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11/23 ニュースなスペイン語 Dabis Muñoz:ダビス・ムニョス

ダビス・ムニョス(写真)は、今年で3年連続(tercera vez consecutiva)、世界で最も優れた料理人(el mejor cocinero del mundo)として表彰された(se corona)人物である(ということを初めて知った)。

今年で7回目(VII edición)となる「ザ・ベスト・シェフ・アワード(The Best Chef Awards)」がメキシコのメリダ市(Mérida)で開催された。

トップ10にスペイン人が4人も入選していて、2位にはアルベール・アドリア(Albert Adrià)という名前があった。

かつて、エル・ブジ(El Bulli)で料理長を務め、現在はバルセロナでミチュラン1つ星レストランのシェフをしている人物のようで、かのフェラン・アドリアン(Ferran Adrià)の弟らしい。

もうひとり、10位のジョアン・ロカ(Joan Roca)という名前を見て、はて、もしや、かつて小欄で取り上げたかしらんと思い、自分の記事を検索してみたら、ヒットはしなかった。

ただ、ジョアンの実の弟であり、兄弟で経営している「アル・サリェー・ダ・カン・ロカ(El Celler de Can Roca)」のシェフでもあるジョルディについて、3月19日付の小欄で紹介していた。

なお、今年10位だったジョアンは、2017年と18年は第1位、そして昨年は3位となったので、トップを維持することがいかに難しい業界かが分かる。

ムニョスはマドリードに「DiverXO(多分「ディベルショ」と発音するのかな・・・)」というレストランを構えている。

料理は「地中海ダイエットと中華の融合、そして、特に、和食から幾分か影響を受けて(Cocina de fusión mediterránea y china, principalmente, con alguna influencia japonesa)」がコンセプトみたい。

店名は「ムニョスの造り出す料理の大いなる多様性(la gran diversidad de su cocina)」と「中華には欠かせない万能調味料XO醤(la salsa XO es omnipresente en cualquier cocina(china))」に由来しているらしい。

ホームページを見てみると、「カンバス上の狂気(Locuras en lienzo)」なる「作品(obras)」が3つアップされている。

その内のひとつがこれだ!

https://youtu.be/Vwxb1X4Hb4w

料理を絵画に見立て、皿に描くように置かれてゆく多彩な食材と色とりどりのソース。

ん~・・・。

町中華で育った小生としては、えもいわれぬ鍋さばきで、炎を自由に操りながら、炒飯をものの2分で作り上げてしまう動画の方がそそられる。

写真はダビス・ムニョス。

本名はダビ・ムニョス(David Muñoz)。

つねに学び続けなければならないというプレッシャーを感じている(Siento la presión de seguir aprendiendo)ー。受賞時の言葉だ。

外見とは裏腹の、そして、ホームページのエキセントリックさとも違う、真面目さがにじみ出ている。

出典
https://www.rtve.es/noticias/20231121/dabiz-munoz-se-corona-tercera-vez-consecutiva-como-mejor-cocinero-del-mundo/2461451.shtml