AI・機械翻訳リテラシー研究部 -研究ノート- @nasa

AI・機械翻訳が劇的な進化を遂げています。ただ、AI・機械翻訳のクセを踏まえた上で使わ…

AI・機械翻訳リテラシー研究部 -研究ノート- @nasa

AI・機械翻訳が劇的な進化を遂げています。ただ、AI・機械翻訳のクセを踏まえた上で使わなければ、良い翻訳結果が得られ難いのが現状です。AI・機械翻訳リテラシーを研究し、その成果を紹介していきたい。さらには「AIとの協働による翻訳体制の構築」を探求していきたい。

最近の記事

知財系 Advent Calendar 2022 -『英語の苦手な理系の皆さん!特許明細書と機械翻訳を利用して英語を学んでみようじゃないか♪』というコンテンツを考えている件

はじめに皆様、お疲れ様です。nasa です。この記事は『知財系 Advent Calendar 2022』の投稿記事になります。ちょうど良い機会?なので、コンテンツ作りの妄想をしたいと思います。しばらくお付き合い下さいませ! 何か役立つコンテンツを作りたいさてさて、どうしたものか ずーと考えていたのですが、何か役立つコンテンツを作れないのだろうかと。お金を支払って頂けるようなコンテンツを作れないのだろうかと考えていました。 もちろん機械翻訳絡みのコンテンツなんですが、翻

    • 【AI翻訳体験記-後編-】WO2019057804A1をAI(自動)翻訳で和訳してみる_No.04

      「AI翻訳体験記 -後編-」の No.04 になります。 しばらく間が空いてしまいましたが、引き続き訳していきます。 結構なスローペースでやっているので、いつ終わるのか心配になってしましますが、最後まで頑張ります。 今回の翻訳した原文は、 ・Capacitive micromachined ultrasonic transducers (CMUT transducers) require an acoustic window to be provided covering

      • 【AI翻訳体験記-後編-】WO2019057804A1をAI(自動)翻訳で和訳してみる_No.03

        「AI翻訳体験記 -後編-」の No.03 になります。 早速、翻訳に突入です。 説明がイマイチですね。 ゴメンナサイ。 取り直そうと思いましたが、このまま突き進みます。 (良くなるよう頑張ります!) 今回の翻訳した原文は、 ・ULTRASOUND TRANSDUCER DEVICE AND METHOD FOR CONTROLLING THE SAME ・This invention relates to an ultrasound transducer devic

        • 【AI翻訳体験記 -後編-】WO2019057804A1をAI(自動)翻訳で和訳してみる_No.02

          「AI翻訳体験記 -後編-」の No.02 になります。 今回は、各AI翻訳の用語のバラツキについて確認してみました。 ご存知かと思いますが、AI翻訳の出力結果は、それぞれ特徴があります。 その特徴を、ワードクラウドを通じてざっと確認してみようと言ったところです。 さて、どのような特徴が見られるのでしょうか? ご覧下さい! 【この体験記について】  この「AI翻訳体験記 -後編-」は、特許公報WO2019057804A1を AI(自動)翻訳の出力結果を参考にしながら訳

        知財系 Advent Calendar 2022 -『英語の苦手な理系の皆さん!特許明細書と機械翻訳を利用して英語を学んでみようじゃないか♪』というコンテンツを考えている件

          【AI翻訳体験記 -後編-】WO2019057804A1をAI(自動)翻訳で和訳してみる_No.01

          皆様、お疲れ様です。 「AI翻訳体験記 -後編-」をいい加減はじめます! とりあえず、特許明細書を一本を、淡々と訳していこうかと。。。 まずは1回目! 動画を撮りましたので、ご覧下さい! 【この体験記について】  この「AI翻訳体験記 -後編-」は、特許公報WO2019057804A1を AI(自動)翻訳の出力結果を参考にしながら訳してみようといった企画になります。  エディタとして機械翻訳ソフトの PatTranser を使いながら、和訳していく過程をご覧頂けます。

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          機械翻訳に関する法的問題が気になる方へ

          皆さん、機械翻訳はお使いですか? 機械翻訳を使っていると、法的にどうなんだろうと気になることがあります。 そこで、機械翻訳に関する法的問題をまとめたページがあります。もし気になる方がいらしたら、参考にどうぞ。法律的な問題の他にもいろいろ注意点がありますが、AAMTにて「MT利用ガイドライン」として現在作成中です(作成メンバーとして参加中)。MTを健全に使いこなしたいですね! ページはこちら! https://aamt.info/act/journal/30th_anni

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          機械翻訳について思うこと - 知財系 Advent Calendar 2021 -

          はじめにこの記事は、パテントサロン様が企画する『知財系 Advent Calendar 2021』の投稿記事になります。私は特許翻訳(和訳)に携わっています。機械翻訳を実際に使ってみて、現在思うことをまとめてみました。ちなみに、ここで機械翻訳とは、AI翻訳や自動翻訳と呼ばれているモノのことで、つまり、Google翻訳やDeepLなどのことを言っています。ご了承下さい。 機械翻訳の印象まずは機械翻訳の印象です。翻訳精度が年々上がってきている感じを受けます。分野によると思います

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          各AI翻訳サイト/サービスの訳文を比較してみた!

          はじめにnasaです。 「AI翻訳体験記 -前編-」で、「各翻訳サイト/サービスで生成した全文を掲載予定です。」と言ってから、随分と時間が経ってしまいました。 当初、各訳文の文章ごとにコメントを入れながら記事を作成していたのですが、断念しました(笑。 全文ともなると時間が掛かりすぎるのと、さらに、記事が長ーーくなり過ぎてしまうので、途中で切り上げた次第です。 さて、どうしたものかと考えていたのですが、以前からワードクラウドで用語のバラツキを見てみたいと思っていたので、

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          Japio「AI翻訳サービス」体験レポート

          はじめに 皆様、お疲れ様です。nasaです。  この度、Japio様(日本特許情報機構 様)から、ブログを通じて連絡を頂きまして、「AI翻訳サービス」のモニター調査のお誘いをうけました。  Japio様、ありがとうございます!  そこで、この「AI翻訳サービス」の体験レポートを、noteにて報告させて頂こうと思います。尚、同一内容の記事をブログにも掲載予定です。ご承知おき下さい。 AI翻訳サービスの概要 ではまず、「AI翻訳サービス」の概要からご紹介していきます。

          Japio「AI翻訳サービス」体験レポート

          ライトニングトークに投稿しました!

          皆様、お疲れ様です。 nasa です。 知財関係者にはお馴染みのサイト「パテントサロン」ですが、 先日、『知財系ライトニングトーク #12 拡張オンライン版 2021 春』の募集がありました。 せっかくなので、投稿してみました。 ご興味がありましたら、覗いて見て下さい! パテントサロンリンク:http://www.patentsalon.com/lightningtalks/20210419/index.html ちなにみ、投稿したのは研究部の紹介動画となります!

          ライトニングトークに投稿しました!

          AI・機械翻訳リテラシー研究部 -研究ノート- はじめます

          まずは自己紹介から 皆様、お疲れ様です。nasa です。 会社員(エンジニア)の傍ら、副業で特許翻訳(和訳)に取り組んでいます。 詳細は、ブログ「次代の特許翻訳者」(https://jidai-trans.com/)にアクセス頂けたらと思います。 突然ですが、この度「AI・機械翻訳リテラシー研究部」を立ち上げました。 2020年1月頃から、AI翻訳や機械翻訳と呼ばれる翻訳ツールを使ってきたわけですが、どこかで基本的な使い方を「AI・機械翻訳リテラシー」と称してコンテン

          AI・機械翻訳リテラシー研究部 -研究ノート- はじめます

          「AI翻訳体験記 -前編-」

           本投稿は、パテントサロン様が企画された「知財系 Advent Calendar 2020」の投稿記事となります。また、ある翻訳講座の受講感想を一部修正したものとなります。ご了承下さい。 【はじめに】 早いもので、アッという間に1年間が過ぎ去りました。私は、会社員(半導体エンジニア)として勤務している傍ら、副業で特許翻訳を行っています。昨今、翻訳業界は、AI翻訳の翻訳精度向上の影響もあり、高い翻訳力を身につけなければ、仕事にありつけない状況になりつつあります。そのため、自身

          はじめに

          はじめまして、nasaと言います。 会社員として働きながら特許翻訳をはじめて3年ぐらい経ちます。特許翻訳を始めた頃は、AI翻訳がそこまで騒がれていなかった気がしますが、最近はめざましいですね。様々な会社からAI翻訳がリリースされ、読める翻訳文が生成されるようになりました。ただ、商品(翻訳文)としては、まだまだ手直ししなければならない状況だと思います。 現在、特許翻訳者としてのスキルの打ち直しをしているのですが、その1つにAI翻訳を加えようと思っています。その目的は、当然な