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ふきだすほどの汗で暑さへ対処できるスイッチがはいる気がする


はじめに

 なにも根拠のある話題ではない。梅雨あけをまぢかにしてあきらかに感じること。

季節を着実にのりこえていくにはからだにやどるいくつかの「スイッチ」を確実にONの状態に。

きょうはそんな話。

のりこえられるか

 このところの季節の移りかわるようすをふりかえると、いずれも「はげしさ」、「過剰」のことばがあたまをよぎる。高温や雨の降りかた、風のふくようすなどそれまでの経験がまったく通用しない。それでもなんとか生きていかないと。わたしたちのからだやこころはそれらへの適応を余儀なくされる。

そうはいいつつからだはおとろえつつあり、疲労はたまりやすくなかなか抜けにくい。とくにこのところの暑さにはなかなかからだが順応しないようすがみてとれる。わたしは冷房と暑さの温度ギャップがこたえる体質のよう。とくに気温と湿度の急なへんかにあきらかにおいついていかない。

やむなくうごく

 それでものりこえていかないと。先週あたりから草ぼうぼうの庭のようすをちらりと横目で見ながら通勤していた。そろそろ刈らないとなあと見たくないものに目がいく。草刈り機をつかえる担当者はわたししかいない。ところがタイミングわるく暑さがやってきた。雨もふりつづいている。雨でぬれた草が刈りにくいのはやってみるとすぐにわかる。

ときに3連休。たまたましごとは初日のあさでおわる。いいわけや口実をつくってもはじまらない。この暑さがふつうでないのはわたしでもわかるし、むりは禁物。庭を区分して3日かけていつもの3倍ふんだんに時間をかけることにした。これならば熱中症の対策となるだろうし、からだも悲鳴をあげにくいはず。

おもむろに長袖シャツに長ズボン、長い靴下に長靴、軍手をつける。それでも露出するはだの部分(顔や耳)にはUVクリームをたっぷりぬって外へ出る。もちろん水をいれたボトルもたずさえて。

容赦ない陽射しと草刈り機の調子

 まわりに家のない畑地ならば多少の音を出しても支障はなかった。夜あけまえのもじどおり朝飯まえにはおわらせるしごと。だがこの庭はそうはいかない。まわりは家にかこまれている。休日のご近所のめいわくをかんがえて、3日間ともじゅうぶん日の高くなった9時から10時開始。なるべく短時間できりあげる。

ところが日ごろつかいなれてるはずの草刈り機。この日はじめたとたん思うように作業が進まない。夜半すぎの雨で草がめれている。そのためだろうと思いつつ作業をするがなかなか進捗状況はおもわしくない。

なぜだろう、バッテリーの消耗かなとチェックするとたしかにのこりすくない。準備がわるかった。5分もつづけずにいったんはずしてフル充電。作業を20分ほど中断。

充電完了、作業をおもむろに再開。ところがおかしい。雨でぬれている影響だろうとその日はかまわずそのままつづけた。予定の半分ほどしかすすまなかった。しかも時間はふだんの倍以上かかった。

おわりに

 けっきょく2日目の途中で円形の刃を新品に交換。すこしはよくなった。4年前まで6年間やっていた農業。早朝でかけて農作業ののちに15分ほどであぜなどをてきぱき草刈りしたころがなつかしい。タイトル写真のように山ぎわに陽がのぼるようすをみつつ家にもどっていた。

ところが今回、小1時間ずつ3日間もかけてしまった。この暑さの日中ならばやり慣れた方々でさえ用心しつつの作業。

この3日間の連休でようやく汗がふきだすからだのスイッチが稼働しはじめたかんじ。からだじゅうの毛穴がはたらいて汗がスムーズにでる感触。ようやく酷暑と残暑への対応ができるからだになったかも。


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