見出し画像

【映画雑記】「アタリ ゲームオーバー」

 U-NEXTで配信しているドキュメンタリー「アタリ ゲームオーバー」。
軽い気持ちで観始めたら物凄く面白かった!

 1983年、アメリカのビデオゲーム業界を沈没させた「アタリ・ショック」。そのきっかけを作ったと言われる伝説のクソゲー「E.T.」とそれを作った男。予備知識なしでも充分見られます。アタリといえばティーンエイジライオット。任天堂以前のビデオゲーム業界の先駆者であり覇者。家庭用ゲーム機アタリ2600は気軽に手に入る未来として「コンピューター」を一気に身近なものにした。しかし、一強を誇りすぎて他社の新機種による世代交代という予測ができず、しかも低レベルのソフトしかない現状を改善できないまま「アタリ・ショック」を迎えるに至る。先駆者とはなんなのか。クソゲーとはなんなのか。クリエイターとはなんなのか。多くのテーマをはらんで、映画はとある「発掘作業」によって一気にクライマックスを迎えます。また、予告編でも示唆されてますが、これはリスクを負って敗れた一人の男の名誉回復の物語でもあります。

私は、泣きました。(おすぎです)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?