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「ファブラボみなとみらい展」出展のお知らせ

 みなさん、こんにちは!神奈川大学民俗学研究会です。

 9月14日(土)から28日(土)にかけて、神奈川大学みなとみらいキャンパスの1階フロアでは「ファブラボみなとみらい展」が開催されます(入校不可日は展示会もお休みです)。

https://www.kanagawa-u.ac.jp/news/details_28086.html


 昨年、本研究会では夏のオープンキャンパスに際して、ファブラボみなとみらい(みなとみらいキャンパス1階の施設)の機材を活用し、日本常民文化研究所の皆様のご協力のもと「民具ガチャ」プロジェクトを執り行いました。プロジェクトの概要は会誌第3号をご覧いただければと思いますが、コロナ禍に欠かせなかったアクリルパーテーションの端材に民具を印刷した「民具アクリルキーホルダー」をガチャの景品とすることで、オープンキャンパスに参加した高校生に「民具」と「歴史民俗×デジタルファブリケーション」を体験してもらいました。この企画は、本研究会の学生だけでなく、先生方やファブラボのスタッフの方々にとっても惹かれるものであったようで、「〈歴史民俗〉だからこそファブラボで制作できる作品があるのではないか」と私たちも次第に考えるようになりました。


 そのような中で、今年度はファブラボみなとみらいのスタッフの方々から「ファブラボみなとみらい展」への出展をお声がけいただきました!昨年の「ファブラボみなとみらい展」では研究会員の1人が作品を出展していましたが、今回は研究会全体の作品となります(昨年度の個人制作に関しても会誌第3号にコラムを掲載しています)。

 今回の作品のテーマは「音」×「形」×「地域」です。「音」は目に見えない現象ですが、時には波形という「形」で視覚的に表現することができます。私たちの生活空間に存在する多種多様な「音」から生活や地域について考える視点は「音の風景」「サウンドスケープ」と称されることがありますが、今回は横浜4ヵ所の音の違いを表現するために、3Dプリンターで印刷した波形を地図に落とし込む「サウンドスケープマップ」の制作を企画しました。

 そして、ただ成果物を発表するだけでは面白みにかけてしまうため、今回はクイズ形式を取り入れました。作品に触れる方々には、「4つの波形」「地図に印字された4つの★」「サウンドヒント」を手掛かりに、各々の波形と地域を結びつけていただきます。クイズの答えは研究会のnoteに別記事を設けていますので、こちらもご確認いただければと思います!(※なお、本プロジェクトは年度末に簡単な報告書としてまとめる予定です)

 ファブラボみなとみらい展は3つのエリアにおける作品展示をはじめ、ワークショップとスタンプラリーも含めた大規模な展示会です。興味を惹かれる作品に必ず出会えるはずですので、どなた様もぜひ足をお運びください!その際には、私たち研究会の作品にも目を通していただければ幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします!


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