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たしかになかカーテンと扇風機を併用して循環させるほうがクーラーの冷気をむだにしないでいい


はじめに

 ここへひっこして10日目。さすがに中山間地の開け放っていた家とはちがい、ここは賃貸マンションの最上階。さすがに午後のあたたまりかたはくらべようがない。風がやんでしまうとさすがにクーラーをいれる。

ここでひとくふう。こんなこともあろうかと冷房の効率をすこしでもよくするためのいくつかのアイテムを準備しておいた。

きょうはそんな話。

あつさがちがう

 勤務先ではいずれもクーラーがあり、その点ではなにも不自由はない。快適にすごせている。ところがわが家。このへやに移り住んで10日間のあいだ、もちろんそとでの仕事以外の日の昼間は家にいる。学習サポートのあらたな拠点でもある。ここをえらぶうえで妥協したひとつが最上階という点。夏の晴天時、どれほど夜までに昼にためこんだ熱を放出できるか。

この家には天井裏にしかけがあり、気温が35度をすぎると自動的に作動するよぶんな換気扇がへやの天井についている。わたしがへやにいるあいだはまだ稼働していない。それでもその気温ちかくまであがるとさすがにじっとしていてもあせがでる。おおかた扇風機でしのげるが日によってはそうもいかない。

このところの暑さは用心しないと意識しないうちに熱中症のまえぶれの症状がではじめる。

先日のひっこしではうでがつりかけたり、あたまがいたくなったりした。まさに前兆。いかんいかんと水をのむ。それだけにやせがまんはしないつもり。クーラーをいれとけばよかったはあとのまつり。思い至ったらクーラーのスイッチをいれる。

どうせやるなら

 そこで冷房をせっかくつかうならばと、ここへ移り住むうえで準備したものはつぎの3つ。

①空気循環用の扇風機
②なかカーテン
③へやをしきる書棚

このマンションは鉄筋コンクリートだが古い建物をリノベーションしている。そのためもとの和室のつづき間だったなごりがのこる。のなかカーテンがつかえるのもそう。

もとは欄間だったところはすこしだけ天井がひくい。そこにもとからカーテンレールがついていた。おそらくわたしのまえに住んでいたかたがのこしてくれたもの。なるほどなあ、へやをアコーデオンカーテンかなにかで仕切ってつかっていたんだと気づく。

これをヒントにへやをカーテンでしきることに。窓ぎわのエアコンからの冷風はこのなかカーテンにあたりへやのなかほどでくるりとむきをかえ循環。クーラーのはすかいの位置に扇風機の弱風()であとひと押し。

家具の配置

 それにくわえて書棚()。わが家とはいえこの場所も学習サポートでつかう。生徒たちに快適に過ごしてもらえるように、学習がスムーズにすすむようにしつらえたい。そこでテキスト類をいれる書棚(欄間とのあいだにつっかえ棒)でもってへやの一部を仕切る配置に。

12畳を仕切り冷気を循環させてみた

それ以外は冷気が循環しやすいようにへやのなかほどにはものを置かない配置にした。あかるい位置に学習づくえとなるテーブル。かどべやで窓が多くあかるいのがさいわいした。

先例がある。学習サポートの教室ではこれをやりはじめて10年ほど。やっぱり冷房の効率がちがう。冷房の温度センサーへ「冷えているよ。」のようすが的確にとどくのだろう。むだに冷やしすぎないようになった。

おわりに

 以前からの実証例があるおかげで、わが家も今回そうすることに。ここ3日間の連休においてそれをたしかめた。

ほう、というぐらいいちばん暑い昼下がりでも自動運転にしてみると「弱」のままでおとなしく稼働しつづける。したがって稼働音が大きくない。フル稼働まで至らないので音が気にならない。これは予想外。


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