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心理検査をゲーミフィケーションする~11月勉強会報告

 こんにちは。ゲーミフィケーション賢者Lv98の”きっしー”です。

 11/22(月)19時半よりオンラインZoomにて、日本ゲーミフィケーション協会会員を対象とした月例の勉強会を開催しました。時間は2時間程。参加者は会員8名です。

今回の話し手は、SOMAさん。テーマは、「心理検査でゲーミフィケーションする」です。

まずは、話し手が、年間70万人の受検者が利用する、日本を代表する心理テスト、「内田クレペリン検査」の紹介しました。
https://www.nsgk.co.jp/uk

その人にハマる場所、働き方を知る手掛かりになる。大人の脳トレにも使われている。などの話が面白かったです。

本日のミッションは、長年の実績はあるが、遊び心のない当検査にゲーミフィケーションを入れて、「能動的参加」を引き出し、より多くに人に利用してもらうアイデアを出し合うことです。

話し手が目指しているのは、「無理して生きる人を減らしたい」。そのために「内田クレペリン検査」がもっと活用されれば良いと思っている。そこでゲーミフィケーションに出番です。

能動的参加」を入れるには?の課題へのアイデアは、
・職業とレベル 
・チームを組ませる
・合格 パーフェクト
・ガチャ要素
・婚活で使う などなど


参加者の「印象に残ったこと、学んだこと」

■ クレペリンは入社面接時の記憶しかなくこれをやる会社はそれだけでかなりモチベーションが下がった。
最初にこの検査で何を見たいのかを知っていればもう少しまじめに受けたと思う。
クレペリン検査分析:職業選択編、恋愛性向編、人生エンジョイ編みたいな違うエディションがあったら?
検査結果を自分で判定を知るところまで含まれるとそのあとの面接でももう少し違う結果になったかな。ならないか。

■ 発表自体にもゲーミフィケーションを取り入れて頂き、楽しんでお聞きしました。
心理検査により色んな能力を客観的にデータとして見れるということが新たな学びです。
心理検査×ゲーミフィケーションというテーマについてみんなで考えたことは充実した時間となりました。
自分の能力を客観的に捉えてキャラクター等で具体的にイメージをして、それだけでなく異なるキャラクター同士で組んでその先をシミュレーションや実践的な教育等に繋げる、という意見は勉強になりました。

■ 今日学んだことは、生物的な行動(速度、波、誤答)から性格が推理できるのが面白かった。「操作法」そのものを知ってた。
話し手の自分は自分のままでいいというメッセージを発信したい気持ちに強く同感。
競うあう要素は面白かった。発表自体もすごくできた。

■ 面白い活用法が色々聞けて楽しかったです。
みなさん頭が柔らかい。
久しぶりにクレペリン検査をやって、足し算を久しぶりに頭で考えてやった気がします。笑

■ 話し手の「無理して生きる人を減らしたい」という言葉は素敵な考え方だなと思います。
自分の客観的な評価はなかなか難しいのですが、心理診断はモチベーション向上や自己他己評価活用含め、色々な活用方法がありそうですし、奥深さを感じました。

■ 人口減少で国内で心理検査を受ける人が減っているならば、人口増えてる外国に持っていけばよいと思った。性格や行動面の特徴が分かるということだったが、ケーキを切れない非行少年にやらせるとどんな結果がでるのだろうと思った。診断結果を、ドラクエの職業にすると分かりやすく楽しくなると思った。
あと、お試し検査で優勝できてうれしかった。

話し手の感想:
■ 話しながら自分が1番検査の勉強が進んだ気がしました。
僕は話しながら心理検査を売りたいのではなく、無理して生きる人を減らすことをやりたいんだなあと思いました。
みなさんからのいろいろなアイデアを聞いてこの分野でその人らしく生きられることを支援することができるヒントが見つかりました!
早速実践して、心理検査を使ってその人らしい人生を作る手伝いをしていきたいなあと思いました!


以上、今回もたいへん有意義な勉強会となりました。

次回は、12月勉強会を開催予定です。
 タイトル:お金を知るアナログゲームを、対面で体験しよう

(おわり)

#jgamifa #gamification
#ゲーミフィケーション #ゲーム要素 #モチベーション #げみー
#日本ゲーミフィケーション協会 #心理テスト #内田クレペリン検査   #無理して生きる人を減らしたい

執筆:岸本 好弘(日本ゲーミフィケーション協会 代表賢者Lv98)

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