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人の経験を糧にすると得するよねっていうお話。

こんにちわ!

今回は、「自分ひとりで経験できることなんてたかが知れているから人の経験を奪っちゃった方がいいよね!」みたいな話をします。



本を読んで「知見」を奪う!

ぼくは本を読むのが好きで、昔から割と本を読んでいます。冊数でカウントすると、ざっくり月間 10冊前後くらいは読んでる感じです。

もちろん「これだけ本を読んでるんだよ!すごいでしょ!」っていいたいわけではなくて、なぜこれだけ本を読んでるかっていうと、シンプルに「ほかの人の知識や知恵を奪えるから」っていうのが理由になります。

本を書いた人が、それまでの人生で経験してきたことや、勉強してきたことがきれいにまとめてあるのが「本」です。

1から自分自身で経験をしなくても、その分野を専門に勉強してきた人の知見を「本」を通じて学ぶことができます。

これはめちゃくちゃお得なことだと思っていて、たぶん本を 10冊分の知見を自分自身で得るってなると「1ヶ月」なんて時間じゃぜったい無理。

本1冊分の知見を得るのに半年かかると仮定した場合 (これでもかなり少なく見積もってる)、単純計算で「5年」かかります。

それが本を読むと「1ヶ月」で済むんです。

もちろん、「読んで理解する」と「やってみて体で理解する」のとでは天と地ほどの差がありますが、それでも学ぶことにかかる時間はかなり短縮できます。

10冊の本を読んで、読んだ内容を1年実践すれば、相当理解度は上がっているはずです。

4年も時間を短縮できちゃいます。

さらにすごいのが、「時間」や「国」を超えて学べてしまうことです。

有名な著者でいうと、ドラッカーや D・カーネギー、アドラーなど、もう亡くなっている、外国の方の知見だって自分のものにできちゃうんです。

「これだけメリットがあるんだから、本を読まない理由がないよな、、、」とぼくは考えています。



周りの人の「知見」を奪う!

本だけじゃなくて、まわりにいる人からも知見は奪うことができます。

ぼくは中途入社の方の研修を1ヶ月ほど担当することがあるのですが、以下のような質問をさせてもらってます。

「これまで生きてきた中で印象に残っていることはどんなことですか?」
「ここだけ」は死ぬまでに絶対1回は行っておくべきっていうところはどこですか?」
「最高におすすめしたいアニメ / マンガはなんですか?」

音楽でいえば「ヨルシカ」、場所でいえば「しまなみ海道をチャリで渡る」、マンガでいえば「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」など、すべて人から教えてもらいました。

わざわざ1から調べなくてもすごいいい情報を教えてもらえたりするんです。いい意味で「その人の経験」を効率よく奪っちゃうことができます。

人それぞれ価値観が違うので、もちろん自分に合わないこともありますが、それでも自分でぜーんぶ調べるよりお金も時間も削減できることは間違いありません。

めちゃくちゃお得なんです。

これは新しいことを学ぶときにも応用できます。たとえば、先日こんな記事を書きました。

おなじ「研修担当」をしているけど、ぼくよりもたぶん「時間」や「経験」を積んでいて、ずっとレベルの高い研修担当講師。

すごすぎてスイカが1個まるまる入りそうなくらいにぽかーんと口が空きました。

たぶん、その人に会うことなく1から自分でそのスキルを身につけるとなると、かなりの時間がかかることだろうと思います。かなり試行錯誤が必要そうなので。

でも、ぼくは同じだけの時間や経験をかけずともその人に近づくことができます。

徹底的に「真似」しちゃえばいいんです。

仮に、その講師がやっていた研修の仕方を100%完全に真似することができれば、理論上「研修スキル」については同じレベルに追いつくことができます。

まぁもちろんまったく同じにできるかというとかなり難しいと思いますし、真似するってったってそうかんたんじゃないとは思うんですけど、学習時間を大幅に短縮できるのは間違いありません。

その人が「時間」を費やして「経験」を培い、積んできたスキルを、短い時間で奪うことができるというわけです。

「奪う」っていうよりは、正確には「学ぶ」にはなりますが、見本になる人がいたら、徹底的に真似した方がぜったい得ですね。

ここに関しては「僕のやり方で」みたいなよくわからんプライド?は捨てた方がいいです。これは断言できる。



というわけで

自分一人で経験できることなんか高が知れているので、本や人を通じてどんどん人の経験を自分の糧にしていった方がいいよねっていうお話でした。

もうちょっというと、人から学んだことはどんどん人に学んでもらえるように共有していくといいと思います。

どんどん自分から奪ってもらって成長してもらった方が、自分もその人から学べるチャンスが広がりますし、競うことができておもしろいので。

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