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なぜ関東リーグ1部の南葛SCは大物選手を補強できるのか
両想いのご縁に恵まれる「人生の経営者」を共創するパートナー、Webマーケティング戦略コンサルタント、サッカー戦術デザイナーのぱっち社長です。
南葛SC(東京都葛飾区)は、人気サッカー漫画「キャプテン翼」の主人公・大空翼の所属チームと同じチーム名で話題です。
南葛SCのオーナー兼代表はキャプテン翼の原作者である高橋陽一氏です。
しかし、南葛SCは関東リーグ1部リーグに所属。
J1リーグから数えると、5部リーグに相当します。
よって、通常であれば知名度や実力の高い選手を獲得するのは至難の業ですが、
南葛SCは稲本潤一選手や今野泰幸選手など、ワールドカップでも活躍した選手など、大物選手が多数所属しています。
今回は、なぜ南葛SCが大物選手を次々と獲得できているのか、その背景にある「独自の経営手法」について解説します。
現在、南葛SCに所属する主な大物選手
日本代表や海外、J1リーグなどで活躍された選手がズラリです。
稲本潤一選手
今野泰幸選手
大前元紀選手
関口訓充選手
楠神順平選手
下平匠選手
選手個別パートナー制度
南葛SCの大型補強を可能とした理由の1つが「個人スポンサー制度」です。
同制度は、選手自身が自分のスポンサーになってくれる企業を探す営業活動を行います。
金額、スポンサー数は選手が自由に決めて良いルールです。
スポンサー料から経費(ウェア代)を除いた金額すべてが選手個人の収益になります。
個人スポンサーになった企業のロゴは、選手それぞれの練習用トレーニングウエアにプリントされます。
年俸以外の収益があるという条件で有名選手にオファーを出せるため、交渉過程で他チームより優位に立てます。
また、「営業活動の経験をセカンドキャリアに活かしてほしい」という想いもあるとのことです。
選手営業制度
南葛SCは現在、プロ契約以外に、正社員と業務委託社員を合わせて22人の選手を雇用しています。
社員選手は週3回、午前中の練習を終えた後に5時間社員として働き、スポンサー企業の開拓を進めていきます。
選手自身が企業を訪問し、チームのスポンサーになってもらえないか交渉するため、
企業からの評判はとても良いとのことです。
まとめ
サッカーに限らず、スポーツはファンあってのものです。
ファンがたくさんいるチームは、そのままチームの収益に直結するのは自明です。
一方で、選手個人に関しては、通常は「サッカーの上手さ」が給料として反映されるため、
ファンがたくさんいる選手の給料が低く、ファンが少ない選手の給料が高いということも起こりえます。
「選手個人の人気がそのまま給料に反映される」
そんな独自の経営手法を導入したからこそ、南葛SCはサッカー選手にとって魅力的なチームになっています。
大物選手が南葛SCにやってくるのも、ここが理由です。
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筆者について
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