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これに使うぶんなにをおさえるか:はいる収入が変わらなければ抑えてやりとりするしかない


はじめに

 わずかな収入にすぎないのに、社会保険、年金、税金と社会を維持するうえでやむなくそこから支払う。もはやてもとにはかすかな額。これであらたな拠点の家賃をはらっていかねばならない。

いくたび算段してもちいさなケタのひき算だけでことたりる。なにもハイレベルの数学を駆使すべき家計ではない。

どこをけずろうか。

きょうはそんな話。

はいるものとでていくもの

 ここにはなにも景気のいい話はない。それでもこころのなかは♪がある状態。自営業ひとりで昨今の状況以前からかつかつできりぬけた。もちろんまっただなかのころはクニや自治体の支援を得られた。感謝。

もちろん手をこまねいたわけではなく、いろいろとこころみた。はたらき場をリモート化したり、拠点数をひろげたり。そしてスモールビジネスを複数個やったり。いまもその作業がつづく。地方ではしごとや市場の規模がちいさい。広範なアイデアをいかせる場と対象がなかなかないのは当然。そこでスモールビジネス。むしろ地方こそぴったりな生き方かもしれない。

そんななか多少のじぶんへのはげましの意味をこめつつ、わが身をふりかえり、今後にいかすために帳簿や家計簿をつける。数字をながめているとやはりないそではふれない。かといって借金までして事業展開しようとは思わない。これまでも無借金で経営してきた。もちろん昨今の状況下では支援金そのほかをいただいてつないでこれた。

それを除けばなんとかひとり食べるぐらいはうごいたつもり。それにしてもたったこれだけの収入でもしっかり4割強をもっていかれる。まあ、それだけ社会に世話になったおかげかも。

のこりを小分けに

 するとのこりで食べていかないと。ここからは家計の話。もちろんエンゲル係数ははてしなく高く、文字どおり食べるためにいちばん費やす。これをまずおさえないと。くらべると昭和中頃の生活を実践すればいい。もちろん米はやすくて腹を満たせること優先。

古古米や多少のきずのある米などをえらぶ。あとは肉魚とやさいだが、たいてい旬のものをえらぶとやすくすむ。もちろんやすいものばかりではこのクニの経済の循環をかんがえればいろいろと問題がありそうなのはべつとして。

わが家計ではもはや高くて手が出ない商品が8,9割をしめる。外食やテイクアウトすらそう。もはや眼中にない。経済をまわすことに貢献できずにすまないとは思う。やむなくごみにならないうちに店にならぶ処分品をたべさせてもらえているつもりでむかう。

さてそのほかのけずりさき

 いちばんは通信費。電話はこちらから発信しない。電話で相手をよび出すのはしのびない。待ち受け専用機と化している。そしてインターネットはしごとで必要なので、やむなく安いスマホをルーターがわりにデザリング。もはやスマホは電話というよりルーター専用機。これすらもっとやすい業者はないか目を皿のようにさがしている。

さらに交通費。車の利用をどうしようか悩ましい。公共交通機関がつかえるといいのだが、90前後の両親の病院への送迎のためにはしかたない。ふだんの通勤はひとりなので環境面ではこころぐるしい。車にかける費用は大きく、先月のタイヤ交換と車関係の税金、今月の修理と車検とたてつづけに大きな額で出ていく。

お金をつかいかねない趣味はいずれも無料でおきかえた。絵や旅行などがそう。いずれもしないで済ませるか、PC上で描くとか、グーグルマップ上をめぐるとかお金をかけないものにおきかえた。

おわりに

 けっきょくのところ、いまの生活ならばお金をつかわなくても節約をたのしめばそれなりに充実してすごせる。いまのしごとはたえずあたらしいものに接するチャンスがある。

消費がかぼそいとそこからわけまえを捕捉する面々の魂胆は成就せず、さぞやくやしがり歯ぎしりするかもしれない。経済にプラス効果をあたえうるお金をもたない、つかわないニンゲンであることは確認できたかんじ。

もはやのこりの人生でつかうお金はしれている。「生存税」のことばがふとあたまに浮かんだ。うっかりすると人頭税に類するものを環境などにかこつけてやりかねないなあ。呼吸して二酸化炭素を排出しているから。これすら税金をとろうとするかも。


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