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お客様との信頼関係、距離感

お客様との信頼関係を築くのは、美容師として必須条件。
もちろん、「築き方」はいろいろある。
再現性が高くて、お客様との信頼関係を築く方法を
いくつか紹介したい。

心理学やマーケティング技術なんて、知っていて損はないが、
知らなくてもいいし、何より本質的でコアを学べば大丈夫。

小手先の技術ではなく、時代が変わっても戦える思考を。


なぜ信頼関係を築くのか

売上を上げる、ということは
お客様に何かを買ってもらうということですが、
道端で全く知らない人に話しかけられて
何かよくわからないものを買ってくれとお願いされる。
(実際あったら、結構恐怖ですが笑)

この流れで、ほいほい買っちゃうよ、っという方、危ないですよ。

まず誰も買わないんじゃないかと思います。

基本は5w1hじゃないかと思っていて、

何を ( what )
誰から ( who )
なぜ ( why )
どこで ( where )
いつ ( when )
どのように ( how )

初めての美容室、初めての担当者、という状態から
あなたという美容師を、いかに信頼してもらうかが大切です。

名前を名乗り、名前をお呼びする。
ちゃんと話を聞く姿勢。
相手の悩みや理想に共感、理解すること。
カウンセリングの態度。
使用する製品や、施術の説明、施術時間の説明。
なぜ今これをしていて、なぜこれがお客様に必要なのか。
それがどういう効果で、結果どうなるのか。

当たり前のところですが大切なことです。

例えばカラーをされたお客様に、
トリートメントをプラスでおすすめしたい。
その場合、名前も分からない初めて会った人、に言われるより、
信頼できる美容師さん、に言われる方が、納得して提案を受けることが出来るのです。

同じように、どんな効果で何に良くてなにが改善されるのか分からないのに、3000円も4000円も払いませんよね?

提案を受けてもらえないのは、信頼されてないから?

プラスメニューや店販の比率が低い理由に
もちろん「やり方」があるのですが、
最強なのは「あなたが言うならそうするわ。」と
言ってもらえることです。

信頼無しにやり方だけ上手くても、長くは続きません。
専門職としての信頼をいち早く築けるように、コミュニケーションを取りましょう。

接客が苦手でも大丈夫

人見知りで、お話が苦手
と言う美容師さんもいらっしゃいますが、
基本的に全然関係ないので大丈夫です。

趣味の話や身の上話で盛り上がるのは、本当に気を付けた方がいいです。

お客様は、あなたと友達になりたくてサロンに来店されているのではなく、
髪を奇麗に可愛くしてほしくて来店されています。

共通の話題ならまだしも、あなたの身の上話なんて
全く興味ありません。

まずはしっかり髪の話を、プロとして行いましょう。
美容師という専門職として、お客様の髪と向き合って
理想の髪に導けるようお話しましょう。

そして、美容師としての信頼が付けば、あなたの提案や、
あなたのおすすめするメニューを受け入れてもらえるはずです。

プラスメニューや店販の比率もぐっと向上するはずです。

まとめ

お客様と、美容師としての信頼関係を築く。
雑談や談笑に満足しない。
ちゃんと説明する。

多くのお客様に信頼される美容師になりましょう。


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