ついつい子どもに怒ってしまうお母さんへ
こんにちは、自学道場ヘッドコーチのやっすーです。
今日は「ついついわが子を怒ってしまう・・・」
そんなお母さんにぜひ読んでもらいたい内容です。
お子さんがだらけていたり、
言うことをなかなか聞かなかったり。
そんなことが続くと、ついつい怒ってしまいますよね。
そして、怒った後に自己嫌悪・・・。
そんなことを繰り返しているお母さんも少なくないかと思います。
お子さんに怒ってしまいそうになった時に、
ぜひ試してみてほしい方法をお知らせします。
怒るメカニズムを知ろう
人が怒るのにはメカニズムがあります。
たとえば、お子さんに片づけをお願いしているとき、
お母さん「早く片付けてね~」
お子さん「わかってる~」
~~~5分後、状況変わらず~~~
お母さん「早く片付けてよ」
お子さん「わかってるって!」
~~~さらに5分後、状況変わらず~~~
お母さん「早く片付けなさい!いつになったらやるの!」
お子さん「今やろうと思ってたんだよ!」
~~~以下、言い争い開始~~~
わりと「あるある」の状況ですよね。
こんな状況になるのには要因があります。
それぞれの気持ちを解説していきましょう。
お母さん「早く片付けてね~」⇒ 早く片付けてくれたら助かるわー
お子さん「わかってる~」⇒ そんなに急がなくてもいいじゃん
~~~5分後、状況変わらず~~~
お母さん「早く片付けてよ」⇒ 言ったのに全然聞かない!
お子さん「わかってるって!」⇒ 何度もうるさいな~!
~~~さらに5分後、状況変わらず~~~
お母さん「早く片付けなさい!いつになったらやるの!」
⇒ 意地でもさっさと片付けさせなきゃ!
お子さん「今やろうと思ってたんだよ!」
⇒ やろうと思ってたのにうるさいからやる気なくした!
こんな心情の動きがあることが多いです。
ここで注目したいのがお母さんの心の動き。
途中から「やらせなきゃ!」「言うことを聞かせたい!」という、
いわゆる”マウント取り”の状況になっています。
この状況が続くと、
相手をコントロールしたい!という気持ちが強くなり、
「生意気だ!」「怒らないと気が済まない!」
という感情が沸き上がります。
人は思い通りにならない時に怒ることを”選択”する
実は、人が怒るときは「怒ろう!」と思って怒るのです。
もちろん、怒らせる引き金になったのはお子さんの言動ですが、
それと怒るか怒らないかはお母さんの側の選択なのです。
先ほどの例でいうと、片付けることが最初の目的だったはずなのに、
「片付けさせる」ことが目的となり、
最後には「謝らせたい!」「コントロールしたい!」が目的になるのです。
つまり、自分の選択次第で怒るか怒らないかは決められるのです。
子どもたちも日々学習している
ここで一つお伝えしたいのは、
私は「怒るな」と言っているのではありません。
子育てをする上で、時には怒ることも有効な手段となりえます。
ところが、子どもたちは学習する生き物。
怒られ続けて、怒られ慣れると、
「面倒だから黙って聞いておこう」とか、
「怒られるから言わずにおこう」とか、
気持ちにふたをしたり、平気で嘘をついたりするようになります。
そういった意味では、子どもたちもなかなか上手なのです。
色んな技を身につけよう
お母さんの方に「怒る」という手段しかない場合、
子どもたちはそれに慣れ切って見切られてしまいます。
その意味でも、お母さんの方も「怒る」以外の技を身につけないと、
真の意味でのコントロールはできません。
「怒る」以外にも、「お願いする」「褒める」「あおる」などなど、
人と人とのコミュニケーションの方法はそっくりそのまま、
子育てにも応用が利く技なのです。
ぜひ、お母さんも色んな技を試してみてくださいね。
今日もこのnoteをご覧いただき、ありがとうございました。
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