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自分らしく生きるのはどうしてこんなにも難しいのか?理由を解剖してみた。

おはようございます。
「誰もが自分の気持ちに正直になり、他人を思いやれる世界」
をつくるために発信活動をしているよっしーです。

今回は、「自分らしく生きるのはどうして難しいのか?」
というテーマで書いていきます。


自分らしく生きている人は少ない?

・自分らしく生きる
・本音を大切にする
・自己を尊重する
・自分に正直に生きる
・自分軸で生きる

このような言葉を聞く機会が増えてきたような気がします。

ところで、「自分らしく生きている人」はどのくらいいるのでしょうか?

「自分らしく生きる」という概念が主観的なため、
統計を取ることは難しいでしょう。

ただ、どちらかというと
「自分らしく生きている人は少ない」
というのが僕の見解です。

僕自身、自分の人生を自分で選んできたつもりでした。
しかし、「自分らしく生きている」という実感はなかったのです。

あなたにも、身に覚えがあるかもしれません。

どうして自分で選択をしているにも関わらず、
自分らしく生きることができていないのか。

「選択の基準をどこに置いているか」
僕はこれが「自分らしく生きる」ためのヒントだと考えます。

選択の基準が外側か、内側か。

わたしたちを悩ます問題は、社会的な側面(正しくは世間の側面)のほうから生まれてきているのです。

「愛」するための哲学(白取春彦)

・仕事にも人間にもおのずと上下がある。
・自己主張などより謙虚が望ましい。
・両親がそろっているこどものほうが幸せである
・どんな信仰であってもそれは尊い。
・苦があれば楽がある。
・善悪や損得といったことは常識で判断できる。

白鳥さんは、これらの世間的価値観は、
どれ1つとっても確固たる根拠のないものと主張しています。

また、あたかもそれらが人間生活の真理であるかのように扱われていることが問題だと書いていました。

例えば大学を卒業して就職するとき、
もちろん多くの人が自分で選択をしているはずです。

ところでその選択はどのような基準でしているでしょうか?

・公務員は安定だ
・大企業に就職するべき
・給料が高い仕事を選ぼう
・福利厚生が整っている会社がいいなあ
・成長している業界を選ぼう

これらは世間的価値観、つまり
「外側のイメージ」で選択をしています。

このような選択をしてしまうと
「あれ?なんでこんな働き方をしているんだろう…」
と違和感を抱いてしまいます。

では、自分らしい働き方をしている人はどうでしょう。

・自分の好きなことを仕事にしている
・もはや仕事が趣味の1つになってます
・毎日が楽しみで仕方ない!
・成長を実感できて楽しい!
・好きなことでお金がもらえるなんて幸せ

このような人は、好きや理想の姿など
「内側のイメージ」で選択をしています。

納得できる選択をするためには、
世間的価値観や周りの意見ではなく
自分の内側の声で判断することが大切です。

どうすれば自分の内なる声に気づける?

そうは言うものの自分の好きなものがわからない…
と言う人も多いのでないでしょうか。

僕自身もそのうちの一人でした。

教員を辞めたのはいいものの
他にやりたいことがあるわけではなく
一時は路頭に迷ってしまったのです。

そんな時に
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』の
著者である八木仁平さんが運営している
「自己理解プログラム」に出会いました。

「大事」「得意」「好き」の3つの観点から
あなたの本当にやりたいことを論理的に導くことができます。

興味のある方はご覧になってみてくださいね。

「〜したい」「〜できる」「〜すべき」

また、自分の内なる声に耳を傾けることも大切です。

何かを選ぶとき、次のどの考え方をしているか意識してみましょう。

・したいかどうか
・できるかどうか
・すべきかどうか

したいかどうか

「したいかどうか」で選んでいるときは
自分の内なる声で物事を選んでいます。

純粋な興味・関心・好きを大切にするために
「〜したい!」と思えるものを探しましょう。

できるかどうか

「できるかどうか」で選んでいるときは
自らの可能性を狭めているかもしれません。

「できるかどうか」で考えているときは
まずは自分にできないものを排除してしまいます。

結果として、できるものを選びますが
「したくはないけれどもできるから仕方なくやっている」
という現象が生まれるかもしれません。

教師をやっている僕自身がまさにそうでした。
教師を辞めることを決めたものの、
教師以外にできるものがあるのだろうか…
悶々とする毎日を過ごしていました。

また、人には過去に手に入れたものを手放すことをもったいないと思う心理が働きます。

中学生の頃から目指した教員を辞めるのは、
まさにもったいないことをしている気分でした。

過去の栄光が強ければ強いほど手放すのは難しいでしょう。

すべきかどうか

「すべきかどうか」で選んでいるときは
世間的価値観で物事を選んでいると言えるでしょう。

特に責任感の強い人ほどこの思考は強くなります。

人としての信頼は厚い素晴らしい人間性ですが、
あまり繰り返してしまうと自分が疲弊してしまいます。

「すべきかどうか」で考えがちな人は、
一度、自分が何をやりたいのかを考えてみましょう。

自分の内なる声に素直になろう

さて、今回は
「自分らしく生きるのはどうして難しいのか?」
というテーマで書かせていただきました。

自分らしく生きるためにも
「〜したい」という内なる声に耳を傾けていきたいですね。

それでは今回はここまでです。
読んでいただき、ありがとうございました。

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