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フライフィッシャー犬ジャムの巻 3
あわや保健所から一転、我家の家族になり、休みの日は、釣りかドライブ。
良く食べ、良く寝て、良く遊ぶ、天真爛漫なお嬢さん犬に大変身だ。
特に、釣りに行って、渓流で遊ぶときは、本当に楽しそうだ。
釣りあげた岩魚をみると、一緒に遊ぼうとする。
リリースすると、鼻を水の中に入れて追いかけようとする。
まるで、レビーがいるような錯覚するほどだった。
旅行にも一緒に行った。
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食欲は無限大
北海道にも何度か一緒に行った。
広い北海道は、さぞや走りがいがあったろう。
朝から晩まで、走り回っていた。
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うっとりとして聴いているジャム
まるで映画の一コマみたいな時
一度だけ、ペット同伴OKの民宿に泊まった時、40kgの大きさと、雑種なので、露骨に嫌な顔をされたことがあった。トイレの時以外は、外に出すなと言われ、可愛げのない猫がいた。
それ以外は、どこでも大歓迎だった。
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食べたくてしょうがない
フライフィッシャーは、短い竿と長い糸を使って、鞭のようなしなりで毛鉤を飛ばす。季節と場面で毛鉤を選ぶ。
飛んでいるカゲロウをみて、色やサイズ、パターンを考えて、せわしく毛鉤を替えるので、なかなか前に進めない。
ジャムは焦れてくる。早く前に行って遊びたいのだ。
広くて明るい場所に出たがるが、我慢して後ろにいる。
良い型の岩魚がヒットした。
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不思議な生き物が水中から出てきた
十分に引き寄せて、ネットに入れると、ジャムは喜んで前へ回ってきて、ネットに顔を入れ、良い型じゃないかと、ほめてくれる。
一人の生活をするときは、猫じゃなくて犬だと実感した。
常に傍らにいて、話し相手になってくれるから。
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