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【体験記21】うつ病になって必要だと思った助けはこれだ!

うつ病を克服した元大学教員、心と体の保健室J.C.A新潟支部代表のメンタルセラピストじめちゃんです。


ここでは私のうつ病体験談を投稿しています。


うつ病発症、再発、回復と断薬、そしてその後の出来事について書いていきます。


何か1つでもうつ克服のヒントになることを願って。



ここからが本日の投稿になります↓



「食事ドアノブにかけておくね」

「気晴らしにお茶しに行きましょう」




精神が限界に達し、1日中横になる毎日。




1人暮らし、そしてこんなにボロボロの状態でどう生きるのか…




そんな時に救いの手が伸びてきました。




私は再発後すぐに

教授、大学の後輩であり友人、恩師、

キリスト教会の牧師(家族同然でお世話になっていた)、

家族に再発したことを連絡しました。




この連絡により

恩師や職場の同僚が自宅まで見舞いに駆けつけてくれました。




その中でも

牧師のご夫妻と

大学の後輩にはすごく助けられました。




ちなみに私はプロテスタントのクリスチャンです。




牧師のご夫妻は、


「食事をドアノブにかけておくね」

「教会行きたいとき迎えに行くね」


と何度も声をかけてくれました。




最初は申し訳ない気持ちでしたが、

だんだんと感謝しつつ、遠慮せず頼るようになりました。




大学の後輩は、


「どこかに行きましょう」

「気晴らしにお茶しに行きましょう」


と何度も声をかけ、連れ出してくれました。




うつ病の症状が重かった時は

動くのがやっとだったということも

あり申し訳ない気持ちになりながら断っていました




しかし

何度も誘ってくれたので、


少しずつでしたが一緒にどこかに出かける日が増えていきました。




そうなると

絶望からだんだんと感謝と喜び

覚えるようになっていきました。




これらの助けが本当に大きな救いになりました。




「お世話になった皆様本当にありがとうございました」




私がうつ病から回復できたのは、このように

何度も何度もめげずに

私に声をかけ続けてくれた方々がいた


ということも大きなことだったと感じています。




「人の助けは本当に大事なものだな」


と再発を経験してより深く実感しました。




もし、周りにうつ病で苦しんでいる大事な仲間がいるのなら、

1回だけでなく何度も声をかけてあげてください。




「何かあったら頼って」という相手からの応答を待つ声かけではなく、




「食事をドアノブにかけておくね」とか、


「気晴らしにお茶しに行きましょう」とか、


相手が受け取りやすいものがいいと思います。




その際

「食事を持っていったのだから食べて当然」

というような押し付ける感じではなく、




「食べてくれたらいいな」

くらいに構えていただけるとありがたいです。




その人が本当に助けを求めているのなら、

最初は申し訳なく思って遠慮していたとしても

いずれその助けを受け取るようになるかもしれません。




そしてうつ病の方、心に不調を感じている方へ


あなたが現時点で助けを求めやすい相手は誰ですか?



私の場合は

教会の牧師、親しくしていた大学の後輩がこれに当てはまりました。




職場や家族には「迷惑をかけたくない」

という思いが強かったので、

すぐに助けを求められませんでした。




頼りやすいところ、自分を出せるところがあるならば

そこに助けを求めてみてはどうでしょうか?




もし1人で悩みを抱えこみ、つらくてどうしようもない状況であるのなら、助けを求めるチャンスです。




思い切って頼ってみましょう。




話は体験談に戻り…




周りに助けてもらいながら数日過ごし、

精神が限界を迎えた4日後に精神科を受診しました。




そこで今後の治療方針が決まりました。




その方針とは…(続く)



私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。

また、東京(またはオンライン)で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。

セラピストになって自分の心も元気に、そして相手の心も元気にするお手伝いを一緒にしてみませんか?

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