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処女信仰というか新卒信仰の強い社会の弊害

落語のパワハラ問題。

個人的にはやりがい搾取じゃないけど
「やりたいんだから奴隷」とかね
「教えてもらうんだからタダ働き」っていうスタイルは苦手です。

でも徒弟制度ってインターンと似た形式で悪くはないと思うんですけどね。

使える人、将来伸びそうな人を取捨選択する、雇われる側は働きながら企業風土を見極めることができる…マッチしなければそれまでです。

日本の中小企業は異様に処女信仰というか新卒信仰が強い。
まぁ解雇の自由度が異様に低い日本の現状が「扱いにくい知識のある人」を遠ざけてるし、できる中途に対してどう対応していいかわからない上司が多いという現状があるんだと思いますが…。
(任せりゃいいんですよ、結果が出れば上司は何もしなくても評価されるのに
ミスをしないようにする方で動くから結果を出す人が萎縮する)

中途を入れることで新しい知己が流れて会社が活性化されることよりも、まずネガを考える….難しい問題です。

人材の流動化と賃金が高いところにガンガン移れる、でも解雇権も強くなる社会にするのか、終身雇用で安心をとるのか…今はどっちつかずな結果未来に希望がないわけですがいつの時代でも個人的な真実は一つ

人の一生に、最も大切なるは、安心也(なり)。
百歳の寿命も、一日の安心には、代え難し。
安心なければ、生活の甲斐なき也。

これだけです。
お金なのか雇用の保証なのか人によって違いますが安心がなければ人は動かないし、明日が今日よりいい1日だと信じられなきゃ頑張れいうても無理な話です(笑)

自分がやらないと結果が出ない自営はその点いいですよ(笑)

ただね、ただ今回の裁判は少し違うんじゃないかなと思います。

徒弟関係に契約書書くのも変な話だけど、修行って割と理不尽ですから(笑)

理不尽と自分の利を天秤にかけて続けて後から訴えるのはなぁ...その場で言えなかったというのは最近巷を賑わせている松本人志さんの問題ににてなくもないけど。

魚心あれば水心とはいえない時代です。

時代が変わったと言えばそれまでだけど、過渡期の間は軋轢が生まれるし、今日の当たり前が明日の異常と思って過ごすしかないのかな…難しい時代です。

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