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7/18 ニュースなスペイン語 Carlos Alcaraz(3):カルロス・アルカラス(3)

テニスに強い思い入れがあるわけではないが、小生は、若人が頑張っていると、無性に、そして、無償で、応援したくなる性分。

5月29日の小欄では、アルカラスが同月に開催されたマドリード・ムトゥア・オープン(Mutua Madrid Open)で優勝したことを紹介した。

そのアルカラスが、今度は、ロンドンで開催中のウィンブルドン選手権(torneo de Wimbledon)の決勝戦(final)で、ノバク・ジョコビチ(Novak Djokovic)を約5時間に及ぶ激闘(batalla épica(=「記録(叙事詩)に残る戦い」の意))の末、1-6、 7-6、 6-1、 3-6、6-4で破り、見事、同大会での優勝を果たした。

アルカラスは若干20歳、プロとしての競技人生は2年そこそこ(en apenas dos años de profesional)にもかかわらず、4大世界大会での優勝(=「グランドスラム(Grand Slam;Grande)」)は今回で2回目となる(1年間のうちに4大大会すべてで優勝を果たす、いわゆる「年間グランドスラム」とは分けておこう)。

ちなみに、初グランドスラムは2022年の全米オープン(US Open)。まだ、去年のことか……

今年だけで6個目の優勝タイトル(título)を手に入れたことになる。

アルマラスは別の記事で次のように語った。

夢が現実になった。ここで勝てるなんて素晴らしいこと。でも、もし負けていたとしても、僕は自分自身を大変誇らしく思う。だって、テニスというスポーツの伝説の選手ジョコビッチとの戦いに名を刻むことが出来たのだから(Es un sueño hecho realidad. Es genial ganar, pero incluso si hubiera perdido estaría muy orgulloso de mí mismo, por haber hecho historia en esta torneo contra una leyenda de nuestro deporte)

ムルシア州出身のアルカラスについて、記事では、彼の躍進はとどまることを知らない(La progresión del murciano no tiene fin)と書いてある。

さらなるグランドスラムを目指して突っ走って欲しい。

写真はウィンブルドンの優勝トロフィーを手にしたアルカラス。

出典
https://www.rtve.es/deportes/20230716/carlos-alcaraz-novak-djokovic-directo-final-wimbledon-2023/2452078.shtml など