1年間リーダーをやってみて大切だった4つのこと
本年度の頭からリーダをやらせてもらえたので、1年間を振り返ってみて大切だと思ったことをいくつかかまとめてみます
チームの状態を把握する
当たり前ですが、チームがいい状態のときと悪い状態ときでリーダーがやらないといけないことは変わってきます
チームの状態にあってない施策を打ち続けてるとリーダーとしてはこんなにやってるのにメンバーが動いてくれない、メンバーとしてはリーダーが何もしてくれないみたいなことが起こりえます
そういった状況を回避するためにはまずチームの状況を可視化して把握しやすくすることが大切です
可視化することで今打たないといけない施策が明確になり、打った施策の効果測定も可能となります
また可視化した状況をチームに共有すれば、課題を感じてくれるメンバーが出てきて一緒にチームを良くしようといろいろ提案してくれたりして、後任候補となるメンバーが見つかるかもしれません
具体的な可視化の方法はチームの状況や業種等によって適切な方法があると思うので、チームにあったものを選択するのも大切なことです
メンバーに合わせてマネージメントする
スポーツの監督のようにメンバーをマネージメントをするリーダーにも色々なやり方があります
その中でもメンバーに合わせてリーダーがマネージメントのやり方を変えるほうが組織として成果が出ると思ってます
理由はシンプルで、人はやりたいことをやってるときのほうが成果が出るからです
ではどうやってメンバーのやりたいことを把握するのかという話になるのですが、これに関してはメンバーとの対話を通して長い時間をかけて一緒に把握していくしかないです
誰しもが自分のやりたいことをちゃんと把握できているわけではありません
他人のことであればなおさらです
メンバーのやりたいことの理解のためには中長期的なキャリアをメンバーと一緒に考えていき、その中でメンバーがやりたいと思うことをやらせてフィードバックを得る。こういった対話の積み重ねが重要です
相互理解が深まりメンバーがほんとにやりたいことができるようになればよりチームとして成果を出せようになります
メンバーごとに適切な任せ方をする
同じチームのメンバーとはいえ、業務知識等、業務の遂行能力には差があります
そういった中ですべてのメンバーに同じように仕事を振ると、メンバーとしてはもっとサポートがほしい、リーダーとしてはもっと自力で業務を遂行してほしいとギャップが生まれ、いい状態ではなくなります
できる人には抽象的なタスク、例えば売上を10%上げるとかのタスクを渡して、アウトプットの最終確認だけする
まだサポートが必要な新卒のような人には具体的なタスク、例えば次のプレゼンの資料をここにある情報をもとにこういう流れが作って欲しいとかのタスクを渡して、進捗の確認も頻繁にする
こういったようにタスクの振り方に傾斜をつける必要があります
また渡すタスクはその人にとってちょっと難しい程度の難易度だとその人の成長にもつながることが多いので、タスクの難易度も考慮できるとよりよいです
必要な情報を必要なタイミングで共有する
リーダーになるとメンバーのときよりも早く情報が降りてくることが多いです
ですが、入ってきた情報をすべて流すのはあまりよくないです
もちろんメンバーが必要な情報があれば共有したほうがいいです
重要なのは適切なタイミングで適切な情報を共有することです
適切でないタイミングで情報を共有しても、必要になる頃には忘れていたり、後々逆の情報が流れて来て混乱の原因となったりするので必要なタイミングで必要な情報を共有しましょう
まとめ
今回一年間を振り返って自分が重要だと思う少し具体的なことをまとめてみました
色々書きましたが、一番大切なのはチームの成果が最大化するように働きかけることだと思います
そのための方法は今回挙げたもの以外でもたくさんあると思うので色々試しながらそのチームにあったやり方をして、チームの成果の最大化を目指しましょう
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