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メンヘラとマッチング③ ~違和感の遊園地デート~

掴んだ拳を使えずに 言葉を失くしてないかい
傷つけられたら牙をむけ 自分を失くさぬために

「YAH YAH YAH」by CHAGE and ASKA より抜粋

3月3日(日)

そして、いよいよ遊園地デートの日曜日が到来します。

りりちゃん(仮名:24歳)が住んでいるのは千葉寄りの東京23区なので、わたしの家からだと、それこそ車でも電車でも3時間はかかります。

彼女の住む悪魔の巣まで車で送り迎えすると、西武園ゆうえんちまでかなりの往復になるので、帰りは車で送るけど、行きだけは現地集合でお願いしていました。朝も早いし。

西武園ゆうえんちの開園が10:00なので、9:30くらいに現地で待ち合わせしようと…。

遊園地といったら、経験上ほとんどディズニーしか行ったことがなく、日曜だし、大安だし、晴れてるし、絶対混むと思っていました。

(「1日レヂャー切符」+「銭天堂 ザ・リアル 不思議駄菓子交換兼」+「【フォトセット&ドリンク付き】没入型ドラマティック・レストラン 豪華列車はミステリーを載せて」の乗車券+「のりもの特急券セット」)×2の西武園遊園地フルコースを2人分事前に購入しました。相手は払う気などないです。w フルセットだと高い…。


待ち合わせの違和感 ~悪夢のリフレイン~

開園1時間前から1人で並んで(ほぼ人いなかったけどw)、待ってた身としてはね…

5時に起床し、7時頃出発したら、意外に道もすいてて、駐車場オープンの9時にほぼ最初の車で到着しましたw。

予想と反し、9:30くらいまでは入場口だれもおらん…。

ちょっとしてから遊園地アイドル追っかけいるヲタが、でっかい一眼レフカメラを抱えてきたくらいで…。

最前列に並び、りりちゃんの到着を待ちました。来ない、来ない、来ない。
でもLINEは来るから電車には乗っている模様…。

そして、駅に到着しても入場口には来ず、スマホの充電がないということでファミマにスマホの充電器借りに向かいました。
( 結局なかったそうです… )

わたしの中にいる呪術師がつぶやきます。

デートにスマホ必須じゃないし、相手より撮影が大事か…。
むしろ、なんでこんな大事な日に充電してけえへんの…。

( この日は、ほとんどわたしのスマホを撮影用に貸してました… )

寒い中待っている身、しかも、超心配性としてはそこはちょっと違和感かな…と、かつての違和感がリフレインしました。

開園5分前程度に現れたりりちゃんの姿を見て、びっくりしました。
髪は明るく染めた模様、それよりなにより、荷物が多い!

あと、改めて太陽の下で見てみると、顔がでかい!!w 
今更ながら写真と違う!!! 
友人・知人に思われるならともかく、この人と一緒に歩いて、カップルに思われるのは諸々のプライド的に嫌かも…。
→ 最後、どれだけプロフ画像と顔の比率が違うか有料ゾーンで載せます。
( 最後かなりのメンヘラアタックで大ダメージを受けたため、徐々に毒を出しいてきます。体から抜けきるまで…w )

2週連続で週末は「友だち」の家にお泊まり、前回は船橋法典、今回は秋葉原 ( 秋葉原住める友だちってどんな人だよ… ざわざわ… )に泊まり、そのまま来たから荷物が多いそうです…。

かなり荷物の入った重量感のあるでかいショルダーバッグに、もりもり物の入った手提げの紙袋、事前に「いっぱい歩くだろうから、歩きやすい軽装で来てね!」って伝えていたにも関わらず…。

メンヘラたちは我が道を行くため、自分のことだけで、相手の気持ちや言うことなんて頭の隅にもありません。

写真以外近づけない遊園地デート

手提げの紙袋をわたし側にしっかり持って、手をつなごうとするアクションもしっかりブロック!w

「銭天堂 ザ・リアル」
「ウルトラマン・ザ・ライド」
「【フォトセット&ドリンク付き】没入型ドラマティック・レストラン 豪華列車はミステリーを載せて」
「ゴジラ・ザ・ライド」を含む西武園ゆうえんちのアトラクションをほぼぜんぶ、ファストパス(現スタンバイパス)的「のりもの特急券セット」(結果、日曜でも思いっ切り空いており、ディズニーレベルを想定していたわたしは、「思ってたんと違う」と驚愕…)を使ってまわりました。

ライド系は迫力あって楽しいし、昭和レトロな商店街や、昭和風キャストのみなさまがたも規模は小さいながらもめっちゃ楽しませてくれる。

りりちゃん、こんな重い荷物持って、よく段差含めてがつがつ歩けるな、しかも、女子としてはめちゃ歩行速度速い!w

周りを寄せ付けたくないトラウマか何かでこうなってしまったのかな…。

だけど、せっかくの遊園地フルコースデートなのに、ツーショットの写真を撮るとき以外は近づかないし、特に手は絶対につないでくれません。

むしろ、わたしのいる側にあえてもりもりの手提げ紙袋を持ちかえ、完全に手つなぎをブロック態勢ですw。

めっちゃ距離感じます。HSP(繊細さん)なのでなおさらです。
遊園地だし、日曜だし、晴れてるし、それなりにカップルもいるので、わたしとしてはこんな距離感のあるデートはドン引きです。。。

ちゃんとした「人」と来れば絶対に楽しかったはず。

スマホが電池切れて使えないからか、歩きながら、ずっと銭天堂の謎解きウォークラリー誌面に夢中で、周り見てません…。

そこに愛はあるんか? ( 確実に無いw )

なぜ来た?w

遊園地最大のアイドルショーが目の前でくりひろげられていても、銭天堂の謎解きウォークラリーに夢中で、見てもいません。
歩きながら謎解きクロスワードに書き込みしたりしているので、周りの人など気にせず、がんがんぶつかります。

礼儀とマナーどこに置いてきた?w

インスタ映えする写真と、りりちゃん自身がそこそこ盛れる写真、そして「ごはん」意外はまったく興味がないようです。。。

そこまで温度も上がらなかった日で、風もあり足も寒いようで、「だったらなんでミニスカと厚底革靴で来るんだよ…。」

どんどん現実に引き戻され、蛙化するわたしがいました。。。

地獄絵図

遊園地デートでイカスミカレー&唐揚げをチョイスするとは…
スイーツピザも注文してこれが上手く食べれず、鼻先にクリーム付いて、やさしさで拭き取ろうとしたら、メンヘライナバウワーかまされた…

お昼はお腹が空いたようで、並んでないお店に行きました。

りりちゃん(仮名:24歳)が選んだのはイカスミ黒カレー with イカスミ黒唐揚げ & スイーツピザ。カロリー高いな…。
(わたしはお腹すいておらず注文してませんが、おごりました)

彼女が最初「切符とか全部買ってもらってるから…」と、お会計に出す素振りをしたのは「(クレジットカードの)ブラックカード」。どんなパトロンが背後に付いてるんだよ…。

スイーツピザのクリームが鼻先に付いたので、わたしがウエットティッシュで「クリーム付いたよ」拭き取ろうとしたら、「ギョッ」として体をのけぞらせてメンヘライナバウワーでかわし、わたしは「えええっ!なんそれ!?」となりました…(ざわざわ)。

食べ方が育ち盛りの男子中学生のように汚いので、黒カレーが唇の周りにべったりでデビルマン、添えられていた黒唐揚げを不注意でイカスミ黒カレーの海に落とし、手とコートに飛び散り、真っ黒な口と手でフリーズ。

世界が凍りつきました … 想像もできないような地獄絵図を初めて見ました。

なんだこれ? トラウマか超潔癖か… いったい何を隠してる?w

てか、口が汚れない食べ方も知らないし、汚いな…。w

女の子じゃこの量きついだろうな…という量をペロッと食べつくしたあと、急にコミック「シャドーハウス」16巻を、おもむろにもりもりバッグから取り出し、20分程度読み始めました(えええええ!せっかくの遊園地デートで、対面の相手の目の前で、無言でコミック読みだすん!!!ざわざわざわ…)

オマエ、せっかくの遊園地で、ランチ後に、相手の前でそこそこの時間黙ってコミック読みきるって…w

思いやりの気持ちは人生のどこに忘れてきた?w

初めてのイマーシブ体験

りりちゃんは昼食後まもないアフタヌーンティーも残さずペロリ…

その後、昼食をあれだけ食べて間もなく、イマーシブ体験で出されたアフタヌーンティーとスペシャルドリンクも残さず完食し、お腹がいっぱいになったらしく、メインのイマーシブ体験ショーはどうでもいいらしく、まぶたが何度も「うとうと」と閉じかけています…。

心ここにあらず…って感じです。
もはや呪霊に受肉されただけの入れ物、人の心はもはや無いですね、コレ…w

イマーシブ体験(ミステリー)はおもしろく、全演者が話しかけてくれて、結末の理解が難しくて、結果わたしはミステリーのまま終わったんですが…、隣にいたりりちゃん(仮名:24歳)は、ずっと寝落ちしかけていて、むしろコイツの態度のほうがまったくもってミステリーです…。

終始うとうと値落ちしていたりりちゃん(仮名:24歳)とは目が合いませんでしたが、4人掛けテーブルの相席になったカップルの女性とは事あるごとに目が合いました。

その人から、「最後分かりました?」と、終演後に目を見て話しかけられて、圧巻のイマーシブ体験の内容を同じ温度で堪能している感じで、むしろこの人に(これが普通なことだと思うんですが)キュンとしちゃいました…。

人だ、人。これが本来は人なんだ!

隣には、つまらなそうにうとうとして、イマーシブ体験中に話しかけても反応しない、肉のカタマリがいます。。。なんだコイツ!w

人なら多少は備えているはずの「心」も、「礼儀」も、「マナー」も、何にもないじゃないか…。
( 案の定、かなり衝撃のメンヘラエンドを喰らわされたので、だんだん気持ちに正直に毒舌になっていきます、ごめんなさい。。)

結果、遊園地「デート」としては最悪

だったら1人で来るか、友だちと来て、遊園地満喫したかったな…。

わたしがイルミショー見たいのに、「もう満足したし寒いから」と、18時ごろ早々に「帰ろう」って… デビルマンおそろしい…

りりちゃん(仮名:24歳)が興味ある食べ物と、写真撮影と、アトラクションを乗り尽くしたあと、最後、18時20分ごろに商店街のイルミネーションショーを見ようとしたら、いきなり「寒いし、もう満足したから帰ろ!」と言い出します。

わたしの理想の遊園地デートは、閉園 ( 西武園ゆうえんちの場合は、土・日・祝日で20時と早め ) までまったりしたい派なので、「寒いって言うなら、遊園地デートでふつうミニ履いてこないだろ。足がきれいなわけでもないんだからw、なんだよコイツ!」ってその時は正直に思いました。

俺はイルミショーを仲良しカップルみたいな感じでゆっくり見たかったよ…。

りりちゃん(仮名:24歳)はイルミショーの間も、3mくらい距離置いて無表情で道端で、つまんなそうな無表情な顔してボーっとしています。

そして、彼女はおもむろに言いました。
そばにあった
「 ( 昭和風 ) 赤電話といっしょに私の写真撮って!」
ハイハイ… 撮りますよ… 撮ればいいんでしょ… 「3…2…1… ( DEVIL) 」 

見てこの荷物の量… あれ? 改めて見るとやっぱり太いよね…いろいろがなモノが…。

最後の違和感

ぼそっと駅前で「カレシが…」って、つぶやいたような気が…

その後、この悪魔が巣くう千葉寄りの東京まで車で送るって約束していたんですが、急に電車で帰りたがります。

わたしが「帰り車で送るよ」(むしろ、そう約束してあった)と言ったら、

「え!」とキョロキョロオドオドしだし、ボソッと「カレシが…」と言ったように聞こえました…( HSPなのですべての感覚が繊細です ) 。

( そもそも車で襲ったりせんし、だったら前回時点で襲ってるわw )

そのように聞こえたわたしが、「大荷物で電車は大変だろうから、カレシんちまでで全然いいから、車で送るよ!」と言ったら

「カレシなんていないよー!」と焦ったように作り笑顔で言い返してきて、結局理由は分かりませんが、「自宅の最寄りじゃないけど、錦糸町駅まで。」と言われたので、西武園ゆうえんちから2時間程度かけて車で送りました。
(そこからわたしが車で家に帰宅するまで、高速使って帰り3時間ですw)

毎回単文で3歳児レベルで反応薄いし、感想も無い… てか毎回このスタンプなんやねん!w

錦糸町駅のロータリーの帰り際、グローブボックスにパワーストーンのかわいいストラップを箱入りでサプライズプレゼントとして忍ばせておいて、渡したのですが、それほどびっくりして喜んでくれた様子もなく…w、

今回のシリーズでサムネイルにしている西武園ゆうえんちの相澤写真館で撮影した「昭和レトロなツーショット写真」も、なぜか持ち帰らずww、前回と同じ作り笑顔満載の「バイバーイ」と手を振って今回もお別れです。

次回はないだろうな…、むしろ、なくていい。。。
( なぜかあるんだけどw )

でも、下の写真の西武園ゆうえんちの昭和アイドル風演者さんめっちゃ綺麗でかわいかった…。

昼前のショーで近くにいて目が合って、「目ヂカラ」につられて、一緒にブギウギ踊ってしまった。

こっちはガチでかわいい…。

この人は ( 化粧的に年齢的にはわたしの10代下くらいはそこそこ年齢いってそうだけどw)、プロ意識もすごく高くて大好き!

キュンです💓

( オマエ[りりちゃん(仮名:24歳)]は、わたしやショーなんて全く興味なくて、ショーやイベント中も「銭天堂の謎ときウォークラリー」に夢中だったけどな… )

次回、ラスト「門仲事変」編、恥辱に満ちたメンヘラボンバーを喰らう衝撃のラストを迎えますw。
( 終わることは分かっていましたが、「まさか、ここまでとは…」って感じです。人じゃない。。。 )

てか、メンヘラ女子はLINEのアイコンと背景を、直近のパトロン ( お金出して、楽しませたり、無料でやりたいことサポートしてくれる人 ) とのデートの背景にしがち…w。

リフレインが止まらない…。

この待ち受け画面、なんかヨコハマで経験あるよ えみちゃんのときは翌週には変えられたけど…w

今回の体験にかかった膨大なコストのために、一部、衝撃のラストと、わたしの「黒い衝動」部分だけ、りりちゃん(仮名:24歳)から受けた毒を最後すべてリベンジとして毒と共に吐きだします。w
( そんなつもりなかったんですが、人としてこの終わり方はありえないので、書いておきたいと思いました。当たり前ですが実名出すとか、隠すことなく顔出しとかはしませんw コンプライアンス遵守 )

気持ちよく読み終えてもらうために、最後にして、最強のメンヘラボンバーを喰らった部分 ( これは人として絶対真似しちゃいけないやつ ) と、それに対する「黒い衝動」を書き出すデトックス部分は、青少年の健全な読書のためw、最後の部分だけ少し有料エリアにさせていただく予定です。

今回も多少毒吐いてディスってますが、毒をわたし一人で抱えたままだと、精神が病んでしまいそうなので、予め ( というか事後ですが ) ご了承ください。
m(_ _)m

次回、衝撃のラストを迎える「門仲事変」編、乞うご期待。

これまでほぼ苦難しかない半生でしたが、これからは上がるのみだと信じて活動していきます。苦あれば楽あり。苦労を知っているからこそ幸せに価値を感じるもの。よかったらサポートしてもらえると嬉しいです。