神奈川大学民俗学研究会

神奈川大学国際日本学部歴史民俗学科で学ぶ学生が自主的に設立した研究会です! 主に会誌『…

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神奈川大学国際日本学部歴史民俗学科で学ぶ学生が自主的に設立した研究会です! 主に会誌『神大民俗』(マガジンに掲載中)や活動報告をアップしていきます。

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はじめに

 神奈川大学民俗学研究会は、神奈川大学国際日本学部歴史民俗学科(2020年新設)を母体とする学生主体の研究会です。  コロナ禍とともにに学生生活を送っている我々は、オンラインでの受講を余儀なくされたこと、学生や先生方との交流の場を十分に得られなかったこと、入校規則や外出自粛により歴史学・民俗学ともに欠かすことのできないフィールドワークを行えない状況であったことなど、様々な影響を受けてきました。  しかし、江戸の人々が常に疫病と隣り合わせの生活を送っていたように、現代を生きる

    • 会誌『神大民俗』第3号刊行のお知らせ

       みなさん、こんにちは!昨年8月以来の投稿となってしまい、読者の方々を随分とお待たせしてしまいました…。  本研究会では年度末に会誌『神大民俗』を刊行しています。2023年度は3つの特集と寄稿論文を掲載した第3号を発行し、本研究会の一年間の研究成果を発信いたしました。本記事の末尾に会誌のPDFデータを添付しておりますので、ぜひご覧ください。また、本紙をお求めの方がいらっしゃいましたら、本研究会の連絡先(jindaifolklore@jindai.jp)にご一報いただけますと

      • 新企画始動です‼【参加者受付中】

         本研究会はこれまで、共同研究をはじめ、個人のレポートや寄稿論文、横浜を写したアルバム、座談会など、様々な企画に取り組み、その成果を会誌『神大民俗』にまとめてきました。  本年度は、研究会員の内3名が神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士前期課程に所属していることから、新たな企画「体験談会」を実施する運びとなりました。「学部と研究科を繋ぎたい」という研究会の当初の目的を果たすことができるよう、研究科の先輩方にご協力いただきながら、始めは学部生に向けて年に数回、「体験談」を

        • ご来場ありがとうございました!〜民具ガチャ実施レポート〜

           2023年8月4日(金)、神奈川大学みなとみらいキャンパスで行われたオープンキャンパスでは、我々神大民俗主催の体験イベント「民具ガチャ体験」を開催しました。当日は太陽が照りつける炎天下ではありましたが、延べ120人もの方々がこの体験イベントに参加され、大盛況のなか閉幕いたしました。ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。 ★体験イベントに参加された方々の声  会場には民具ガチャだけでなく、民具ガチャに活用した資料の実物展示や、ミニ講義の主題でもあった歴史資料と

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        マガジン

        • 会誌『神大民俗』
          3本

        記事

          民具ガチャ体験〜2023年8月4日オープンキャンパス〜

           2023年8月4日(金)、神奈川大学みなとみらいキャンパスにてオープンキャンパスが開催されます。歴史民俗学科では様々なイベントを企画しており、今回の記事では、学生企画イベント「民具ガチャ体験」について宣伝させていただきます。 ★歴史民俗学科のイベント  「民具ガチャ体験」に触れる前に、歴史民俗学科のイベントを紹介します。  午前中に開講される2つの「ミニ授業」では、現代(今回の主題はデジタルファブリケーション)と民俗学の関わりに触れることができます。「民俗学ってなんだろ

          民具ガチャ体験〜2023年8月4日オープンキャンパス〜

          会誌『神大民俗』第2号~六角橋民俗~ 

           会誌『神大民俗』第2号では、共同研究「六角橋民俗」の調査報告をまとめています。  第1・2章では、六角橋商店街の歴史や取り組みの概況を示し、第3・4章では、ドッキリヤミ市場や計14店舗の聞き書き調査で見聞きしたことを記しています。巻末には「六角橋商店街アルバム」として、モノクロームで表現された六角橋商店街の姿を掲載しています。  会誌本文の写真資料は白黒ですが、カラー写真は別記事にて共同研究の記録と共に載せていますので、そちらもぜひご覧ください。

          会誌『神大民俗』第2号~六角橋民俗~ 

          ありがとう、麦殿大明神!

           コロナウイルスが日に日に勢力を増していた2021年9月、突如みなとみらいキャンパスに現れた麦殿大明神(会誌『神大民俗』創刊号参照、マガジンにて掲載中)は、約2年間、災厄を祓い続けてくれました。  2020年から2021年の前半までは、ほとんどの授業がオンラインで行われ、ようやく対面授業を受けられるようになったのは、2021年の後学期からでした。その中でも制約が多々あり、いよいよ自由に学校に通えるようになったのは2022年。学生それぞれが厳しい制約のなかで学校生活を送ってき

          ありがとう、麦殿大明神!

          共同研究「六角橋民俗」

           研究会2年目は、神奈川大学横浜キャンパスの近辺に位置する「六角橋商店街」をフィールドとし、聞き書きを中心に、六角橋商店街の歴史や六角橋商店街に生きる人々の姿を追いました。  共同研究参加者は計13名、今回は学科の全ての学年から参加者が集まりました。2022年5月から7月にかけての文献調査は各々の作業となりましたが、夏休み期間を利用したフィールドワーク(2022年8月25•26日)の際には、異なる学年の学生同士で2人一組のペアを作り、聞き書きに出てもらいました。最初はペア内で

          共同研究「六角橋民俗」

          『神大民俗』創刊号(2022年3月)ついに刊行です!

           創刊号では、学生計19名、学科の先生、他大学生1名、他大学院生1名による寄稿を掲載し、3つの特集を組んでいます。また、表紙題字は神奈川大学学長、小熊誠先生に揮毫いただいたものです。  第一特集は、研究会初の共同研究「麦殿大明神御降臨プロジェクト」を取り上げています。麦殿大明神の概要をはじめ、プレゼンテーションに向けて作成したキャプションやプロジェクトに関するコラムを載せています。さらに、本研究会を麦殿大明神と引き合わせてくださった木下直之先生にもご寄稿いただいております。

          『神大民俗』創刊号(2022年3月)ついに刊行です!

          参加・入会に関するお知らせ

           本研究会は、歴史・民俗に関心のある人ならば、どなたでも活動への参加を歓迎いたします。  本会の趣旨にご賛同の上、より多くの皆様に、ご入会・ご参加いただきますようお願い申し上げます。  本研究会の活動内容は以下の通りです。 一、年に一度、会誌『神大民俗』刊行 一、フィールドワークを含めた共同研究  入会希望、または一部活動参加希望の方は、氏名・所属・今後の連絡先記載の上、左記メールアドレスまでご連絡下さい。その他、ご不明な点ございましたら、お問い合わせください。また、本

          参加・入会に関するお知らせ