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「たった15分」も「自分を満たす時間」に。「こうあるべき」を手放して見えてきた自分なりの満足の形

こんにちは。
自分軸手帳部員&ライターの美穂です。

手帳を通して仲間と一緒に自分軸を見つけ、育てることができる、それが自分軸手帳部です。
多くの自分軸手帳部員さんから聞こえてくるのは「仲間と自分軸手帳を続けるうちに、自分自身に気づきや様々な変化が生まれた」という声。その一部をインタビュー形式でお届けします。

▼過去のインタビューはこちらをご覧ください

今回お話を伺ったのは、2023年から自分軸手帳部に入部したノンノンさん。2023上半期は、自分軸手帳の公式アンバサダーも務めました。

夫と息子(年長)の3人暮らし。
夫は多忙なため、平日は自身も時短勤務しながらほぼワンオペで育児中。
2023年から自分軸手帳部に入部。今年の漢字は「向」。

自分軸手帳部1年生ながら、少しずつ、そして確実に自分軸を育てているノンノンさん。悶々とした日々から一歩抜け出し、今やイライラを「次につなげるチャンス」に変えています。さらには、マインドブロックを手放して自分に素直に新たな扉を開けるように――。
そんな変化がどうやったら生まれるのか?ぜひご覧ください。


書いて気持ちを見つけたい

美穂:
ノンノンさんが自分軸手帳部に入部なさったのは2023年ですよね。

ノンノン:
はい。
自分軸手帳の存在は既に2021年に知っていたんですが、その時点で2022年度版は既に完売で……待ちに待ってようやく2023年に入部できました。「自分軸」って言葉がすごくいいなぁ、と心惹かれたんですよね。

美穂:
そうでしたか!
自分軸手帳を手に取る時に、ご自身の中に何か具体的な課題感があったんですか?

ノンノン:
出産して以来、イライラしてばかりの日々だったんです。夫が多忙なため、平日は私がワンオペに近い状態で子どもと過ごしているのですが、ずっと家族が優先。平日バタバタしている分、週末に家事をまとめてこなしていると、その傍らで夫は一息ついていたり、息子と和気あいあい楽しそうにやっていたり……。
「私も休みたいなぁ、休日がほしいなぁ」なんてモヤモヤしていて。こんな気持ちや状況をどうにかしたい、と思っていたんですよね。

美穂:
あぁ、わかります……!
でもお子さんは今5~6歳で、出産から自分軸手帳に至るまで、少し期間が空いていますよね?入部前は、自分なりに何か他の方法で試行錯誤していたんですか?

ノンノン:
はい。
時間術をはじめとしたヒントになりそうな本を手に取ってみたり、ワーママさんが発信しているVoicyのチャンネルを聞いたり……。
その一環で「視覚的に散らかった状態が改善されたら、気持ちもスッキリするのかな?」と、LINEを使った片付けレッスンを受講してみたのですが、そこで取り組んだ「モノと向き合いながら自分の価値観や気持ちを書いて深掘りする」という行為がとても印象的だったんです。書いて気持ちを見つけるという方法があるということを知り、効果も実感できました。だからこそ「手帳という方法がモヤモヤ解消の一助になるかもしれない」と。

美穂:
なるほど!それが自分軸手帳へとつながっていくんですね。
購入や入部への迷いや不安はありませんでしたか?

ノンノン:
自分軸手帳部は3年目を迎えるコミュニティだったので、新参者がうまく馴染めるかな、という不安はありました。入部当初は、部員さんたちの前向きで強いパワーに「みんなスゴイ…!」と圧倒されていたのも正直なところです。
ところが、部員専用プラットフォームに勇気を出して初投稿してみると、あたたかく歓迎してもらえて。最初の心配は杞憂でしたね!

美穂:
確か、本入部前の期間中、仮入部(※)も活用されたとか……。

(※)仮入部
2023年の自分軸手帳部入部手続き前に、
Instagramを活用した「仮入部」を実施。
部での活動や雰囲気を味わえる企画を開催した。

ノンノン:
はい、仮入部期間中に開催された「足し算のワーク」を書く回に参加しました。

▼「足し算のワーク」とは?詳しくはこちら

仮入部期間中に部の雰囲気を体感

みんなで手帳タイムを共有しつつも、自分でリストを埋めるという時間が大半でしたが、驚いたのはそのあとです。
終了間際にファシリテーターさんに促されてそれぞれのリストの項目をシェアする時間があったのですが、続々と投稿されるみなさんのコメントは、私にはない視点や項目だらけだったんですよね。「みんなで活動するって、こういう発見があるんだ!」と、入部前からコミュニティの意味や価値を実感できました。

置き去りにしていたイライラを未来につなげる

美穂:
実際に自分軸手帳を開くようになって、何か変化はありましたか?

ノンノン:
それまで「手帳=予定などを書くスケジュール管理」のイメージで、手帳部で多くの方が実践している「気持ちや気づきを書く」という点では手探りのスタートだったのですが、「1月の振り返り」でいきなりハッとさせられました。

始めて取り組んだ「振り返り」でポジティブな気持ちに

それまでなんとなく過ぎていっているとしか思えなかった日々の中に、ちゃんと楽しいことやうれしいことがあったんだ!と気づかされたんです。

「ただ流されているだけじゃないんだ!」と思えるようになったら、そこから少しずつ自分を認めてあげられるようになり、手帳にもさらにいろいろなことを吐き出して、深掘りの種を手にできるようになりました。「気持ちを俯瞰できるようになったなぁ」と最近感じています。

美穂:
ノンノンさんのおっしゃる「気持ちの俯瞰」とは?

ノンノン:
手帳を手にしてからも、イライラ自体が消えたわけではないんです。けれど、そのイライラを放っておくのがこれまでだとしたら、「このイライラの正体は何?」「じゃぁ次はどうしたいの?」と考えられるようになったのが自分軸手帳以降。感情の起伏を未来につなげる、とでも言うのでしょうか。(笑)

例えば、子どもがお風呂に入らない!なかなかご飯を食べない!!なんていう時。ただ不機嫌になるのではなく、手帳で状況や気持ちを分解してみたり。そうやって自分でいろいろ書き出して深掘りしてもうまくいかない時は、手帳部のプラットフォームに「こんな悩みがあるのですが、みなさんどうしてますか?」と投げかけたこともあります。

美穂:
できることを探す姿勢が素敵ですね!
これまでもノンノンさんは本や音声配信など、自ら情報を取りに行くタイプだったと思いますが、そういった方法と手帳部での情報交換は違いましたか?

ノンノン:
全然違います!!!!(笑)
より近い距離からあたたかいアイデアをいただけるというか……共感してくれたうえで、私個人の状況や気持ちに合わせた「カスタマイズされた知恵」を運んでもらえるというイメージです。だから、「取り入れてみよう!」と火もつきやすいんですよね。

自分での深掘りや周りのアイデアをもとに、「うまくいったパターン」もメモ

結果的に、私自身の行動量も増えました。イライラを起点に行動につなげると、こんなに変わるんだ!と我ながら驚いています。

たとえ15分でもいい。
質の高い小さな一人時間で自分を満たす

美穂:
ちなみに、自分軸手帳のワークページも活用されていますか?

ノンノン:
もちろん!
「24時間の棚卸しワーク」が効きましたね。

▼「24時間の棚卸しワーク」についてはこちらから・・・

自分時間がない!というモヤモヤを抱きながらワークをスタートしたのですが、よくよく書き出してみたら通勤時間も含めると4時間半ほど一人になれる時間があったんです。

ところが、それがわかっても納得感も満足感もない。
「これはもしかして、量の問題ではないのかも。
 物理的に”一人で過ごす”のではなく、
 好きなタイミングで好きなことに取り組めるという
 質が重要なのでは……
」と気づきました。

手帳に書いて、改めて深掘りできたからこそ、ですね。

美穂:
なるほど。
それ以来、時間の使い方などはかわりましたか?

ノンノン:
変わりましたね。
私は早起きが苦にならないので、質の高い朝時間を実現するために、子どもの就寝時間を前倒しして、私も一緒に寝てしまう、と決めました。

3good things(その日にあったいいことを3つ書き留める)にも満足のヒントが

それから、「自分の時間の質」というところにアンテナが立ってからというもの、何気ない過ごし方にも満足を見つけられるようになったんです。

大好きなお絵描きを「1日1絵」と題して毎日ウィークリーページに

「たとえ15分でも手帳を書けると気持ちが充実するんだ」「元々好きだった絵をちょっと描けるだけでうれしいんだ」と気づけたので、仕事の合間の昼休みには15分手帳タイムを設けたり、手帳ページに「1日1絵」を残してみたり……。

美穂:
「大量の満足」ではなく「ちょっとうれしいの積み重ね」でも自分が満たせるとに気が付いたんですね。

ノンノン:
まさにその通りですね。
これまでは「0か100か」を求めて、「100が叶わないなら、そこには不満しかない」と思っていたけれど、「その間でも大丈夫」と許容範囲が広がった自分を感じます。

「短い時間でもOK」という記述があちこちに

「ご機嫌発掘リスト」にも、ご機嫌を取る小さな方法を忘れないように書き留めています。

▼「ご機嫌発掘リスト」についてはこちら

マインドブロックを手放し
自己投資できる自分に


美穂:
手帳を活用してご自分と向き合って……どんどん生きやすくなっていますね。

ノンノン:
胸を張って「私は自分軸で生きている!!」と言い切る自信はまだまだありませんが……それでも他人軸が手放せたな、と思える瞬間は本当に増えました。お金の使い方もそうですね。

美穂:
お金の使い方?詳しく聞きたいです!

ノンノン:
産後、自分にお金をかけることに躊躇していたんです。
時短勤務になって収入が減ったという事情に加えて、SNSで「これくらいのお小遣いでやりくりしてます」とか「こんな風に節約してます」なんて発信も目にするうちに、「私も使うお金をセーブしなくちゃ」って思っていたんですね。

美穂:
夫さんからもそういった要望があったんですか?

ノンノン:
いえ、全くありませんでした。
けれど、「私はこれくらいしか使っちゃいけない!」と誰かが決めた金額やべき論に、私自身が縛られていたんです。まさに他人軸ですよね。(笑)
もともと学習欲が高くて本もたくさん読みたいのに、図書館至上主義というか、書籍に投資することも避けるようになってしまいまして。

美穂:
それにどういった変化が?

ノンノン:
「お金を費やすことで得られる学びの価値」に気づいたんです。
自分軸手帳部も2023は有償化されていますが、場や活動に価値を感じてお金を払って、そこに集まった人とやり取りすることで得られるものって、やっぱり質が高いんですよね。
そう思えるようになってから、自己投資に積極的になりました!

蓋をしていた「学びたい」という気持ちを自由に解放するように

美穂:
ブレーキが取っ払われた――。

ノンノン:
はい。
自分軸手帳部のアンバサダーになって「もっと多くの人に見てもらえる投稿を作りたい」とSNS発信を学べるコミュニティにも参加しましたし、先日は自分自身やキャリアについて深掘りするためのコーチングセッションにも申し込みました。自分的には大きな投資だったので、ちょっと前の自分には考えられない行動です。

美穂:
自分に素直に行動することを許し始めた――すごい変化ですね!

手帳を片手に。
景色の変化を楽しみたい!

美穂:
もし自分軸手帳を手にしていなかったら、ノンノンさんは今どんな風に過ごしていると思いますか?

ノンノン:
イライラに向き合うことなんてなく、フラストレーションを抱えたままモヤモヤし続けていたでしょうね。

美穂:
ではこの自分軸手帳を誰かに勧めるとしたら――。

ノンノン:
目の前のことで精いっぱいで、自分の感情や気持ちに蓋(ふた)をしている方に。

手帳の上は本当に自由で、私には期待以上の効果や変化がありました。
そんな自由な手帳に自分を受け止めてもらいながら、自分軸を育ててほしいな、と思います。
私自身、これから目にするであろう新しい景色を楽しんでいきたいし、そんな景色の変化を味わってみたいという方に、ぜひ手に取ってほしいと思いますね。

おしまいに

今回様々な変化を聞かせてくれたノンノンさん。「そんな様子はご家族にも伝わっていますか?」と尋ねたところ、夫さんから「イライラとご機嫌の差が激しくなった」と言われるようになったとのこと。(笑)
イライラしなくなったわけではない。けれど、これまでのデフォルトが「気持ちの低空飛行」だったからこそ、自らご機嫌を取れるようになりつつある今、その瞬間が際立ち始めた――そんなことを裏付けるようなリアルなシェアに、少しずつ変化するノンノンさんの日常風景を垣間見たような気分です。
そして今回のインタビューで個人的に最も心震えたのは、終盤に登場した「自己投資を許すようになった」というエピソード。「自分にお金と時間をかけていい」って、自分を大切にし始めた証拠そのもの。
自分軸を育てるのに必要なのは、「時間の長さ」ではなく「見つめる深さ」なのだと、自分軸手帳歴1年足らずのノンノンさんが証明してくれたように思えます。


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文責:美穂


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