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良い食事って?

良い食事って何だろう?

良く言われている、人を良くするから食事だと、、、

食事に関して、こんな話があります。

東京にある栄養専門学校の理事長でもある服部幸應先生をご存じでしょうか。
先日、小学生とその親に指導する機会があって、説明ビデオに出演されていらっしゃいました。子どもちはわからないという子が多かったんです。料理の鉄人というフジテレビの番組の審査員で、あのころはものすごくメディアに主演されてました。
先生が『服部幸應の日本人のための最善の食事』という本を出されています。
体型や体質などは欧米人などと日本人は違っているのに、欧米型食事がなされていること。さまざまな角度で考察されていますので、興味ある方は、是非お読みください。
その中で私が特に、取り上げてお伝えしたいのは。

日本人には日本人の体質に合った食事法がある!
欧米発の食事法、そこには意外な落とし穴が・・・!?
 ひとつの例、日本人として生まれながら約150年前にハワイに移住することになった日系人。それまで彼らの食事は、当然ながら炭水化物中心の食事でしたが、ハワイに移り
肉中心の食事に変わりました。
 この食習慣の変化により、心臓の血管の動脈硬化がはやく進行してしまいやがて糖尿病
になった日系人の数が現地ハワイアンを上回ってしまった。
 
日本人の体質に合った最善の食事法は和食。
 体質やDNAというものは、そう簡単に変わるものではない。
 実際にDNAを考えると体質は、7世代から8世代を経ないと変わらないそうです。
現在食の欧米化が進んでいますが、明治から平成で4世代程度。まだまだ身体が耐えられないというわけです。
 日本人が昔から慣れ親しみ食べてきた和食によって作られた最善の食事法である。
日本人の食生活の中心は、主食であるお米、すなわちごはんです。
 身近にとれた野菜や魚に、同じく身近でとれた素材から作られる醤油、味噌、塩など調味料を使って味付けをしてきた。低タンパク質、低脂肪、高糖質の日本人の食事
 「服部幸應の日本人のための最善の食事」
               日本能率協会マネジメントセンター

私はこんな風に思います。 
目先で良かれとおもった、健康法や食事には、長い時間をかけて考察するとおもうところと違うところにたどりついてしまう。要はわからない。ということ。
そんなにわかっていないことがまだまだあるんだから、確かめ確かめやるしかない。
確かなものや、絶対とか究極、至高なんてどこににもないし、誰かが勝手に思っているだけの存在でしかない。自分だけでなく、自分の置かれた場所や育った環境なども関係している
ので、俯瞰的に見て見よう。と思ってます。

悪貨は良貨を駆逐する。広がり方も速いものです。(この場合の悪貨は、良し悪しではなく人が欲として群れた結果としての貨幣と解釈)
味覚に合うと思って食べている食事は日本人のDNAまで(細胞レベルの指令まで考える)
変化するのに、7代から8世代かかるんだそうです。

 遡ること江戸の中期くらいまでかかるのでしょうか。ひいじいちゃんの名前くらいまで
しかわからないでしょう。4世代がいいとこです。100年ちょっとくらいしか知らない。言えることはそれより、ずっと昔の名前も知らない先祖から長い時間をかけて今の自分が生きている。あなたは、7世代後の子孫へ責任をとれますか。

何世代にわたって食はつながってきてるんだ。ということなんです。

長い時間の帯の一瞬の「今」という考えは、誰にでもみなが平等に有している
ということです。昔っぽい和食。煮炊きものなども是非もう少し食卓へ。
現在食べている和食も、明治以降の産物だと私は思いますので。。

大きな河の流れの中にあって、自分が中心のようになってませんか。
自然体であるものを受け入れる。今日の食事も明日には出ていきます。

生活スタイルは違いますので、減塩などは、今に合わせることも大事でしょう。短い期間で体に影響を与えてしまうものですから。

さらに人間社会の進化のスピードが速くなって来ています。デジタル社会でもあり、AIの社会。スマート社会でしょうが、動物でもある人間はそんなスピードについていけるのでしょうか。勇気をもって守る部分は守る。温故知新。現代の警鐘のようでなりません。
過度に新しいものがいいものとせず、ゆっくりと歩をすすめることが大事だと思います。

何も知らないんだ。だから、謙虚に。です。

しかし、過去だけが素晴らしいとも思いません。

昔の食事を復活させたらいいと言ってるんではないんですよ。今ある時間の食を考え、
どちらかに偏って食べてはいけないと思ってます。考え方も含めて極端にならないようしたいものです。現代は気をつけないと引っ張られてしまうから。情報が多過ぎて。肉が好きだからそれだけしか食べないような食生活になっていませんか?

簡単時短という言葉もキーワードではありますけど、それは刹那的な達成感でしかない。それだけに心をいれ過ぎると簡単時短に束縛されてしまいます。時短しか見てなくなりませんか?食べものを通じて、あなたを心配してます。最も大切なのは、あなた自身。そのための食事であり、料理なのよ。

食事は当然大事ですが、まずは早寝早起き、起きたらカーテンを開ける、朝日をあびる。
新しい空気をあびる。ゆっくり体を動かす。
そのような事が、とても大事ですよね。出来ることから始める
それが、料理にも言えると考えております。私は毎朝、たっぷり野菜の味噌汁と
目玉焼きが日課です。野菜の種類や、栄養に気を取られがちですが、
そのときある野菜でいいのです。少しずつ入っているのがいいんです。
私は前日に一杯分を切って冷蔵庫に入れてるんですよ。自分のことは、自分で気遣う。

まず気分が良い、一日を過ごせることが、最大のテーマだと思いますよ。




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