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家しごとにまつわる話

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日々のささいな家しごとにたずさわるなかでふと思ったこと考えたことを書きつらねています。元気がでて明日へとつなげていけるようにしたいです。
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2022年10月の記事一覧

こんだてえらびは着手前の1分で ストックを見てからの選択

はじめに  たいていふだんづかいのやさいを中心に買いものをする。くわえて店から通勤の行き来では買いにくい冷凍食品や米、卵、牛乳、オートミールなどは生協の個配で。 つくりさえすればさら以外なんでも食べるのでメニューにこだわりはない。そこで汎用の材料をえらびがち。 たとえばやさいなら...。 買いもののやりかた  たいていスーパーに週1~2回むかう。まずは旬のやさいのたなをめざす。理由は安いから。高いくだものなどは店のかざりつけと思いとおりすぎている。 つづいて処分品

1杯のコーヒーをきっかけに午前から午後へきもちをきりかえる

はじめに  1日1杯だけコーヒーをのむ。ひるごはんをたべたのち、あらいものを済ませてほっとひといきの時間。 その1杯をきっかけにして午後へのきもちを入れかえる。 日課になった  びんのインスタントコーヒーをよくいただく。かれこれ10年以上。それがきっかけとなりコーヒーを日課に。ほぼ毎日ひるごはんののちに、ふとひとやすみの時間。ニュースを見ながらが多い。するとその日のあらたな世のなかのできごとに接する。この1杯をきっかけにしごととやすみ時間のメリハリをつける効用を以前記

買わずに一生涯でつかう消しゴムをあっさり手にいれていると気づいた

はじめに  学習サポートを本業にして多くの児童・生徒に接してきた。文具は必須のアイテム。 生徒が忘れてくるとシャーペンや消しゴムを貸す。あるいはごほうびとして消しゴムを贈呈。ひごろなにげなくつかっている文具、職場でふと気づいた。 消しゴムは…  学習サポートの職場は6畳、6畳、4畳半の大家さんのはなれ。児童・生徒たちは6畳ふた間のあいだのふすまをはずし、広間にしてスチールの長づくえを置いてつかう。 おもに4畳半を事務スペースに。ここに木製の事務つくえをふたつ。ひきだ

わりと明確に季節のうつりかわりのはじまるタイミングをかんじられるときがある

はじめに  きのうからきょうにかけて、季節のうつろぐはじまりを肌でかんじることができそう。もしかしたら数時間のあいだに。 これからしばらくは行きつもどりつ。そういえば職場のいちょうも色づきはじめた。なぜか昼間にはセミがあいかわらずないているけれど。 年齢をかさねると  長く生きていると、暑さと寒さをのりこえるのを意識しながらという感じがする。たとえば「この冬を無事に越せるだろうか。」というふうに。若いころはいそがしさもあって寒暑をかえりみる、気にすることはなかったと思

杞憂であってほしい。輸入がとまると大豆もイモもすぐにはつくれないし養殖魚と畜産飼料も自国でまかなえないままのクニ

はじめに  冷静に現状について記したい。博士(農学)の学位をもち、作物をつくり販売してきた経験からこのクニについて把握をこころみようと思う。いまこの時点で急に海外から食料がはいらなくなると仮定する。こじれて長期化するとまっさきに世界でこのクニほどあやういレベルのギャップをうむ場所はどれほどあろうか。 あまりショッキングな文にしたくない一方で、正常性バイアスにはまりたくない。冷静にじぶんのやってきたことからわが身をかえりみつつ考えてみたい。 (注意)わたしはここで引用し

車をあらうと雨が降る、ふたをすてたあとにあきびんが出てくるなどの奥にあるもの

はじめに  世のなかはある確率によりうごいている。科学者のはしくれとしてつね日ごろささいなことにこころをうごかされずにやりすごしていきたい。 そしてわきまえつつ理性的?に行動している...つもり。だがそうはさせてくれないらしい。天の上から見ているのかな。そんなありふれた日常の一瞬だけさざめくことからすこし先へ。 用事にむかうには  まわりは人工のものよりも自然のもののほうが豊富な中山間地。そんなところでくらしているとどうしても車が必要になる。しごと、買い物、病院通い。