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決戦!神奈川5区!!

今日公示、投票日までかなり戦いが激しいのだろうな、と思ったら神奈川5区って2名だけ。
野党共闘の流れで山崎誠さんだけなんでしょうけど、相手は地元では結構つよい、坂井学さんなんですよね。

つまり、どちらが支持されるかは、これまでの情勢による!と言う大方のプロの予想屋さんの意見があるんでしょうけど、実際地元取材してますかね?
結構、大きな変動あったんですよ、神奈川5区…。

自民党、神奈川5区に激震走る

ほんのちょっと前に地元の有力者、著名人が一人おなくなりになりましたが、その人は過去に自民党で出馬経験のある方。
この方は神奈川5区では有名な老人介護事業等を営んでおりまして、地域でも名士としてまとめ役な感じの方です。

当然、彼の運営する法人は地元の公共施設の管理委託なども承っている状態ですので、知名度は絶大と言っても良いですね。
法人会でもまとめ役、リーダーとしての存在感は大きかったのですがこの方が亡くなり葬儀があると5区の自民党代議士、坂井学さんは主賓として出席しておりました。

かなりお世話になったといえるでしょうし、この方がなくなって自分が負けると言うのは非常に不義理というか、恩返しにもならないって事で自民党界隈はある意味弔い合戦に近いです。
と言うか、なくなったその方への恩返し、または安心して旅立ってくださいと言う人も含めると神奈川全域でのその人のためのまとまりが発生すると言うのは否定できない状態になっているのですよね。
何しろ県議団の方も弔問などでいらっしゃってる様でしたから。

なので、河野太郎支持だなんだの話はあっても自民党として負けられない戦いとしてうごく、特にその名士の方は自民党の軋轢を諌める、収める事もしていたと言う噂を聞かないでもないので、逝去された所為で神奈川自民党がバラバラになったなんてのは今の段階では、顔向けできない恥と言う面もある、と言う話なのですね。

まあ、伝聞ですからわかりませんが、一体になって神奈川での勝利を目指しているのはある、といえる感じなのです。

山崎誠の弱点。

自他共認める、と言うか認めざるを得ない落下傘候補、と言う事になってしまってるのが弱点と言えば弱点。

しかし、彼だって横浜市会議員を2期努めているのでまるっきりの落下傘候補ではないのですよね。
日本未来の党での衆院選には落選するも、後に東北ブロックで比例当選(立憲民主党で)ということなので、里帰りと言えば里帰りなんですが、市会での活躍が過去になっている今、それを持ち出すにも持ち出せない。

寧ろ東北から来た落下傘候補と思っている人の方が多数であること、その印象から立憲民主党の数合わせ、と言う評価があること等、非常に不利と言うか勝ち目が薄いと言う評判もあります。

ただ、選挙区で負けても比例での復活はあると思いますし、神奈川5区での立憲の椅子がなくなるのは実の処非常にやばい。
来年は市会議員選挙に備えての動きをしないと行けない時期でもありますし、令和5年予定の市会選挙に対して、失う事のできない場所とも言えるのはあるんですね。

もちろん、立憲民主党の執行部や選対がまともならばと言う前提で。
目の前の選挙戦の数字(支持率や得票率だけ)を見てるなら確実に失いかねない場所でもありますし、数字だけ、特に枝野さん等幹部の数字だけを見ていると言うのであるならば、そうでない人達、候補者は落とされる可能性が高いのが、まあ、地方の平議員と言う感じの空気もでてはいるのですよね。

以外に江田憲司さんの処は盤石なので危機感ない、と言う話もありますが5区は前任者が支持者を裏切るような形で居なくなったと言う状態もありまして、街宣車等で回っていると煽られる事もある、多いとの事なんですよね。
この状況で確実に、そして堅実に票を採るには人柄によるものがかなり影響して来る状況になってると言えます。

人柄対決、どっち!

自民党と言えば右翼政党!みたいにここ十数年マスコミが言っているので弱者切り捨てなんて感じだし、坂井学さんも国防を意識して政権奪取のかかった選挙を勝利したって面がありますが、元々坂井学さんもどちらかと言えばリベラリズム寄り、といえる面は大きいのですね。

自民党下野前には教育や子育て等の問題や、福祉関係の問題に対して強く動いていたのはありますし、前述の地元名士の支持というか協力、好意、厚意を失わないためにも、地元と密接に関わり、様々な市民イベントへの参加、視察や協力などがあった、とも言われています。
また、地域との接点が多いので、民間のイベント関係でも参加や協力、またNPOのトークイベントでも参加を惜しまない姿勢はあり、好感度は高いのですよね。
加えて、婦人に寄る教育や子育てへの支援や対応等が地域では評価されている面もありますし、政治的また行政的な知識も豊富と言う話もあります。
その上、人当たりが良いとなると人気が出ないわけではないのですね。

山崎誠さん以前の5区支部長の水戸将史さんも、ライバルとして見ていましたが地元との接点や接触、利益・不利益関係なく付き合う、または参加するなどの点では大きく水を開けられていたと言うのは否めない事実と言えるでしょう。

では転じて山崎誠さんはどうでしょう?
政治家と言うよりは学者肌、研究者肌と言う印象が強いのは実際に会うとおわかりになると思います。
人当たりは明るい感じで、重さつまり政治家としての人付き合いでは坂井さんより軽い、陽気な印象を与えます。

一部では脱原発と言う事で反感を持たれてしまっているのはありますし、持続可能なエネルギーと言う面では昨今の、山林破壊自然破壊のメガソーラーの影響で批判される事も多いのですが、地の利を生かす自然エネルギーなんて面では小泉純一郎さんや菅直人さんのメガソーラー一直線と言う姿勢より好感が持てますし、港横浜と考えると海沿いの風力などの発電等の話や提案(素人考えであっても)にはちゃんと耳を傾けてくれます。

学者肌と言う事ではデータ主義を掲げた山中現横浜市長よりはデータ主義かもしれません。
人柄も地元に密着する姿勢を見せていますし、先程書きましたように人の話はちゃんと聞いてくれる事、柔らかい物腰で地元イベント等に参加する事などがあるので、会えば好感度が上がると言う人でもあります。
実際に、地元では山崎誠が応援しているから山中竹春に入れる、と言った人物(老人で)が居たりしましたので、人に信頼されるって事では坂井学さんと同レベルで信頼度がある、と言う感じです。

唯一の欠点は、落下傘候補と見られている為に、地元での接点を増やさないといけないのですが、国会に出ないで地元で親睦を図るとマイナスになる、と言う事を理解しての行動しかできません。
まだまだ横浜市泉区、戸塚区、瀬谷区では認知が薄いと言うのがあるのですね。

で、自分はどうするの?って。

こう言ってはなんですが、自分はコウモリを自認して活動しています。
政党、党派、主義主張や信条を超えて動かさないといけないこと、やらなければいけないことがあると言う場合には、それをする為に政党や政治家、党派や主義主張等の些末な事にこだわっては行けない、ってのは実は数十年前に横浜市会議員だった自民党の堀内太平と言う人に教わっています。

別に弟子だったり、秘書だったり事務所に居た訳ではなく私の実家、峠工房が発足し、活動を開始した時に上述の事を言われたのがウチの父親。
そして、やらなければいけないことや必要な事は政党の違いなんか無いのだ、と言う話だったそうで幼少のワタシも父親の付き合いでその人の処にいったり、小学校、中学校、高校と年を重ねるにつれて、そういう話を直に教えてくれるようになったりしました。

なので、私はコウモリとなってあっちふらふらこっちふらふらして良いと思うことをするだけなんですね。
願わくば神奈川5区では坂井、山崎双方が議員として残って欲しいし、更に欲を言うなら良いと思った政治家や考えを持つ人で新政党を作って国政についてほしい、位には思っています。

もちろん、それには私が影響力や財力等を持たないとまったくの無意味なんですが、これには峠工房の運営に対して影響をしているであろう戦後左派教育なんてのがネックになるなぁ、と思ったりしています。

ここも払拭しなければ、福祉なんて早々に消え去る概念と言えますからね。

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