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自己分析が必要だと感じたあなたに

あなたは自分自身の事をどれだけ知っていますか?
”自分の事は自分が一番良く知っている” そんなふうに私は思っていました。
ですが、実際に面接で質問を受けた際、私は全く答えられませんでした。

そんなキッカケもあり自分についてもっと知りたい。
向き合ってみたいけどどうしたらいいんだろう?

そうして出会ったのが自己分析でした。

自己分析とは

自己分析とは、文字通り”自己”の”分析”です。
自分のこれまでの経験や思考を整理し、自分の能力や性質、強みや弱み、今後のありたい姿などを理解すること。

どんな価値観を持っているのか、これまでどういう考えでどんな行動をしてきたのか、どういった状況でどのような感情を抱いたのかなどを言語化し、整理をします。

なぜ必要なのか?

就活や転職で上手く話すために必要なんだ!という人は下記に”陥りがちなミス”や”ポイント”を紹介しますので、ぜひ読んだ後初めてみましょう!

一方で、就活を始めて「自己分析をやった方がいい」って言われたけど必要性がわからない!
という人も多いと思います。

自己分析は様々な目的で使われます。
・自分の事を深く知りたい
・自分の考えや価値観を整理したい
・自分の事を上手く書ける、話せるようになりたい etc.

大きくくくれば就活のためかもしれません。
就職という決断の機会に、思考を整理し自分を見つめ直し決断の後押しをしてくれるものの1つが自己分析だと思っています。

就活でなくても、自分が決断を迫られる機会はいろいろありますが

例)
彼氏彼女と付き合う時、人生に迷いや飽きを感じた時、結婚する時、出産する時。

今後もいくつもの決断を迫られ、決めていかなくてはなりません。
そんな時にも自己分析が役に立ってくれる事でしょう!

やり方

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5つの手順をご紹介していきます。

①事実を書き起こす
分析に一番大切なのは事実の情報です。
いつ(When)どこで(Where)誰と(Eho)何を(What)を書き出してみましょう!

これをせずに自己分析を始めると狭く深く掘り下げてしまう事になってしまったり、妄想やイメージだけで本来の自分とは異なるものの分析になってしまいます。
事実に紐づいた感情や思いは後に掘り下げますので、まずは事実を整理してみましょう!

②ありたい姿を思い描く
どうなりたいか(Will)・どうありたいか(be)
「あまり先のことは考えてもしょうがない」と思うかもしれませんが
人間は言葉にしないと目指せないものです。
自分の将来や未来の事に向き合て考えてみましょう!

③現状を把握する
今の自分に何ができるのか(Can)
どんなことが得意でどんなことが苦手なのか?
今の生活にいくら使っているのかなど②とセットで考えたい内容です!

④深堀する
①で書き出した事実 ②のありたい姿 ③の得意なことなどで書き出したものについて、
印象的なものや大切なもの、自分に大きく影響を与えたものを深堀していきます。

なぜ(Why)それをしたのか・なぜそうなりたいのか・なぜそれが好きなのか

共通点を見つけて可視化していきます。
複数あって構いません!

⑤外部から揺さぶりを入れる
最も重要なのがこのステップです。
友達や家族、面接官や進路指導の人誰でも構いません。
ここまでで考えたことを話してみましょう!

自分の頭だけで考えていたことがさらに整理されたり。
人に話してみてやっぱり違うなと感じるかもしれません。

そうしたら、またそれについて考えて行けばいいのです!

陥りがちなミス

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陥りがちなミスが5つあるので、ご紹介していきます。

①ありのままで偽らない
自己分析で一番やってはいけないことは事実を捻じ曲げたり、自分に正直にならないことです。
他の人に笑われることはありません、欲望はそのまま書き出してみましょう!
それもあなたですし、人間は欲深いものです。

また、この会社に入りたい!という思いが強いために、それに合いそうな言葉や思い出だけを選んで書き出すのも違います。


バイアスがかかったものを別の視点から考えさせてくれるのが分析のいいところです。
一旦志望する企業のことは忘れてください!

②一つで満足しない
いろんな手法があったり、フレームワークがありしますが1つやったからいい、1回やったから終わりというものではありません。
毎日、毎月やらなくてもいいと思いますが自分で適度に間隔を決めて
自分の振り返りのためにもやってみることをオススメします!

③周囲と比較しない
自分についての分析ですので他人との比較の要素は入れてはいけません。

また、自己分析に早いも遅いもありません。
友人がやり始めて焦って始める場合は
一度試してみて、必要になったらもう一度向き合って見ましょう!

④自分を責めすぎない
よく陥る人がいますが、過去の反省やトラウマばかりに目がいってしまうことがあります。

これからどうなりたいか・どうしていきたいかの方が大切です。
一度向き合うことも大切かもしれませんが、病んでしまうほど自分の欠点ばかりに向き合う必要はありません。

自分を責めがちな人は?
悪い事を書き出したら、同じかそれ以上に良いところを書き出す事をオススメします。

⑤アウトプットしない
これはよくあるパターンですが、自己分析をしてすぐ面接に挑むパターンです。
部活動でもテストでも、練習だけで挑むと失敗します。
思い出してください、他の事では練習試合や模試、過去問などプレテストをしてきたはずです。

もちろん失敗から学べば良いのですが、就活では流暢にこれもいい経験になったではすまない事もあります。
考えたことは誰かに話してみたり、執筆するなどのアウトプットまでやって準備が整うのです。

ポイント

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自己分析において意識すべき4つのポイントをご紹介していきます!

①事実と感情をわける
非常に難しいですが、分析なので事実を元に広げてから感情を整理していく必要があります。
感情ベースで考えると偏った分析になります。

感情からさかのぼることが良いと言われることもありますが、

例)
なんでこんなに腹立たしいのだろうか?
どこが好きなんだろうか?

まずは、事実から俯瞰してみる分析をオススメしています!

②時間を決める・外からの刺激を入れる
自己分析に終わりはありません。
なので、自分で時間を決めて考えてみましょう!
その時間でモヤモヤしているものは頭の片隅に入れて置いたり、他の人に質問したり、本を読んだりと外部からの刺激を与えてみることが解決につながります。

③広げてから畳む
順番は大切です。
狭く深く深堀したあとは、人間一貫性を保とうと力が働きますので、そのイメージを取り払うことは非常に困難です。
これから始める人には、事実の棚卸や広げることをオススメします。

④何度も行う
陥りがちなミスにも書きましたが、1回で終わらせるものではないことをもう一度言っておきます。

人間の価値観は変わるものです。
今までも変わった来たはずです。

例)
特に出産したら価値観が変わった
入社して働くことの価値観が変わった
など…

そして就活中はいろんな刺激を一気に受けるので、揺らぎまくります。
それを整理したり、見つめ直す方法が自己分析です。
まずは就活の期間だけでも定期的にやることを強くオススメします!

そして、社会に出ても1年に1回、数年に1回でも良いので振り返って見ましょう


最後に

私は就活で自己分析に出会い、今もそしてこれからも自己分析はしていきます。

就活のため、転職のために自己分析を始める人も多いかと思いますが、

就活・転職を上手くこなすためだけでなく、

しっかりと考えて、悩んで、自分に向き合い、次の一歩に繋げていただけたら幸いです。


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