高橋克徳(人と組織のコンサルタント)

組織と社会につながりを再生し、良い感情の連鎖を起こす支援をするコンサルティング会社ジェ…

高橋克徳(人と組織のコンサルタント)

組織と社会につながりを再生し、良い感情の連鎖を起こす支援をするコンサルティング会社ジェイフィールを仲間と起業。武蔵野大学経営学部の教員でもあり、学生たちと未来を切り拓く職場づくりを探究。主な著書に「不機嫌な職場」「ワクワクする職場をつくる。」「みんなでつなぐリーダーシップ」など。

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今こそ「職場」を問い直そう

新型コロナは働く人たちに何を問うているのか 新型コロナの影響はどこまで続くのか。この先、わたしたちは安心して暮らせる社会をつくれるのか。本当に不安なことばかりです。その中でわたしたちは、今までのやり方、考え方が、そのままでいいのか、本当にあなたが望んでいたことなのかと問われ続けているように思います。  人との距離感はどうあるべきなのか。このまま近づきすぎない距離感でいる方が本当はストレスなく、良い距離感になるのか。やはり人はもっと近づき、ふれあい、ともに笑い、盛り上がるよう

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      2002年の論文です。最後にダイアローグ・ポイントを掲載していますので、現状と重ねて、本質を問い直すための対話のたたき台にしてください。                (Watson Wyatt Review vol.21 2002.8)                               高橋 克徳  政治や企業のニュースを見ると、どうしてこんなことが起きてしまうのだろうと耳を疑いたくなるニュースが後をたたない。誰が抵抗勢力なのかわからず、その先に何を目指してい

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        ダイナミックな均衡を生む関係形成のメカニズム経営機構における新たな均衡の創造 2001年の論文です。最後にダイアローグ・ポイントを掲載していますので、現状と重ねて、本質を問い直すための対話のたたき台にしてください。           (Watson Wyatt Review vol.20 2001.12)                                 高橋 克徳  なぜ、日本の構造改革は遅々として

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          2001年の論文です。最後にダイアローグ・ポイントを掲載していますので、現状と重ねて、本質を問い直すための対話のたたき台にしてください。                (Watson Wyatt Review vol.19 2001.12)                              高橋 克徳 1.時間のズレと経営のズレ 技術や市場の変化が早すぎて、中長期経営計画を作っても意味がない。年次目標ですら、顧客や競合製品の動きが激しくて、目標どおりに進まない。予

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          当たり前を問い直し、未来を拓く

          こんにちは。高橋克徳と言います。 わたしの専門は組織論、人材マネジメント論なのですが、 30年以上、コンサルタントとして、研究者として、経営者として 組織と人の課題と向き合い続けてきて、今、一番感じていること。 それは、組織という得体のしれない大きな存在と やっと人は対等に向き合える時代が来たのだということです。 わたしが組織論を勉強してきたのは、組織が好きだったからではなく、 組織というものが、時に人を元気にし、時には人から心や命すら奪う 非常に厄介な存在だと思ってきた

          当たり前を問い直し、未来を拓く