DAZNが高額な放映権料をJリーグに支払う理由
両想いのご縁に恵まれる「人生の経営者」を共創するパートナー、WEBマーケティング戦略コンサルタント、サッカー戦術デザイナーのぱっち社長です。
「想いに共感してこの商品を選んだ」
現在はそんなお客様が増えています。
しかし、想いだけでは経営は成り立ちません。
・想いを実現するための事業投資
・投資を回収するための見通し
これらがあって初めて三方良しの経営ができます。
今回は、スポーツ動画配信サービス「DAZN」が、想いをどうやって形にするのか、その見通しについて解説します。
DAZNの新たな事業投資
2023年3月30日、DAZNはJリーグとの新たな放映権契約を発表しました。
2023~2033シーズンの11年契約、約2395億円で放映権を購入するとのことです。
なぜDAZNはJリーグの放映権を購入しつづけるのか
DAZNは「Jリーグの価値は過小評価されている」と考えています。
スポーツファンが好きなスポーツを、いつでもどこでも楽しめる環境を提供する
スポーツファンに新しい視点や体験を提供する
そんな想いを持つDAZNは、「Jリーグを応援したい」という気持ちが強いのかもしれません。
事実としてDAZNは、Jリーグの各クラブを窓口に、年間視聴パスを購入できる仕組みを導入しています。
たとえば私がガンバ大阪を通じてDAZN年間視聴パスを購入すると、購入金額の一部がガンバ大阪に流れます。
「自分たちだけ儲かればいい」
そんな経営者からは出てこない発想ではないでしょうか。
Jリーグ中継の質が上がった理由
DAZNはJリーグの価値を高めるために数々の投資をしています。
Jリーグ中継の質が以前より上がったことからも、DAZNの「Jリーグの発展に貢献したい」という想いが伝わってきます。
高額な放映権料を回収するための経営戦略
DAZNの運営会社パフォームは、「スポーツベッティング」と呼ばれるスポーツ賭博の運営者に対し、動画配信を行うことで急成長を成し遂げた企業です。
日本では2023年4月14日、大阪が提出したIR区域整備計画を国が正式に認定しました。
大阪IRは2029年秋の開業を目指しています。
こういった背景から、日本国内でもスポーツ賭博が行われると予測し、Jリーグの放映権を利用して稼ごうとしているのではないかと言われています。
大阪IRは苦戦必至という意見もありますが、大阪IR事業とDAZNが提携して、日本唯一のスポーツベッティング施設が大阪にできれば、私は面白いと考えています。
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