売ってもらえて買えるものがまだあるだけいいと思わなくては
はじめに
身のまわりが安心できるものであってほしいのは万人の願い。それを維持して保つにはどうすべきか。なにを維持しどこを是正すればそうできるか。なかなかむずかしい。
きょうはそんな話。
ひっぱりあい
世のなかではこぜりあいやせめぎあいがあちらこちらで見られる。この星に80億人あまりがくらし、それぞれ主義主張はことなり考え方は多様。それなりに矛を収めてつつましくとはいかない。
たしかにそれぞれ主張があり、相手に納得してもらおうという意図はありそう。とはいえ聞くほうにもいろいろと諸事情があり、受け入れられるところはかぎられる。それなりの整合性を得て、あるいは当面は主張をひっこめておたがいおちつく。そのくりかえしと積み重ね。
抽象的だが
具体的にひとつひとつの事象をとりあげてここで議論してもきりがない。当面さしせまったことからすこしでも解決の糸口をみつけようとする。そのあいだそれ以前の問題点は解決できないまま棚上げとなる。
そうしているあいだにほうっておいたほうは時間の経過とともに、置いたままで見向きもされない状態で放置されるが、おたがいそれで大幅にこまることにはならないでいる。ふしぎなもの。
ほうっておくと
話はかわるがわたし自身に目をむける。着手できずに躊躇しているあいだに時間がたち、何もせず放ったままとおなじ結果になり、「無いもの」にしてしまったことは多い。
しごともしかり。自営業なのですべて責任はわたしにふりかかる。棚においたままでなにも影響のないことは多い。結果的に些細なことだったのか。あれほど問題だとしたのは認識のあやまりだったのか、いったい何だったのかと思ってしまう。
こうするしかない
世界じゅうでじつはそうしたことが山積みなのかも。なかなかかんたんには解決せず深刻なことも多い。ヒトビトがそれぞれ知恵をしぼるはずなのに進展しない。
それでも話し合おう、またべつの機会にと約束し合う。それこそじつは半分は目的をはたせているのではと思うようになった。双方がそのかまえならばそのあいだは悪い方へはすくなくとも進まないことのほうが多くないか。
決裂してそのきっかけすらないより1歩も2歩もさきにある。
きれいごとではなく
身のまわりもしかり。日々店に商品がならべられ、なにごとも変わりないかのように買えて生きられる日々があるのも、ヒト知れず影でささえる方々のおかげ。そうした活動のたまもの。
一見すると関係の見えない方々のためにわたしたちは日々活動しているといってもいいほど。それでどうにかこうにかこれまでおたがいをささえあい生きてこれた。
事態をよいほうにしようという意図はだれもがおなじはず。ただそれにはそれぞれのエゴやなにかがともないやすい。そこをまるくけずってみがいておたがいに納得できるかたちにもっていく、それでこそヒトのありようの気がする。
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