レモンをもらったら、レモネードを作りまくろうと思った話。
英語圏には、こんな諺があるそうです。
When life gives you lemons, make lemonade.
直訳すると、「人生があなたにレモンを与えたなら、レモネードを作りなさい」という意味です。
レモンっていうのは、そのまま食べても酸っぱいわけですけれども、砂糖を加えてレモネードにすることで甘くて美味しい飲み物になります。どんなにつらく苦しい状況だとしても、工夫次第で素晴らしい体験に変えることができるってわけです。
最近知ったことわざではあるんですけど、この考え方は死ぬまで脳に刷り込んでいた方がいいなと思いました。
人生においては、大量にレモンを渡されるからです。
2500年も判明!人生は四苦八苦ですよ
いまからおよそ2500年ほど前、菩提樹のもとで悟りの境地に至った「お釈迦様」という人物が言ったそうです。
人生はね、四苦八苦なんだよ。
生まれてきたひとは必ず老いる。ハゲてきたり、白髪になったり、シワやシミが増えたりして見た目も老けるよ。歯だってぬけちゃう。歳を取ればいままで自由に動かせていた体だって思うように動かなくなってくる。
死んだ方がマシだと思えるような病気もするかもしれないし、同じようなレベルの怪我もしちゃうかもしれない。ひとは必ず死ぬものだけど、今日死ぬかもしれないし、明日死ぬかもしれない。いつ死ぬかわからない「死」の恐怖もあるよね。
たぶんこれから先、あなたにとって大好きな人、愛してやまない人って出てくると思うんだけど、どちらかが死んでしまうだとか、なにかしらの事情が出てきて大好きな人と離れざるを得なくなることもきっとあるよ。
逆に、まったく理解ができない死ぬほど嫌いなやつに会うことだってたくさんでてくる。どんなに欲しくったって手に入らないものなんてのもたくさんあるよね。
だからね、人生は四苦八苦なんだよ。
なるほどまぁ頷けます。たぶん、この文章を読んでくださっているあなたも心当たりはあるんじゃないでしょうか?
もちろん人生には喜びだってたくさんあるはずです。これまで嬉しかったこと、感動したことは数え切れないくらいたくさん経験してきました。
とはいえ、誰であろうが生きている人は、この「四苦八苦」からは逃れることができない。
どうやったってレモンは大量に渡ってくる、というわけなんですね。
どうしたってレモンが渡ってくるなら、大量のレモネードを作りまくってやろうじゃない!
最近、仕事の業務量がわりと増えてる状況にありまして、残業がかさんで帰ったらもう疲れ果てて寝るだけ。ぎりぎりまで寝て起きたら翌日また仕事、みたいなサイクルが続いています。
いまの仕事は好きなんですけれど、とはいえあまりに業務量が増えちゃうと仕事以外の時間がなくなって、つらくなることもまた事実だったりします。
レモンが大量に渡ってきてる感じです。つまり、「レモネードチャンスゾーン」です。ふふふ。
工夫次第でこの業務量を残業なしで対応することができるようになれば、ぼく自身のレベルが上がって今後さらに大きな挑戦もできますし、ほかのひとを助けることだってできるようになるだろうし、プライベートタイムでやりたいこともできるようになるはず。
どうやったってレモンは渡ってくるんです。それなら、ぼくたちはレモネードを大量に作るしかないじゃないですか。いい意味で、ですよ。
事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。
by フリードリヒ・ニーチェ
有名な哲学者、ニーチェもこう言っています。
レモンが渡ってきたときに、多くの人が思うようにただただ「しんどい」と思うのか、「レモネードチャンス」と捉えるかはぼく達次第です。
どんなにしんどいことがあっても、
どんないつらいことがあっても、
どんなに泣きたいことがあっても、
どんなにムカつくことがあっても、
笑って「レモネードチャンス!」と捉えられると、人生の四苦八苦の時間も少しは「楽しい」時間に変えられるんじゃないかなぁと思います。
いつでもスマイル、ですね。
P.S.
まぁ、とはいえしんどいときはしんどいし、つらいときはつらいし、泣きたいときは泣いていいし、ムカついて顔に出ちゃうときだってあるんですけどね。
そういう自分がいるのは自然なことなんで、そういう自分もゆるしつつ、少しずーつレモネードに作りかえてゆこうと思ってます。。。
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