【TEDメモ】なぜ優れたリーダーの元では安心を感じられるのか

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リーダー論についての話。

チームの成果が最大限発揮されるのは、チームリーダーに対して信頼感を持てている時で、チームに安心感があるとき。

信頼や安心がなきゃ成果を出すとかの前に、自分の身を守ろうとするので「協力」が生まれず、成果は生まれにくくなるよね、みたいな話です。

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・ウィリアムスウィンソンという大尉
・戦地で危険を顧みず、負傷者の救出や部下の遺体を回収
・回収するとき、部下の額にキスをして、また部下の救出に向かう
・軍隊では他人のために犠牲をいとわない人間に勲章をあたえる
・ビジネスの世界では、他人を犠牲にする人間にボーナスを与える
・ウィリアムのような人間はどこから生まれるのか
・重要なのは環境で、環境さえ整えば誰もがこのような能力を持つ

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・ある、ヒーローのような人に話を聞く機会があった
・大事なのは信頼と協力だという
・どうすればこのような気持ちが生まれるか
・チームに安心感を持てるかどうかで生まれる
・昔の人類は、気候や獣といった寿命を縮めるリスクがたくさんあった
・生き残りのための戦略として信頼と協力をするためのコミュニティーで生きた
・現在においても同様といえる
・リーダーが組織内の人々の生活と安全を守るように心がけ、メンバーに安心感を持ってもらうように心がけると素晴らしい結果が生まれる

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・飛行機に乗るときの出来事
・自分の番号が呼ばれる前に搭乗しようとした客に、係員がまるで犯罪者を扱うかのように対処した
・なぜそうするのか聞くと、問題を起こすとこっちがクビになりかねない、と答えた
・彼女から伝わってきたのは、彼女の所属するチームリーダーに対する不信感
・不信感があると、リーダーの引っ張るコミュニティーに信頼が置けなくなる
・となると、自分を守るために時間とエネルギーを割かざるを得なくなる
・こうして組織が弱体化する
・安心感があれば、お互いに協力し、がむしゃらに働き、外部の危険に向かってチャンスをものにできる

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・リーダーシップとは地位ではなく選択
・リーダーにふさわしいといえる人は、自分のチームのメンバーの面倒を見るときめたひと
・戦地にいるある海兵隊員の話
・海兵隊では上官が1番最後に食事をする
・部下が食事を食べ終えた頃には、リーダーの食事は残っていない
・戦地に戻るとき、部下が自分の食事を少しずつ上官に持っていく
・自ら率先して行動する人がリーダー
・誰よりも先にリスクを冒す人がリーダー
・部下が安全に守られるよう、部下のためを考え、自らは犠牲になる選択をする人こそリーダー
・こうしてチームメンバーは自ら犠牲を払うようになり、リーダーのビジョンを実現させようとする
・なぜそのリーダーのために血と汗と涙を流すのか、と問われたらこう答える
・彼も自分のために同じようにしたことでしょう

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自分がリーダーの立場にあるときは、いかにチームメンバーから信頼を得られるか、が重要になることは間違いないと思います。

ぼくがチームメンバーなら、信頼できないリーダーのために仕事をしたいとは思えないし、動画の中でサイモンさんがおっしゃる通り、自分の身を守ることにフォーカスすると思います

ではどうすれば信頼関係が生まれるか、というとこれは小さな行動の積み重ねなのかな、と。

たとえばこれまでを思い返すと、信頼できるリーダーはこんな特徴がありました。

☑︎自分よりもさらに頑張っていることが伝わる
☑︎行動からいつも敬意や誠実さが伝わってくる
・たとえば帰り際に「お疲れ様でした」と挨拶をすると、座っていてもかならず立って挨拶してくれる
・けっこう上の立場の上司から理不尽な叱責を受けていると、横からはいってきて「それは違う」といってくれる
・ほかのメンバーに対して陰口をいったりしない、など

まとめて一般論化すると、サイモンさんが言う通り、自ら率先して行動し、誰よりも先にリスクを冒し、部下が安全に守られるように部下のためを考え、自らは犠牲、というと言い過ぎですが、ある意味犠牲を払うことができるひとが信頼されるリーダーになりうるのかもしれません。

Googleでも心理的安全性に関する以下の研究結果が出ているそうです。

リサーチチームは、真に重要なのは「誰がチームのメンバーであるか」よりも「チームがどのように協力しているか」であることを突き止めました。

心理的安全性: 心理的安全性とは、対人関係においてリスクある行動を取ったときの結果に対する個人の認知の仕方、つまり、「無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われる可能性のある行動をしても、このチームなら大丈夫だ」と信じられるかどうかを意味します。心理的安全性の高いチームのメンバーは、他のメンバーに対してリスクを取ることに不安を感じていません。自分の過ちを認めたり、質問をしたり、新しいアイデアを披露したりしても、誰も自分を馬鹿にしたり罰したりしないと信じられる余地があります。

引用:「効果的なチームとは何か」を知る

ウォーキングデッドという有名なドラマがありますが、ゾンビから身を守るためにそれぞれコミュニティーを作って立ち向かっています。

強いコミュニティーは、信頼感が抜群ですし、逆に崩壊するコミュニティーは相互信頼がほとんどなかったように思います。

自分がリーダーなら、チームの中で心理的安全性を高めることが成果を最大化するためのおおきな鍵となることは間違いなさそうです。

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