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きまぐれエッセイ

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日頃の行動にもとづいたちょっとしたこと、興味の転々とするようすをきままにきまぐれにしたためました。
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2024年6月の記事一覧

大学生といっしょにまなぶ数学の行列の問題を解くのに集中していたらいつのまにか休日の1日半がすぎていた

(2024.7.1加筆あり) はじめに 研究パートのしごと先でひょんなことから入学してまだそれほど経っていない大学1年生とともに数学を学ぶ機会を得た。高校で削られた単元を学ぶ補習。話を聞くと学生たちが高校と大学間のギャップに苦しんでいる。大学の必修の演習課題がなかなか解けないという。 彼ら(理系)は文科省の指導要領の改定で数学の「行列」の単元を削られた世代。そのため大学で教わるこの単元でギャップをかかえる。ただでさえこの単元は高校で履修したわたしたち世代ですら難渋したとこ

クーラーと扇風機:この時期ならば扇風機でやりすごせる日もあるが盛夏は…

はじめに このところの梅雨空の切れ間にときたま陽がさすと、もわっとしたしめリ気が肌にまとわりつく。陽ざしもつよくじっとり汗をかく。ただし室内はそれほどでもなく窓をあけて風を入れるとなんとかなる。気温はまだそれほどでない。まだ本気の夏の状況ではない。 ここ数日で扇風機とクーラーをつかいくらべた。 きょうはそんな話。 日ごろは 梅雨に入った。とたんに湿度は70%以上をしめすように。洗濯物がとたんに乾きにくくなった。もちろん可能なかぎりベランダに干す。ここ2週間ほどたびたび

身のまわりの整理:家に残る先々代の蔵人としての祖父のかすかな資料をどうするか

はじめに どういうわけか父方の祖父がのこした帳面などがわたしの手もとにのこる。戦後すぐの頃、むかしながらの醸造所で冬の農閑期のあいだ蔵人としてはたらいていた当時に記したもの。雑多なみのまわりもふくめた手記といっていい。なかには醸造に関するこまかなしごとのだんどりなどを記している。 このところ身辺のものや事柄を整理してさらに身軽になりたいとつねづね思う。だがなかなかこうしたかんたんに処分していいものか迷う品がある。 きょうはそんな話。 地券といっしょに ほかにも手元にあ

昨年の夏と冬のわが家の電気の使用量をエアコンの視点で比較してみると

はじめに わが家(ひとりぐらし)ではいったいどのくらいの電気をつかうのか。エアコンは夏は冷房、冬は暖房といちばんの活躍をみせる。おそらくだんとつで電気をつかうだろうと予測。あとは常時ONの冷蔵庫。 きょうはそんな話。 電気の使用量 どのくらい電気をつかうのだろう。このクニの個人や家庭でつかう電気をしらべた。環境省によると 2021年のデータで1世帯あたりおよそ348kWh、(平均世帯人員2.25人)なのでひとりあたりは155kWhほど。一方、総務省の家計調査(2021

ポール・セザンヌがやろうとしたことのごくごく一端に接して

はじめに 中学生になりしばらくのあいだはポール・セザンヌの描く絵はよくわからなかった。まちがいなく油絵だけど、それまでの古い時代の画家の描く実物に忠実に描く絵とはちがうし、印象派のモネやルノワールたちとはちがうなと思っていた。 描く対象は身近な静物や風景、そして人物。なぜ「こんなふうに」描いているのかその意図がわからなかった。それらの絵にあじわいを感じるようになったのはずっとあとのこと。ごく最近といっていいかもしれない。 きょうはそんな話。 ひとあじちがう 印象派以降

「わかりやすい」といわれることについての自己分析をやってみた

はじめに 機会あるごとに主宰する学習サポートに関して、保護者の方々を経由してどんなふうに受けとめられているのかおたずねした。すると「わかりやすい」という返答をよくいただく。お世辞をいただいているのはじゅうじゅう承知の上。自画自賛になってしまうと元も子もないが、異口同音にそう返答いただくのはなぜだろうと自問自答してみる。 きょうはそんな話。 気づいていないかも はやいもので学習サポートで何気なく教えつづけてかれこれ20年。そのあいだにカウントしたわけではないが地域の児童・

書こうと思ったことを瞬間で忘れてしまいがちなこと

はじめに しばらく前からなのでしかたがないのかもしれない。それは物忘れ。とくにnoteの題材を思いついたときがいけない。すぐに何かに書きとめないとあっさりわすれてしまう。たいてい半分ほど思い出せない。はがゆい。 きょうはそんな話。 忘れるからこそ どうしてこんなにいろいろおかしなことをしてしまうものなのか。このところとくにふえたわけではないが何日かに一度ほど物忘れにともない起こる。とくにはっきりしているのがnoteの題材。ほぼ日課にするほどなのでとくに「忘れがち」と感じ

列車の旅は目的地にむかうのとはべつに途中下車にもおもしろさの要素がありそう

はじめに 昨今の状況のまえ、旅といえばまず列車を選択という時期があった。手持ちの資金はすくなく時間のみに余裕がある若い頃、各駅停車の普通列車で移動。気がむけば途中で降りてはじめての土地を勘をたよりに散策する。わりと方向音痴な自分をためす意味で突拍子のないことが起こりがちで興味をそそる。 きょうはそんな話。 列車の旅 すでにどんなつもりでどこへ向かおうとしたのか思い出せない。行き当たりばったりの旅でおこるさまざまにはわくわくするもの。予定した先の目的地ではたいした用事はな

ものを手に入れるのはたやすいがあらたにスペースをつくるのは格段にむずかしい

はじめに 研究パートの職場。あらたな研究に着手しようとして必要な材料や機材をあつめてまわる。たりないとお願いして購入、生きものが対象なのでそれに適した試薬、用具をあれこれ手配する。そのあいだは場所の工面に右往左往することに。 きょうはそんな話。 さまざまな機材で埋まるへや ここは研究パートの研究室。いろいろなアイデアが湧いては消える。そのたびに手もちの機材や身のまわりの素材で適当なものを見つける。ないないと言いながらもそれなりにさまざまな実験器具があり、それなりのスペース

あす以降のまとまった雨にそなえて先手を打とうと洗たくを早めに終えてふとんを干した

はじめに このところ雨についてのアナウンスがあると大ぶりするのではと心配になる。それにそなえてローリングストックを点検。これからの1週間で雨がつづくことはまちがいなさそうなのですくない晴れ間に洗たくとふとん干し。 きょうはそんな話。 いそいで洗たく あした以降で雨のつづく予報。これから先の雨の予測をかなりできるようになり、気象予報士の方々などがSNSなどにはやめに週間予報や注意喚起をしてくださるので感謝している。このところ半端でない量で降るようすが気になる。とくに週の後

たびの計画をあれこれ練るのをたのしむなかで自分の特徴に気づいたかも

はじめに ひさしぶりに遠出する予定。たったの2日間にすぎない。それも自営のしごとの出張をかねて。そんな機会がないと昨今の状況以降なかなか足が向かないし、みずから動こうとしない。まだひと月以上さきのそんなたびの計画を練るのが思いの外たのしいのだが。 きょうはそんな話。 なるべくゆったりと ひさしぶりのたび。じつに昨今の状況をはさんで以来。そろそろ用心しつつ動いてみようと思った。本来はしごとでひとに会う。そこでの接触はとことん短時間にして、移動につかう交通機関をなるべくヒト

使い古したクレジットカードで交通機関を利用できるべんりさとあっけなさ

はじめに かなり以前のこと。公共交通のワンマンバス(それ以前はべつに車掌がいた)を利用するまえに小銭をたずさえているかどうか確認してから利用していた。運営する会社が異なるとそのたびに支払いをしていく。なかなかわずらわしい。 それがどうしたことかある時期からようすがかわり、ICカードやてもちのクレジットカード(一部だが)をあてるだけで支払えるように。隔世の感がある。 きょうはそんな話。 このまわりも そんなにむかしのことではない気がするのだが。外出する際に公共交通機関を

えんぴつ(シャープペンシル)の消耗が極端に遅くなった気がする

はじめに 手もとを見ながらふと思った。このところ文字を書く機会がほとんどない。同時に筆記具に無頓着になった。すでに何年ものあいだあらたな筆記具をまったく購入していない。そういえばえんぴつを手作業で削る作業は中学生のころから好きな作業で、心が静まりここちよかった。それを近ごろやっていない。 きょうはそんな話。 えんぴつが減らない このところ文房具をあまり使わない。つねに最低限必要なのはボールペンぐらい。先日ひさしぶりに宅配の何枚もかさなったカーボンの用紙に押しつけつつ記入

ズボラなわたしには「布拭きそうじ」のほうがかえってゴミが出ないでべんり

(2024.6.17加筆) はじめに このところユニットバスの掃除に余念がない。賃貸でくらすうえで退去時のことがつねに頭のすみにある。「きれいに保たなきゃ」の一心で慎重にあつかう。ひととおり掃除した最後のしあげは床ぶき。これには使い古した布をつかう。これが結局のところ何度もつかえてゴミを出さずに使い勝手がいい。 きょうはそんな話。 風呂場の手入れ 賃貸のユニットバス。日々利用するので、いそがしいさなかに風呂に入るついでにかるくさっと掃除しておわり。たまの休日に思いついた