスなの?」

彼女  「夏休みのキャンプ楽しみだな~」
ダメ彼氏「(暗い表情で)そうだね・・・」
彼女  「えっ?!何?行きたくないの?」

まぁさすがにこんな彼氏はいないと思いますが、きちんと話の内容に合わせた表情で聞かないと、話し手は「ちゃんと伝わってるのかな?」と、とても不安に思います。

「分かるよその気持ち」ということを話し手に伝える方法として、相手の気持ちを代弁するという方法があります。

彼女  「明日、大事なプレゼンがあるの。」
良い彼氏「うわぁ~。めっちゃ緊張するよね(気持ちを代弁)」
彼女  「うん。でも頑張るね!(この人と話していると楽になる~)」

相手の話を聞く時は常に「どんな気持ちなのかな?」ということを考えながら、相手の気持ちに寄り添った表情と対話を心掛けましょう。

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お オウム返しをしながら聞く

相手の言葉をそのまま返します。有名な傾聴スキルですが、意外と難しいし使いこなせている人は稀です。

友達 「この前、パフェ食べに行ったんだけど超美味しかった~」
あなた「パフェいいね!(オウム返し)今度一緒に連れてって!」

オウム返しは意識しないとなかなかできません。
もちろんあからさまにやり過ぎるのは禁物ですが、初めは相手の単語を拾いながら丁寧にオウム返しするよう意識しながら会話をしましょう。

また、就職や転職、昇進面接の時には「質問を繰り返す」という手法をおススメしています。

面接官 「あなたがリーダーシップを発揮できたプロジェクトを説明してください?」
あなた 「はい。自分がリーダーシップを発揮できたプロジェクトとしましては(質問を繰り返す)・・・」

この手法、意外とあなどれません。面接官に質問に答えているよ!ということをきちんと伝えられるとともに、少しですが、自分が考えられる時間を稼ぐことができるからです。
これから面接を控えている方は是非「質問を繰り返してから」答える練習をして下さい。

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如何だったでしょうか?
コミュニケーションが希薄になる現代だからこそ、コミュ力のある人が重宝されるのです。
コミュ力というのは話し方ばかりではありません。
むしろ「聞き方」の方が重要なんです。

是非、明日から始めましょう!天使の聞き方あいうえお。

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「ストアカ」というサイトで講師業もしています。
話し方やファシリテーションを教えてます。






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