見出し画像

【体験記34】はじめての病休

うつ病を克服した元大学教員、心と体の保健室J.C.A新潟支部代表のメンタルセラピストじめちゃんです。


ここでは私のうつ病体験談を投稿しています。


うつ病発症、再発、回復と断薬、そしてその後の出来事について書いていきます。


何か1つでもうつ克服のヒントになることを願って。



ここからが本日の投稿になります↓



「もう少し休んでからどうするか考えることにしよう」




有給の消化が近づき、

そろそろ病休に移行させるかを決めないといけません。




私は

「うつ病が再発したら辞める」


ということを前々から決めていましたし、


接骨院で家族と一緒に働く

という道を選択することも前向きに考えていました。




このため、




有給の消化を区切りとして辞める

ことも選択肢の1つでした。




ただ、




うつ病を再発してからまだ1ヶ月半しかたっていないこのタイミングで

自分は正確な判断ができているかどうかは自信が持てずにいました。




うつ病の症状で

ネガティブなことを考えやすくなっている可能性もあるから、

「早まって間違った判断をしてしまったら取り返しがつかない」


という漠然とした不安がありました。




また、




「復帰を待ってくれている先生方や後輩にも申し訳ない」

という気持ちもありました。




それでも私は決めました。




「決めきれないなら病休を取ってこれからどうするかゆっくり考えることにしよう」




私が勤めていた大学では、

病休は90日まで申請が可能だったので、

ゆっくり考えるには十分な時間だと判断しました。




病休を取ることを

主治医に伝え、診断書を書いてもらいました。




そしてその診断書を持参し、

教授にその旨を伝えました。




その後病休の申請に入りましたが、

教授や事務方との話が事前に進んでおり

スムーズに病休を取ることができました。




この頃には頭の回転も

再発前を10とすると6くらいまでの回復

が感じられたので、




病休を利用して(主治医との相談の上で)

社会復帰に向けてのリハビリを少しずつ始めていくことにしました。





もちろん大学に復帰したとしてもしなかったとしても、

今後うつ病から回復し、働くようになった場合に、

1日のリズムを仕事モードにしておかないと実際に働き始めたときに体が動きません。




そこで始めたのが、




規則正しい生活です。




この時の1日のリズムは

昼過ぎまで寝て過ごす

ということもまだあったので、




できる限り朝は起き、


仕事の時間は活動し

(仕事ではなく読書や運動など趣味の時間に使う)


夜は寝る


という元の生活リズムを取り戻す訓練をしていました。




もちろん

無理のかからない範囲で




何日かすると、




少しずつ元のリズムが取り戻せてきました。




そんな中、




1本の連絡が入ってきました。




実は




この連絡が

今後うつ病を克服し、うつ病から卒業するための大きな1歩になる

とはこの時は考えていませんでした。




その連絡とは…(続く)



私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。

また、東京(またはオンライン)で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。

セラピストになって自分の心も元気に、そして相手の心も元気にするお手伝いを一緒にしてみませんか?

メンタルセラピーのご希望、養成講座のお問い合わせはこちらから↓
https://peraichi.com/landing_pages/view/kokokarahealth


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?