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「やりたい」で終わらせない。「今すぐやる」自分になれたのは、理想×仕組み×仲間を見つけたから

こんにちは。
自分軸手帳部員&ライターの美穂です。

手帳を通して仲間と一緒に自分軸を見つけ、育てることができる、それが自分軸手帳部です。
多くの自分軸手帳部員さんから聞こえてくるのは「仲間と自分軸手帳を続けるうちに、自分自身に気づきや様々な変化が生まれた」という声。その一部をインタビュー形式でお届けします。

▼過去のインタビューはこちらをご覧ください

今回お話を伺ったのは、haguさん。

自分軸手帳&手帳部3年目。アラフォー、ワーママ歴10年。小3・小5の兄弟を育てながらフルタイム勤務中。7つの習慣・資産運用・家計管理・楽天マラソン・ダイエットにアンテナが立っている。

興味があることをどんどんやりたい!情報を集めるのも伝えるのも大好き!ところが、日常生活では周囲とのバランスを取るためにそんな自分にブレーキをかけていたというhaguさん。自分軸手帳&自分軸手帳部と過ごすうちにそんな自分の気持ちが満たされ、さらには周囲に優しくなったといいます。

部員3年目となったhaguさんの、これまでの変化を聞いてみましょう。


ありのままの自分を解放できる場所

美穂:
haguさんが自分軸手帳を使ってみようと思ったきっかけや理由は?

hagu:
決め手になったのは「自分軸手帳部(以下 手帳部)」の存在です。

私の自分軸手帳デビューは2022年。手帳自体はその前年から販売されていたので、購入前から1年目の部員さんの発信をSNSで目にしていました。その活動の様子や人間関係が心地よさそうで、私も仲間に入りたい!と。

美穂:
haguさんは、見知らぬ人々の集団にも物怖じしないタイプなんですか?

hagu:
そんなことはありません!1対1で話すのは楽しいですが、大人数や初対面は苦手。人間関係が濃くなりすぎるのもしんどく感じます。

美穂:
では、なぜ新たなコミュニティに飛び込む決断ができたのでしょう?

hagu:
部の様子を垣間見る限り、ベタベタした人間関係ではなさそうだぞ、と。さらに、いい意味で意識を高く持った人たちが質の高い情報交換をしていそうだ、という印象も抱いたから、でしょうか。

私は興味あることなら様々な情報を収集したい!自分が持っている情報も伝えたい!という思いが強い人間です。とはいえ、その勢いのままリアル社会で突っ走ると、周りには「なんだかグイグイくる人」って思われがち。実際に「どうしてそんなにがんばってるの?」と言われることもありました。だから、周りに圧を与えないように自分の出し方を調整したんです。

ところが手帳部は、活発な情報交換と、オンライン上のつながりゆえのほどよい距離感が両立される。だから、私のぐいぐいいきたい気持ちを表に出しても悪目立ちすることなく、気持ちよく収集心や学習欲が満たされます。自分を解放できる場に出会えた、ともいえるかもしれません。

美穂:
多種多様な人々が、それぞれのぺースで自由に過ごしていますものね。

hagu:
入部したからといって、バリバリ活動を強いられるわけでもないのもいいですよね。様々な価値観が許容されて、人間関係も活動のぺースも強制されないのが、本当に心地いいです。

「振り返り」を続けて地に足がついてきた

美穂:
部と切り離して語るのは難しいとは思いますが……ご自身が一人で手帳と向き合う、といった意味で変化を感じた部分はありますか?

hagu:
はい。一言で言うなら、フワフワしていた自分の足元が、徐々にしっかりと地面へと吸い付いていく感覚がある、とでもいいますか。

美穂:
詳しく聞かせていただけますか?

hagu:
自分軸手帳には、毎月「目標と振り返り」のページがあります。書き始めたころは「こうなりたい」というものが見出せず、この先どうしたらいいだろう……と思うばかりでした。

自分軸手帳デビューした直後の年間目標ページ。
手探りしながら書いたため、空白も多かったという。

ところが、たとえ手探りでも繰り返し振り返るうちに、「やっぱり私はこれが好きなんだ」「ここ、よくがんばったね」「これを今やるのは現実的に無理だ」と少しずつ見えてくる。

ベクトルが360度、完全フリーでキョロキョロしていたら、行き先に迷います。ところが指し示す範囲がたとえ数度でも狭くなれば、それだけ迷いは減るし、行きたい方向に近づくこともできますよね。

毎月の振り返りを通して、少しずつ自分のベクトルが定まり、数ミリずつでも行きたい方向へ前進できていると実感できるようになったんです。多少寄り道することがあっても、大まかな行き先は見えているし、近づいているから大丈夫。今はそう思えています。

美穂:
小さな気づきや変化を自覚できたからこそ「この調子で大丈夫」と思えるようになったんですね。

書籍実践サークルが大きな転機に

hagu:
それからもう一つ。入部した2022年に、部内の書籍実践サークル(※)で「7つの習慣」に向き合ったことが、私の変化に拍車をかけました。

サークルが始まる前の手帳は「何を書けばいいか」迷うことも多かったのだそう

振り返りがもたらしたのが「じわじわした気づき」なら、書籍実践サークルがもたらしたのは「新しい視点」でしたね。目に映る世界がガラリと変わったと思います。

(※)書籍実践サークル
テーマとなる書籍のワークや教えを、手帳を活用しながら実践し、気づきや学びを深めるサークル活動。参加メンバーは取り組みや学びを専用プラットフォームにアウトプットし、互いに気づきや変化をシェアする。
過去には『7つの習慣』『世界一やさしい「才能」の見つけ方』をテーマに活動した。

美穂:
「7つの習慣」に挙げられた習慣を1カ月ごとに1つずつ、7カ月かけて向き合う長丁場でしたよね。ガラリと変わった、とのことですが、例えばどんな変化が?

hagu:
まず、イライラしなくなりました

手帳部の仲間と同じテーマに一斉に向き合うと、自分と違うアプローチや考え方が見えてくる。「私の当たり前が、隣の人にとっては当たり前ではないんだ!」という気づきの連続で、他者理解がグンと深まっていく。

それまでは、家族はおろか、職場の人にも「イラッ」としがちだったのですが、相手に寛容になりました。

美穂:
そんな風に自信をもって即答できるのは、本当に変化した証ですね!

hagu:
はい。そしてもう一つの変化は、行動のスピードが上がったこと。

haguさんが特に影響が大きかったと語る「第2の習慣」への取り組みの軌跡

「7つの習慣」の第2の習慣は「終わりを思い描くことから始める」どうありたいかゴールを描いて、その実現のために行動を積み重ねる、というものです。この習慣が効きました!

たとえば私はずっと「痩せたい」と思っていたのに、「痩せよう」とはならなかった。でも終わりを思い描いたときに「いつやるの?」と真正面から向き合いました。もちろん答えは「すぐやろう!」。まずはその日のうちに、オンラインジムに申し込み。トレーニング時間を確保するためには家事を減らす必要があると思ったので、シルバー人材センターにアウトソーシングの手配もしましたね。

美穂:
書籍の学びを得てから行動に移すスピードがものすごい!

hagu:
書籍実践以降、”いっぱい・すぐ”やるようになったと思います。ダイエットの他にも、調理家電の導入や、英語学習、信頼関係を大切にしながら子どもに寄り添えるようにもなりました。

手帳の空きページを活用して描いた「理想の1週間」

終わりを思い描くことは、つまり理想を描くこと。すると、大切なものや今現在との差異が見えてくる。すると「これを手放そう」という判断もできるようになります。最近は生活リズムが変わるタイミングごとに、手帳に「理想の1週間を思い描く」のが恒例です

美穂:
一度描いて満足するのではなく、その時々で理想をブラッシュアップするんですね。

hagu:
夫と話したことがあるんです、「自分たちの両親は、楽しそうな感じがしなかったね」って。「だから私たちは、パパだから・ママだから、ではなく、自分の人生を楽しそうに生きる姿を子どもたちに見せたいし、笑顔でいたいね」と。

子どもの学校や習い事、私の働き方にも様々なタイミングで変化があります。その度に理想との差異を確認して、自分の時間を確保したり、子どもへの寄り添い方を考えたりしています。

手帳と手帳部が実行を支えてくれる

美穂:
お話を聞いていると、もはやhaguさんは「部」や「サークル」という形がなくても自走できそうに思えますが……。

hagu:
いや、一人だとやっぱり無理なんです。サークルで気持ちに火がついて、「7つの習慣」の関連書籍やワークブックをあれこれ購入したのですが……まともに開くことなく積読と化しています。(笑)

やっぱり、部員さんやコミュニティの存在が、心地よい強制力とペースメーカーになるんですよね。

美穂:
仲間の存在が確実な実行へ導いてくれるわけですね。

hagu:
それから、自分軸手帳の作りも私の実行支えてくれる仕立てになっていると思います。私にとって大きな存在なのが、ウィークリーページの片隅に搭載された「習慣化リスト」です。

新しいことを始めたり取り入れたりするときって、その立ち上がりが一番難しい。

・薬(朝)
・薬(夜)
・英語学習
・オンラインジム

……という具合に、何かをスタートするときは、このリストにどんどん書き込みます。いつも目にするページにアンテナを立てておけるので、新習慣を日常にうまく組み込める助けになっています。

美穂:
一見地味なこのリストの活用が、実行のコツに。

hagu:
自分軸手帳を使う前は、別の有名な手帳を使っていたのですが……自分軸手帳は、より確実に習慣を定着させる作りになっていると思います。

たとえば、前の手帳にも1カ月のハビットトラッカーが独立したページとして存在していました。でも、毎日、ハビットトラッカーとウィークリーページを行き来するという1アクションは「手帳を続ける」「習慣化する」という点で小さいようで大きいハードルになるんです。

毎日見るページで一元管理できれば、やりたいことが自然にリマインドされるし、負担なく記録できる。こういうちょっとした部分に、自分軸手帳らしさを感じますね。

手にしたのは、潤いのある日々

美穂:
haguさんが自分軸手帳や手帳部に出合っていなかったとしたら……

hagu:
疲れてばかりの毎日を過ごしていたと思います。

今思うのは、自分軸手帳を書いたり、手帳部のみなさんと交流することで、毎日がとても潤っている、ということ。自分にはない考え方に触れることで人間性が磨かれることもそうだし、ライフハックなどの情報を得ながら日々をブラッシュアップすることもできます。やりたいことを実行するための時間を生み出せるようにもなりました。以前より日常が充実していることを実感しています。

美穂:
では、もし自分軸手帳を誰かにおすすめするとしたら、どんな人に?

hagu:
ちょっと変わりたいという思いを胸に、1人で頑張っている人。本当は誰かに相談したり、他の人のやり方に触れてみたい、でも身近な人にはなかなか相談できない――そんな人にピッタリだと思います。

様々な解やヒントを押し付けるのではなく、そっと手元に差し出してくれる――そんな空気と文化が手帳部にはありますから。

おしまいに

「書き方の自由度が高い」と評されることも多い自分軸手帳。その自由度を味方につけていたhaguさん。「やりたい」にアンテナを立て、時間をうまく捻出するのがとてもお上手だと感じました。

かたや、その自由度を「難易度が高い」と捉えてしまう方もいるかもしれません。そんな方にアドバイスをお願いすると……

手帳部では、運営メンバーが書きやすい方法や振り返りのためのフレームを提案してくれる。部員さんが専用ブラットフォームに、自らの書き方を投稿してくれる。そういう型を試しながら、自分にしっくりくるものを探していけばきっと大丈夫

書けない時期の真っ白なページも怖がる必要はありません。私も以前は罪悪感しかなかったけれど、今は「忙しくて別のことに時間を割いていたんだよね」と、書けない自分を労わってあげることができる。

こういう使い方や考え方を教えてくれるのが手帳部なんですよね。SNSにアップされているような「作品」のような手帳を目指さなくていい。誰かに褒められる手帳ではなく、自分が考えやすくて書きやすい手帳――それを周りのアイデアを借りながら見つけていけばいいと思います。

専用プラットフォームだけにとどまらず、SNSでも多くの部員さん・ユーザーさんが使い方や気づきをシェアしている自分軸手帳。あなたの参考になるエッセンスをどんどん取り入れて、自分軸を育てるきっかけにつなげてみてはいかがでしょう?

そして、もっと深く情報交換をしたいとおもったあなたは、自分軸手帳部のドアも、お気軽にノックしてみてくださいね


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文責:矢島美穂


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