なんでも「ハラスメント」にしちゃうのはリスクがあるよねってお話。
こんにちわ!
今回は、「ハラスメント」って便利な言葉だけど、何でもかんでもハラスメントでくくっちゃうのはリスク、的な話をしたいと思います。
なんでもかんでもハラスメントって言えばいいもんじゃない
最近、ことあるごとにニュースなどで「ハラスメント」っていうワードが飛び交うようになりました。
ためしに「ハラスメント 種類」でググって出てきたこちらの記事によると、なんと現在、35種類ものハラスメントがあるみたいです。
すごい数ですよね。
「セクハラ」とか「パワハラ」はよく聞きますし、実際に問題であることも多かったりしますが、「ヌードルハラスメント」なんてことば初めて聞きました。
ヌードルハラスメントとは麺類などをすする音によるハラスメントこと。
引用:ハラスメントの定義とは?全35種類の○○ハラスメント一覧
これさぁ、ラーメン食べるときに無音で食べるやついるの...?みたことないんだけど…。
ぜんぜん温度冷ませないじゃん。食べ終わった後は熱でくちびる腫れ上がって穴子さんみたいになってそうなんですけど。
・・・っていうのが正直な感想です。もうなんでもありじゃないですか?
そのうち、30過ぎのおじさんが公園歩いてるだけで「森林浴ハラスメント」っていわれたりとか、電車の中で呼吸してるだけで「呼吸ハラスメント」って言われたりしそう。
挙げ句の果てには、ただ地球に立っているだけで「生存ハラスメント」なんてのも、冗談ではなく本気でいわれそうな気がしてます。
「ハラスメント」のデメリットと、世の中への貢献
以前にツイッターでこんな画像をみて、衝撃を受けました。
すべての人を納得させるのは無理だし、ケチをつけようと思えばいくらでもケチをつけられちゃうんですよね。
職場の上司で YouTuber でもあるおっくんも言ってましたが、ファミマの「お母さん食堂」なんて素敵なネーミングにたいしてケチをつけることだってできちゃうんです。
どんなことでもハラスメントにしようと思えばできちゃうわけですね。
ただ、「ハラスメント」っていうことばがまるっきりダメかというとそうでもなくて、むしろすごい貢献度だなと思うところもあります。
たとえば、「セクハラ」「パワハラ」っていう言葉が世の中に浸透するまでは、きっと今とは比較にならないくらい性的ないやがらせを受けたり、暴力 (言葉含む) を受けたりする人は多かったはずです。
でも「セクハラ」「パワハラ」が世の中に浸透してからは、そこに関する法律が整ってきたり、企業側もかなり注意したりして、だいぶ変わりました。
助けられた人も多いはずです。
ここから考えると、「ハラスメント」っていう言葉自体がだめなんじゃなくて、あまりにも便利な言葉なもんだから、使う側がかんたんに使いすぎちゃうことが問題だと思っています。
「ハラスメント」を使いすぎると、、、
「ハラスメント」は、使いすぎると自分が損をすると思ってまして、最終行き着く先は「じゃあひとりで誰とも関わらずに生きていけば?」になります。
仏の生まれ変わりなんじゃないかというみなさまくらいの優しさがあればいいかもしれませんが、ぼくだったら、過剰に「ハラスメント」って言ってる人とは正直関わりたくなくて、「なんでもかんでもハラスメントっていってるおめぇがハラスメントだよ」っていいたくなります。
で、きっとぼく以外にもそう思ってる人って多いと思ってまして、「ハラスメント」を使いすぎると、どんどんひとが遠ざかっていっちゃうと思うんですね。
結果として、気づいたときには周りから誰もいなくなってる、なんてことになってそうです。
さらにいえば、自分の成長も鈍化してしまうとも考えてます。
もちろんパワハラは絶対ダメだと思うんですが、場合によっては「愛のムチ」的なのは必要だと思うんですね。
でも「パワハラ」が浸透しすぎて、指導する側はかなり気を遣う必要が出てきてたりします。
「パワハラ」のリスクをおかしてまで人の育成をするよりも、自分自身に集中した方が楽なので、最終的には指導しなくなります。
結果として、フィードバックを受ける機会が減ってしまって、自分ではいいと思ってやってるけど、周りから見たら何やってるのあいつ?的な「はだかの王様」が量産される、なんてことになりかねません。
ということで
なんでもかんでも「ハラスメント」でくくってしまうと、最終的にひとりで生きていくしかなくなるし、自分も損するよっていう話でした。
ぼく自身、フィードバックを受ける機会がかなり減ってしまっているなと感じるので、自分からフィードバックを受けにいくように気をつけます。
全員が ラブ&ピース で生きていって、ハラスメントなんて言葉が必要なくなる世の中になったらいいなー!
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