【体験記33】実家の接骨院を手伝って思い出した心地よい感覚
うつ病を克服した元大学教員、心と体の保健室J.C.A新潟支部代表のメンタルセラピストじめちゃんです。
ここでは私のうつ病体験談を投稿しています。
うつ病発症、再発、回復と断薬、そしてその後の出来事について書いていきます。
何か1つでもうつ克服のヒントになることを願って。
ここからが本日の投稿になります↓
「あなたが好きなこと、心地いいと思うことは何ですか?」
ここではうつ病治療を進める中で
忘れかけていたことに気付いた時の話をします。
生きる気力を与えてくれたセミナーが終わり、
再度実家での療養を始めました。
気力がわいてきたことで
徐々に日中からでも活動ができるようになりました。
日によって気分の波はありましたが、
午前中に軽い運動(サイクリングなど)をしたり、読書なども続けてできるようになりました。
睡眠薬も
1錠服薬していたものが半錠でも寝られるようになりました。
スローペースではありましたが、少しずつ回復を感じられるようになってきたため、リハビリも兼ねて新たなことを始めました。
それは
実家の接骨院を手伝うこと。
患者さんと話をしたり、事務作業などを
体調の良い日の午前中だけ行いました。
患者さんと話をすること自体が久々だったこともあり、手伝いはとても楽しい時間でした。
「仕事がこんなに楽しい、心地いいと思ったことうつ病になってからなかった」
学生を教えることもそうでしたが、
人に何かを届けることが自分は好きなのだ
と手伝いを通して思い出しました。
また、
好きだと思っていた研究が
いつの間にか嫌いになっていた
ということにも気付きました。
もうやりたくないくらいに。
私は考えました。
病休に移行する前に
大学を辞めて、接骨院で家族と一緒に働くということを。
ただ、
この考えは自分の本心であるという自信は持てませんでした。
うつ病の症状でネガティブなことを考えやすくなっている可能性もあるから、
「早まって間違った判断をしてしまったら取り返しがつかない」という漠然とした不安があったからです。
考えているうちに
病休を取るか取らないかの選択の日が近づいてきました。
まだ自分の答えに自信は持てないでいましたが、
私はどうするかを決めました。
その答えとは…(続く)
私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。
また、東京(またはオンライン)で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。
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