『第7弾』、ブルデュー著の「ディスタンクシオン」を読んだ。
しばらく投稿が空いてしまいました。。。しかし、継続します。お盆休みに読んだブルデュー著の「ディスタンクシオン」を紹介します。
私の好きなテレビ番組で、“100分de名著”という番組があります。
この番組は、名著を全4回の25分で解説しながら読み解いてくれるので、読書スピードが致命的に遅い!私にとっては、気軽に名著の内容をかいつまめる大変有難い番組です。
しかも録画して1.5倍速で観るので、実質66分ほどで名著を読んだ気になります(笑)
毎回観ているのですが、「お、これは?!」と思った名著は、もっと深く知りたいので本で読むことにしています。
この番組のさらに凄いところは、そういうニーズにも答えるべく、普通なら分厚い本を何冊も読まないといけない名著を、“100分de名著テキスト”として100ページ程度でさらに深堀できるよう教材まで出ているのです!
今回は、そのテキスト版の名著を紹介します。
岸政彦先生監修のブルデュー著の「ディスタンクシオン」です。
社会学の学術本で、有名とのことでしたが、私は番組を観るまで知りませんでした。そして、学術本なのでおそらく分厚い本を読み終えることもなかったでしょう!
でも、番組とテキストで大まかに「ディスタンクシオン」を理解することができました。
本の内容は、階級格差はなぜ存在するのか?という根源的社会の仕組みをわかりやすく解説しています。
例えば、上野かんじは音楽鑑賞が大好きです。それは私自身が「音楽を聴くことが好き」と決定したかのように思えますが、実はその決定は私の母親が音楽講師だったという環境に本当は私自身が左右されているかもしれないということです。
私たちが自分の意志で決断した物事は、実際に自分で決めたのではなく、実は環境や社会・文化によって決定づけられた自己決定ではないかと問いかけています。
非常に興味深いでしょう?
じゃあ、自分の決定は自分ではないと言うのならば、どうすればいいのか。。。
それは、自分の置かれている状況や社会の構造を理解することで、自身の思考が何に影響され、決定づけられているのか把握することができれば、真の自己決定に近づける自由があると言っています。
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