【若手エンジニア(募集中)の話】長野にはいきたい会社はないだろうと思っていたものの・・・
地域産品や旬の生鮮品をつくり手のストーリーと共に贈るカタログギフト「地元のギフト」を運営する地元カンパニー。2022年春、創業10周年を迎え、さらなる事業拡大を目指して採用を強化しています。
システム班では、一緒に社内の課題を解決してくれるエンジニア社員を大募集中です!
今回は、2021年に新卒で入社した金子さんに入社の経緯や地元カンパニーという会社の特徴をお聞きました。
新卒の方やエンジニアとしての経験を積んでいきたい方、地方の面白い仕事を探している方、自分の提案で仕事をつくり様々な課題解決に取り組むことに魅力を感じる方、必見です。
インターン中に自分の提案が通ったことが衝撃だった
最初は東京でエンジニアの仕事を探していました。自社プロダクトを持っている会社でwebシステムをつくりたかったんですが、長野には自分のやりたいことができる会社はないだろうと思っていて。ところが就活は思うように進まず、地元である上田市に一旦戻ってきました。しばらく地元で暮らすうちに長野で仕事を探してみようと思いはじめて。まずはインターンをやってみようと検索したら、たまたま地元カンパニーを見つけました。
規模が小さくエンジニアは2~3人しかいないと聞いて、新卒で入社して大丈夫かなって最初は不安もありましたね。大きい会社はしっかりとした研修もあるし、決まった通りに学んだり経験をつんだりすればある程度成長できるんだろうなと思いましたが、地元カンパニーは何を開発してるのかも最初わからなくて。
インターン中に手伝ってくれと言われた確認作業があったんですが、随分時間のかかる作業で……僕それをやりたくなくて(笑)。これエンジニアの仕事なのかなぁって。そのままやるよりもいっそ確認するための画面を作っちゃった方が早いんじゃないかと思って、システム班班長の堀野さんに提案してみたんです。そしたら「いいね、やってみよう」ってすぐにオッケーしてくれて。インターン生の提案がこんな風に通ったことが衝撃的でした。
会社って上からの仕事をこなしていくようなイメージがあったんですが、自分で提案できたり何でも言えるような環境に魅力を感じて、この会社に入社しようと思ったんです。それまでの仕事へのイメージも変わりましたね。
小さな組織だからこそいろんな経験ができる
エンジニアが数人しかいない環境でスキルアップできるか最初は不安でしたが、逆に少ない人数だからこそ色んな経験ができているなと思います。
大きい会社だと既に決まっていることは変更できなかったり、新卒で入って一番下となるとなかなか提案できなかったりすると思うんですが、いろんな技術を使って開発ができて小さい組織だからこそ提案もできる。他だったら数年働いた人がやるようなこともやってるんだろうなって思います。そういう点は成長につながっているんじゃないかな。
最近はカタログギフトの申込ハガキを読み取るためにOCRのシステムをつくりました。他のエンジニアと相談しながら、データベースを考えたり画面も自分で設計したり。一年目でこういう経験ができるのはすごく珍しいんだろうなと思います。
社員になって一年くらいですが、提案する習慣が身についてきたので、気軽にどんどん提案してます。そうするうちに、ただシステムをつくったりするだけでなく、なぜそれをやるのか理由の部分まで考えたり意識したりできるようになりました。
問題が起きたときに解決することがシステム班の役割ですが、「こういうシステムがほしい」と言われた時も対応する前にまず、本当にそれで解決するのか、もっといい解決方法はないのかを考えます。問題の根幹は何なのか見定めて、それを解決する方法を探る。僕はまだ課題解決の経験が少ないので、もっと力を付けていきたいところです。エンジニアの技術はやっていけば勝手に身につくんじゃないかと思いますが、課題の解決方法を見いだす力の方が価値があるんじゃないかなって。
技術をひたすら高めたいとか開発をひたすらやりたいって人にはあんまり合わないかもしれませんが、言われたことに対して「なんでそれをやるんだろう」って考えたり、「こんなやり方がいいんじゃないか」とか提案ができる人にはすごく働きやすくて合う会社だと思います。
自分にしかできない仕事はない
意識してるというか、思ってることは「自分にしかできない仕事はない」ってことです。
二つの意味があって、ひとつは自分がやらなくても誰か代わりにできる人がいると思っていること。自分がやらなきゃって無理しようとは考えていなくて。会社の方も休んでいいし無理しなくていいってスタンスなので自分の感覚と一致してますね。
もうひとつは、自分にしかできないからやるのではなく、自分がしたいからその仕事をするってこと。「自分にしかできない」という義務感ではなく、自分が選択してその仕事をしているって感覚です。普段働いていても、やらなきゃいけないって感じることはないですね。
仕事のモチベーション……明確にはないんですけど、単純に仕事自体が楽しいというか。自分の意見が言いやすいこととか、失敗してもいいって雰囲気とか、安心できる関係性とか。
すごく居心地がいい職場で、それがモチベーションにつながっているんじゃないかな。その上色んな経験ができて、スキルアップにもつながる。なのでこう……いいことづくめというか(笑)。楽しく経験も積めるという感じですね。
今日働くことを自分で選択をしている
リモートで長期間働いたことがないのでなんとも言えませんが、僕はエンジニアが出社するのはいいと思ってます。
オフィスの工事で数日間リモートで働いたことがありましたが、相談したいことがあっても返信を待つ時間があるのでスムーズに進まなくて……。オフィスだと偶然近くにいた人からアイデアや解決策がでることも結構あるし、他の班の人からも気軽に相談してもらえる。そうすると素早く対応できるので、集まって開発するのはいいなと思うし、僕は出社したいと思ってますね。
働く時間を選べるのもすごくいいと思ってます。色んなライフスタイルに合わせた働き方ができるし、理由がなくても休んでいいっていうのがこの会社にはあるんです。「今日ちょっと働きたくないな」と思って休むこともできる。その日起きて今日働くかを自分で選べるというか。行かなきゃいけないと思って仕事に行くのは嫌じゃないですか。「本当に行きたくないなら行かなくてもいいけど、休むほどじゃないか」という感じで今日働くことを自分で選択をしているから、ポジティブに働けるんですよね。
失敗してもいいし遅れてもいいって考え方があることも特徴かなと思います。失敗しちゃいけない、遅れちゃいけないと思うとそっちに意識がいって焦ってしまうけど「失敗してもいいんだ」って気持ちでやると仕事に集中できる。遅れそうな時も相談しやすいから素早く対処できる。心理的安全性が高いって言うんですかね。
エンジニアも会社の考え方を理解して、一緒に進んでいく
僕にとっての地元はここ上田なんですけど、上田だから地元なんじゃなくて、友達とか家族とか知り合いがいるから地元なのかなって。人のつながりが地元になると思っています。久しぶりに知り合いに会った時とか、家族に会って会話したとか、そういうときに、地元に帰ってきたなと感じますね。
児玉さんもよく言ってると思うんですけど、地元エナジーっていうのは地元のギフトが運んでいるんじゃなくて、ギフトや商品をきっかけにその人の中で生まれるものかなって思ってます。いろんなきっかけで自分の中に沸き出るものというか。
他のシステムの会社だと、会社がやっていることについて考える機会はあんまりないと思うんですけど、ここは朝会で「どうしたら地元エナジーをいろんな人に届けられるか」とか話が出るので「どうしたら届くかな」「地元エナジーが届く瞬間ってなんだろう」とか、自分でも考えるんですよ。
児玉さんはよく「商品との偶然の出会いをつくりたいから、本当は商品選択ページに検索機能は付けたくないんだよなぁ〜」って言ってます。エンジニアは基本効率化を考えるので検索機能をつけたくなるところなんですが、自分たちも地元エナジーの届け方や会社の理念について考えているから、確かに検索機能はない方がいいなって思えるんですよね。エンジニアも会社の考え方を理解して、同じ方向を向いて進んでいる感じがします。
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