
飯能青年会議所にて『ゲームってなに?』講演報告
ゲーミフィケーション賢者Lv98の”きっしー”です。
4月25日(日)飯能青年会議所のお招きにより、飯能商工会議所ホールにて『ゲームってなに?~ゲームの仕組みを知って豊かな未来を創ろう~』を講演させて頂きました。
https://www.hanno-jc.com/866%E4%BE%8B%E4%BC%9A
参加者は20名余り、高校生4名と先生、小学生も参加してくれました。
前半はゲーム大会
素晴らしいと思ったのは、講演の前に、参加者がゲーム大会を楽しむ体験をしたこと。複数人が対戦できるタブレットゲームを使って、まずは各テーブルで練習、そしてテーブル代表を決める本番。代表者が前に出ての決勝大会で大いに盛り上がる。
「ゲームってどうして面白いか?」を考える
盛り上がったところで、私の講演の導入は、
「皆さん盛り上がってましたね。ゲームって楽しいですよね。では、ちょっと考えてみてください。ゲームってどうして面白いと思いますか?」という問いかけから始まります。
ゲームの仕掛けを日常生活に活用する
ゲームが面白い仕掛け。そのゲーミフィケーションを使って、ワクワクで人を動かすことにより、豊かな未来を創ることをお話ししました。
流れは、
ステージ1.イントロダクション(脳の仕組み)
・脳は怠け者
・人はワクワクが好き
・ドーパミンを使って、やる気になる
ステージ2.ゲームにハマるのは理由がある!
・ゲーミフィケーション3要素は、
<能動的な参加><達成可能な目標設定><称賛の演出>
・人を夢中にさせる仕掛け
ステージ3. 日常生活をゲーム化しよう!
・ゲーミフィケーションは、身の回りに沢山ある
・それに気づくことが大事
・ポイントカード、ガチャ(福引)など。
ステージ4. ゲームとの付き合い方!
・ゲーム好きならそれを活用し、ゲームを通して子どもに大事なことを学ばせる
・悪い大人が作っているゲームもあるので、ルールを決めることが大事
・ゲーム以上にハマる何かに出会うための戦略
でした。その後、会場の皆さんとの、Q&A。
皆さんが慣れ親しんでいるゲーム。それには人を惹きつける仕掛けがあるのです。では、その仕掛けを日常生活で使ってみませんか。仕事だったり勉強だったりそれ以外にも、ツマラナイと思っていることにゲーミフィケーションの仕掛けを入れて、ワクワクやる気いっぱいに変えてみませんか。
脳科学的にも、人はツマラナイと思っていることより、ワクワクなことをやるときの効率・成果が高いことが知られています。
ツマラナイことを我慢してやるのではなく、これからの令和の時代には、ワクワクに変えて楽しくやりながら効率アップしましょう、というのが、ゲーミフィケーションの考え方です。
当日は、積極的で乗りの良い受講者のお陰で、良い講演が出来たと思っております。
講演全体にもゲーミフィケーションが入っているのは、イベント主催の榎本さんの仕掛けですが、彼はゲーミフィケーション講座も受けています。その成果が出ていました。
ゲーミフィケーションの理論を仕事や私生活に取り入れたい 100%
アンケート結果です。
●「ご意見、ご感想をお聞かせください。」
(抜粋)
・日常をゲーム化するという考えが面白いと思った。
・能動的参加と強制的参加の話はとても興味深く早速実際に使ってみたいと思った。
・実生活に活かせるお話が聞けてよかった。
・ゲームへの価値観が変わり、仕事にも生かしていきたいと思いました。
・難しそうだと思っていたが、とても楽しく参加できました。
・今までゲーム=悪いもの、だったのですが、考え方が変わりました。
・元々ゲームにはあまり興味がありませんでしたが、とてもシンプルで分かりやすい理論で受け止めやすく、非常に勉強になりました。
・ゲームにハマる理由を理解できました。
・本当に勉強になりました。子供との向き合い方、考え方が変化しました。
●「ゲーミフィケーションの理論を仕事や私生活のなかで取り込んでいきたいと思いましたか。」
はい100% すごい!!
いいえ 0%
●「生活や仕事上のどの様な問題にゲーミフィケーションの理論を応用して取り組みたいと思いましたか?」
(抜粋)
・組織を能動的に動く人材で溢れるように活用したい
・問題というより、この理論を取り入れる必要性を感じた
・お客様にお買い上げ金額に応じたお返しなどをしてみたいと思った
・達成感を感じて働いてもらえるような目標設定
・嫌な事に対しても得られることや効果について考え、能動的に参加するようにしたい
・消防団の出席率!やる気!
・集客
・組織力強化
・目標や報酬の設定、環境づくりなど、ゲームの設計のように仕事や暮らしの工夫をしてみたい
・今は楽しくなくても、長期的に自分にとって必要なことを身につける、学習する時に応用できる
・勉強嫌いな子供のモチベーションをあげたい、称賛の演出を取り入れたい
・子供との関わり方に生かしていきたい
参加者の皆様の、今後に実践に期待します。
生徒と先生が参加してくれた、大川学園高校ブログ 「ゲームって何?」
https://blog.goo.ne.jp/ohkawa2019/e/fe5d1bb264efc6cba56f2de8a3edc61e
(おわり)
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#日本ゲーミフィケーション協会 # #飯能青年会議所 #飯能商工会議所
執筆:岸本 好弘(日本ゲーミフィケーション協会 代表賢者Lv98)
https://jgamifa.jp/