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Brain Damage Slowly 2

前回の続きになりますが、予兆や前兆は本当に長い期間に渡ってでていたんであろうなあ、と言うのはありまして書き切れるもんでもない、というのはご理解いただけたかと思います。
仕事の愚痴や恨みつらみっぽい部分もあったりしましたけど、実際のところ仕事で起こるそれらの過労やストレス過多は意外と大きい様です。
ストレスと言っても精神に来る様なものだけが過剰なストレスという訳ではなく睡眠時間を削っての仕事や、風呂にほとんど入れない事なんかも。
風呂というと、それは単にリラックスの為だけだろという風に思われがちですけど、実際には身体の汚れを落とせない事の不快感や身体への影響もある、とか。
 
勿論リラックスも重要な事なのでして、それによる負担の軽減や前兆を知るなんてあるようです。

左手の痺れの話

現在も左手に痺れる感じがのこっているし、左肩はいつでも五十肩フル稼働みたいな痛み(疼痛、鈍痛)があったりしますが動かない訳じゃないのですね。
ところがこの部分って、実は予兆の一部にあったりしました。
前回にも書いたブラックでクラッシャーな状態での労働時、利き腕の右手ではなく左手が痺れたり、突然持っていた資料やカップを取り落したりという事があって、力が入らないなんて事もあったのですがこれは肩こりではないか、と思われていたりしました。
また、背中の肩甲骨から肩への繋がり部分に激痛が走ることもあり、肩こりと思ったら心臓の病って事もあるよ?と一緒に働いていた人に心配される事も多々あったのですが、検査ではでないのですよね。
 
勿論、心臓に問題がある訳でなく脳の方ですから問題はそこを見なければ行けないのですが、やはり身体の方から順に見ていく次第でして(当時)、モンダイなければ甘えだ!理論の自称左翼でクレバーでスマートな上司様は病院での検査等はしないというかさせない方針を決定したりする状況。
これも、まあ更に上の方に行くとなにかあるのではないか?ということで、別部署の主任級の人があちこちで聞いたりすると自律神経失調症による鬱状態じゃないか?なんて話も有ったりした状態で、そうなるとようやく渋々ながら長期休暇認めるみたいな状態でもありました。

復帰したらしたで「顔色良くなったね」と言われるので相当なゾンビ面だったんでしょうねえw
ところがそれがあれば休んだんだからとばかりに仕事量が増えるんですが、やはり寝不足が続く、徹夜が続くようなスケジュールを作るという事をしてくる訳で度々、左手が痺れて物を落としたり、キーボードを打てないなんて事もあったりしました。
ちょっと休めば動くので良いか、終わらせて寝ようとしてたら、あれです。
まだ三十路なりたてだってのに、突然肩に激痛からの左腕全体が動かない状態。
これも固定した状態での痙攣かなにかでは?って事でカイロや整体などに行くのですが、出る条件がわからないので疲労の蓄積ではないか、と。
そうこうするウチに、ITバブルも弾けてしまい報酬を減らす方向にする、という話が。
まあ、仕事減るなら仕方ないかと思ってたら業務は増やす!みたいな事を。
ふざけんなそういう場合は給料据え置きだろうが!という感じで喧嘩気味になってやめた次第なんですけどね。

左肩の異常は数ヶ月前に大きくでていた。

実際に発症したのは2019年の3月ですが、今思えばという状態がありました。
ある用事で静岡は浜松の方に行った訳なのですけれど、行きと帰りはちょっと時間を取ってバイクで移動しました。
ほとんど乗れてない時期があったので少しは取り戻したい!なんていう世級もありましたからね。
なので、2018年11月初旬にですが浜松までバイクで移動。
行きは調子が良いですし、下道(国道1号)を使っての移動。
この時はなんともないですが、夕刻ぐらいになって少し肩が痛えかな?位に思ってました。
久々のロングツーリングだし、まあ肩に張りがでるだろうなあ、程度の事しか考えていなかったし、宿泊先に到着したら別におかしい所はない。
ところが!
帰路に着いて暫くすると妙に肩が重い。
なので、仕方ないと高速移動にしたんですが、暫く走っていると肩は激痛が奔り、上手く動かない。
左太もももおかしいし、目もおかしい。
コンタクトレンズはずれてないのにずれてるような、目が焦点をあわせないような。

ならば致し方なし、とSAで目とコンタクトを洗い、少し横になっていたら動く様になり、ああこれは冷えが原因だなあ、もう歳だしそろそろ寒さ対策、暑さ対策も変えていかないといけないな、とまあのんびり走る事にしたんですが夜ですからね。
あまりのんびりもできないし、野宿できる場所もない。
第2東名のアイマスでいっぱいのSAで寝れるか?と思ったがそうでもないのでまあ、普通に帰ってきたんですが、風呂に入って翌日はなんともなし。
 
家族にも、なんか五十肩になったかもしれない、という話をしてそのまま流れた結果……。

3月来る

そして3月になってしまったんですが、その時に左側に顕著にでてたこれまでの不調がすべての予兆であり前兆であり、徐々に脳が壊れて行っていたんだな、となんとなく悟る訳ですけどしかしどうにもならない。
入院中には早く現世復帰をしておかないと入院代もかかるしなあと思ってましたし、回復は早い方が良い、とかなり急いだ記憶はあります。

実際のところ、退院は医者が決める事ですが決めてなのは入院翌日辺りには寝返り打ててた事らしいです。
普通は、脳梗塞や脳出血でのダメージがあると寝返りとかはすぐには無理みたいなんですが、出来たというか無理にでもしました。
だって痛いんだもん!
同じ姿勢で寝ていると、やはり痛みが出てくるのは仕方ない。
なので、なんとか痛くない方向へと身体動かす様にするけど最初は無理だけど翌日あたりの昼頃になると無理に動かして「よし!動いた!!」てな感じですが、センサーのケーブルは外れるのでまあ、色々と看護師さんには迷惑かけました。
心電図、消えたらそりゃびっくりするよね……。
 
この寝返りができることからの回復は早いようで院内でのリハビリでも靴を履く、歩く、歯磨きできる等は早い方だったようです。
んで、リハビリの担当医なんかと話したりして思ったより早いので普通ならリハビリ医院に行く予定なんですが自宅でリハビリ、と。
まあ、この辺はウチの親が仕事を手伝う要員が居なかった所為でオン・ザ・ジョブ・リハビリという感じにしてしまったのでしょうねえ。

ある意味、福祉業界の闇かもしれんw

とは言え、動くは動くし、一時退院で選択だってシャワーだって浴びるし、締め切り前の仕事もなんとか送って、事なきを得るみたいなもんですが。
いや、そこまでやるか?ってのが1週間ほどの出来事。
でも、実際にこれをしないと代わりが居ねえという状況は福祉やクリエイティブ界隈のモンダイだよね…(まあ、別の話になりますけどね)

左手の回復は思ったより早い

オートマなら運転できる、バイクもまあ大型バイクじゃなければなんとかクラッチ扱えるみたいなもんですが、力はなかなか戻らない。
しかし、実家の仕事の送迎で車椅子の児童を扱う事、その介添をする等で早い所力がでる様にしないといけないし、これは左手だけではなく左足も。
なので、これを無理やりに動かす方向で行くし、さらに話を聞いた知人のカイロプラクティックの人が、診に来てくれる事もあり、回復速度はまあ早い、早い(との話)。

反面、感覚の部分を取り戻すリハビリにはなっておらず、左手は夏でも真冬に手袋無しで雪を触っているような感じがあります。
この感じは、血流が少ないかもしれない事、筋肉で動いてない(発熱してない)部分があるかもしれない、未だ麻痺っぽくなっている所、緊張ののこっている所などの影響であろうと言う事なのでしょうね。
このリハビリ中、ゆっくりと感覚や感情の連動を合わせないような状態でしたので、怒り発作的なもんがありました。
簡単に言えば、理不尽!と感じたりした時に感情の歯止めが効かなくなるヤツですけど、なんかダークマンの設定で感覚神経を切断して感情が連動しなくなって怒りでしか其れを埋められなくなる、という話が意外と本当なんだな、と思う事でより穏やかであろうという形になっていくのですが、それによる共感性?の向上はアップしてるようで、人を見下す、異様に理不尽j、居丈高などの負の感情にはかなり怒りを感じて度を越すと、激怒する様な感じになるのはありますね。

これは今もあって、あまりに理不尽、横暴、横柄といくつか重なると激怒してしまいますが、暴力には発展しないのが救いって所です。
一回そういう感情に触れると、二回目は大体大丈夫なので今、もし私が沿いのような負の感情や考えを持った人に怒ったりした場合には相当悪辣って事になるでしょうねえw

良いも悪いも

力や器用さ、持久力は従来通りかちょっと落ちる程度。
反面、痺れがあるので繊細な感覚は無いに等しい。
よしんば有ってもそれに対するフィードバックは弱い。

多分、リハビリによる結果次第だと思いますし、完全な回復を時間をかけてでも行いたい人、つまり痛みや痺れがほとんど無い様にしたい人には時間をかけて回復療法をした方が良いかと思います。
痺れ程度ならいいや、多少の痛いのはいいや、と割り切った分、とりあえず今でも児童相手に全力全開できますけれど、反面疲れが半端ないので休みはなるべく摂るようにしてますし、寝落ち率も上がってしまったのはありますけど、どちらを選ぶかはなってしまった人と回復の内容をどう選ぶかですね。

面白い事に諦めずにリハビリをすれば、そこそに前の生活や身体に戻りますし私の場合には過労とストレス等の蓄積が長年に渡って壊した脳ということなので、その後の合併症らしきはでてきていません。
脳出血前の年に数度起こる謎の痛みやそれに伴う左半身の動きの阻害なんてのも起こらなくなったので、それが予兆と気づいていたら今は別に脳をぶっ壊している事もなかったのでしょうから、そこだけが残念という感じですね。

ただ病院で医師や看護師に言われたのは入院直後から動く事を諦めないおっさんは珍しい、との事だそうです。
つまり、世のおっさん年代(四十路から五十路??)は入院した直後に諦めてしまう事が多く、回復できるものも回復できない、らしいそうで。
この辺は次回にでもお話する事にして今回はここまで!ということでよろしく!

あ、あけましておめでとうございます!






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