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10/26 ニュースなスペイン語 Láser:レーザー

米国ワシントン州にある「カーボン・ロボティクス(Carbon Robotics)」という企業が、自動走行型のロボット(robot autónomo(写真))を開発したというニュース。

このロボットくんは「レーザー・ウィーダー(Laser Weeder)」という名前からも分かるように、50ミリ秒に1回光る150ワットのレーザー(láser)を持つ。

さらに、スーパーコンピューター(superordenador)と高解像度カメラ(cámaras de alta resolución)を搭載していて、人工知能(inteligencia artificial)を駆使しながら、雑草(mala hierba;maleza)とそうでない作物を瞬時に見分け、雑草だけをレーザーで焼く。

このロボットは四輪型(cuatro ruedas)で、GPSもついていて、広大な畑を健気に動き回る。そして、1時間に10万本の雑草を駆除するという。

レーザーは土の中にいる微生物(microbiología)に影響を与えることはなく、除草剤(herbicidas)を散布しないから健康的な栽培(cultivos saludables)が可能になるし、土壌も駄目にしない。

加えて、利益率もアップ(mayores rendimientos)。

う〜ん、いいことずくめ。

ウィーダー君は有機農業(agricultura orgánica)にはうってつけみたい。

なお、参照した記事は今年の7月1日付だが、ググってみると、開発自体は2021年のニュースにすでに出てくるので、日進月歩のロボットの世界だから、状況は随分変わってるかも。

写真はレーザー・ウィーダー。

重さが4300キロというからややおデブちゃん。

ちょっとググッてみると、価格は2万5000ドル(約374万円)〜5万ドル(約750万円)というから、様々なそろばん勘定すれば、初期投資としては高くないかも。

まぁ、でも、レーザーの電球(?)を換えたり、新しい雑草が出てきた時のパソコンのアップデートとか、そもそも、土ぼこりとか悪路で精密機械が壊れたら…。

いろんなランニングコストを考えると、まぁ、即決はできないか…。

ちなみに「レーザー」は「Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation」の頭文字。「誘導放出による光増幅放射」という意味。

出典
https://www.dimensionia.com/ia-laser-agricultura-sin-malas-hierbas/