食事のスタイルにあうスープを入れる食器をさがす
はじめに
こういうことは休日の朝にしか思いつかない。けさもそうだった。わが家にはスープをよそう食器がない。みそ汁もポタージュもおなじ和洋折衷の汁椀にいれて出す。なにかよいいれものは...。
このクニではスープでも家ならばえんりょなく口を食器につけて飲んでもさほど違和感はない。
みそスープつまりみそ汁にスプーンをつかうと猛烈にそうじゃないよというかんじ。じゃあ洋風のスープならばどうしよう。スプーンをひっぱりだすほどではなく、口をつけたってかまわない、でも洋風でもなじむものがあればなおいい。わがままかもしれないけれど汎用性のある食器とは。
朝におもいつくもの
いそがしい朝はさっと何でもすませたい。身近にある椀ですませてしまう。なんでもハラにぶちこんでさっさと行ってこい、とまでは思わないが、休日ぐらい食事をゆったり摂りたいしすごしたい。
これはみそ汁じゃないよ、ポタージュやコンソメだよとさしだしたい。もちろんマグカップでもいいのかもしれない。かといってせっかく手づくりしたスープが器のせいでインスタントのスープのように見えるのもなんかちがう。
食器棚のいまのスペースからかんがみて和洋両方につかえるとなおいい。
そんな食器って
和洋折衷のスープ椀って。スープ皿は平たくあくまでもスプーンでもって口にはこぶ。わが家はそんな格式ばった由緒ただしき貴族でもなんでもない。ええい、ずるずるとさっさと飲んでしまえとなりそう。それでも飲みやすさと洋風のスープの入っていることをさりげなくつぶやいてくれる入れものとは…。
あれっ、中華スープはどうやって飲んでたかな。あっそうかやっぱりレンゲかスプーンをつかうか。いってみれば洋風なんだ。そういえばヨーロッパと地つづきだもんなあ。そうかこの点では共通なのか。
日本ってその点だけみれば特殊なのかも。みそ汁はスプーンやレンゲをつかわないから。さじってなににつかうもんだろうという新たな疑問がわくがそれは今回は置いといてと。
そんな意味不明無理難題奇々怪々な状況のあたまのまま食器売場に足を運んだとしてもみつかるものだろうか。まずはネットで探してみよう。
「スープ椀」といれて検索すると...。ああ、やっぱり中華風のがたくさんでてきた。これはあの中華料理屋でつかっているものに似てるとか、関係ない方向にすすみそう。
耳がつくと
そうやって検索した画像を繰っていく。すると...あっ、あった。耳つきのスープ椀。よこにスプーンが添えてある。両耳がついているとつかみやすいがやっぱりスプーンをつかうイメージだな。
もちあげて口につけて飲むかんじはしない。片方だけの耳のついたものだとどうか。
ああ、これならばスプーンをつかっても、もちあげて口をつけてのんでもさほど違和感ないか。
つぎつぎと陶器製のものがあった。いずれもスープ椀というよりスープカップ。そうか「スープカップ」か。ようやく適切なことばをみつけて再度検索。
けっこう難儀な食器さがし
そういえば思い出した。前にこんな記事書いたな。
けっきょく、このときはワンデッシュ用の平たいかるい皿をコープの個配でみつけて注文した。朝食用に重宝し、ほぼ毎日つかっている。その記事でもこう書いていた。
地方の中核市、そのまた南の端の中山間地に住んでいる身にとって、なにかほしいものをみつけだすにはそれなりに気合を入れないとはじまらない。
食器をあらたに入手するのも同様に半日仕事。せっかくならばネットではなく、できれば手にとりお気に入りをさがしたい。
日頃の仕事のローテーション、道順を考えると店はあそこしかない、そうだ、きっとあそこならばと向かった。
あっけなく予想は裏切られ、そのようなものは置いてなかった。日本でも指折りの大手のモールを形成する店のはず。売り場もそれなりに広いのに。あっさり見つかる、手に入る、と思ったものがないときの落胆は大きい。
おわりに
こうして気に入った食器をさがしてみつかれば、わずかな額の投資で生活の質があがった気がしてうれしい。手にとって使い勝手などをたしかめて買えるのがいちばんだけど。
無印あたりにかるくてシンプルなものがあるかもしれない。さがしてみよう。
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