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やっぱり、「頑張りどころ」と「逃げどころ」の見極めは難しい。私の過去の経緯を思い出して反省してみます。

病むくらいなら、辞めた方がいい。

 と

それくらいで辞めるなんて、根性が足りない。

この間が難しい。


この「頑張りどころ」と「逃げどころ」見極め問題について
私の当時の状況を俯瞰してみます。

2020年2月 新型コロナウイルスの蔓延。

ここから、私の会社はもちろん、
日本中が振り回されることになりましたね。

私の会社も、周りの会社の動きを見て
コロコロと方針を変え、対応をしてきた。

新型コロナウイルスもはじめての経験だったので、
コロコロ方針が変わることも致し方ないと思っていました。
だって、日本中が迷走をしていたのだから。

はじめてのケースだから、
結果「不正解」でもいいじゃん。

それはわかってるよ。
でも、上層部は判断することから逃げんなよ。
なんかあるごとに、中間管理職に押しつけるなよ。
不満が出たことを、人の所為にするなよ。
人の目ばかり気にするなよ。
判断すれば、当然反対も出るよ。
一般社員にいい顔ばかりするな。
ってことだ。

上層部が、みんなにいい顔をしていたいから、
中間管理職の所為にして、
社員の不満を中間管理職に向けた。
そんな図式が3年間で試行錯誤の上、
強固なものになった。

そのために取った方針は、
旧大英帝国ばりの、
「2枚舌作戦」だった。

現場作業員を多く抱える私の部署は、
他の部署に比べ、在宅ワークなど
コロナ対策が難しい部署だった。

頭をひねり、極力、方針に合わせ動いた。
部下を説得し、他の部署の協力を要請し、
自分の残業で埋め合わせをし、
自分の部署を回すように躍起になった。

真面目なジェッツは、
すべては自分が悪い、
自分自身の努力不足。
すべては自分の責任。

そう考え、
ひたすら仕事をこなすこと、
周りの関係部署を含め調整することに、
全力を尽くすことだけを考えていた。

この頃から、

社員の健康を守るべく、
なるべく在宅ワークをするように指示しました。
(ただし、業務に支障が起きないように)

のような、

「玉虫色の指示」が飛ぶようになった。

「会社はあなたの健康を考えています」
その指示を会社は、ちゃんとしていますと
一般職員にアピール。

もしも、それがうまくいかなければ、
あなたの上司の所為ですと、
さりげなく責任転換。

一方、

上司の皆さん、指示通りしなさい。
ただし、支障が起きないようにと、
我々に指示をするのです。
「指示通り」動け  + 「業務は通常通り」回せ
の「望む結果だけ」しか受け付けない方式です。

支障が起きるから行動をしないとなれば、
「指示通り動かない」となり、
行動して支障が起きれば「そこまでしろとは言ってない」と。
起こった結果によって、
いくらでも答えが変えられる指示をするようになったのです。
本当に、玉虫色の指示ですね。

でも、現場の人数が減ると不具合が起こる。

私の部署は現場があるので、
会社の方針に従うと明らか仕事が回らない。

現場からの要望を、
なるべく角を削ぎ落とし、極力丸くして上層部と掛け合うこともあった。
部下の士気を上げるために。
熱い上司として。

真面目なジェッツは、
すべては自分が悪い、
自分自身の努力不足。
すべては自分の責任。

そう考え、愚直に自分に出来ることをした。

上層部は、「玉虫色の指示」を盾に、
のらりくらりと、
ああ言えば、こう言う。
こう言えば、ああ言う。

そんなスタンスで
決定的な「自分たちの判断」は行わない
判断を、のらりくらりとかわしながらも、
自分たちの思う動きをしない管理職の評価を下げる。

私への評価は、
部下の不満が出てくる上司。
管理不行き届きの上司。
上に意見するなど、反抗的。
会社の方針に従えない者。
新しいことに挑戦しない者。

そんなレッテルを貼られるようになる。

どれだけ、イエスマンばかり集めるねん。
オフェンスばっかりのチームを求める狭量。
ディフェンスを異質と非難する。
チームは、オフェンスもディフェンスも必要だろが
このエセ多様性!

と、
ボヤきたくなるが、
そうも言ってられないと、
目の前の部署の揉め事の解消に
躍起になっていたのでした。

そしてのちに、この件に端を発し、
人事評価システムの導入時に、
上記項目を、ことごとく評価項目に入れられ
身動きを、取れなくされた
のには参りました。

別に上に気に入られようとして
仕事をしているわけではない。

部下を守り、働きやすい環境を作るべく、
自分の出来ることを愚直にやっていった。

時間のかかるものは、
残業で埋め合わせをした。

強引な会社方針に、
諦めずに食らいついていった。
本当にがむしゃらだった。

真面目なジェッツは、
すべては自分が悪い、
自分自身の努力不足。
すべては自分の責任。

そう考えて、残業に残業を重ね、
部下には在宅ワークをさせて部下の評価を上げてやり、
その仕事を代わりに自分自身がするために在宅ワークをしない、
残業ばかりするという時代に逆行する人物として
評価を下げ続けていたのでした。

別に構わなかった。
部下が私を信じてくれていると思っていたから。


でも、

私よりも先に部下が会社を見限った。

事務方の3名の部下の3名ともが、半年の間に辞めた。

これには、頭が真っ白になった。

私の管理不行き届き。
そういう判断だった。

ジェッツ課長なんか最近変だよね。

そんなことを上層部から
直接の部下たちに吹聴されたのです。
なんとなんと私が、悪者にされている!?
私を一人悪者にする作戦で、いい顔をし続けたのです。

なんか、もう事務所のみんなが
腫れ物に触るような態度でしたね。

置いてけぼりを食らった。

残業をしてもしても追い付かない。

頭が回らない。

何も考えられない。

つらかった。

そして、寂しかった。
毎日毎日、仕事があふれて、終わらない。

毎日眠れない。
だから、深酒をする。
でも、明け方に目が覚める。
また眠れない。
そんな負のループに陥っていました。

ある日電車がホームに入って来るときに、
あと2歩前に行けば楽になれると思った。
あの時ホームから確かに「甘い匂い」がしたんだ、
なんだか吸い込まれそうになったんだ。

本当にまずいやつだって、直感的にわかった。

でも、ギリギリのところで正気を取り戻すことができた。
今から考えると
あの時、飛び込まずに本当に良かったと思います。

なんか全然頭が回らない。
何も考えられない。
って思ったらヤバいと考えろ。

頭が回らなくなったらアウトですね。
そこから踏ん張ってはいけない。
それは、もうすでに「逃げどころ」なのです。

私の場合、
のらりくらりかわす上司なんて
別に相手にしていなかった。

意見をコロコロ変えるくらいは、
腹は立つが、どうでも良かった。
勝手に私の所為にされるのにも腹が立ったが、
そんなことも全然平気だった。
それよりも、
大切にしていた部下が離れていくことが、つらかった。
その部下にも誤解されていることが、つらかった。

そのことで、
自己肯定感がみるみる低くくなっていきました。

私は、真面目なタイプだと自分でも思います。

すぐ自分が悪いと考える。
相手の所為にしない。
努力不足だと考える。

もっと頑張ろう、そうすぐに考えるタイプです。
ボランティア精神もあり
困っている人がいたら
一緒に残業ができるタイプでした。
人のためにごく普通に頑張れました。
裏を返すと、「境界線をひくのが不得意」なのかもしれません。

ちょっとくらい不真面目な方がいい。

そう思います。
そして、
薄情だって言われるくらいの方が
いいかもしれません。

真面目で、
周りのことを気にするタイプの人は
要注意だと思います。

「逃げどころ」がわからず、
頑張ってしまう可能性が高いから。


部下を守ってやろうとか
男気を出すのもほどほどにした方がいい。


部下も生き残りをかけて、
場面場面でどちらに付くのがいいかを判断をして、
手のひらを返すし、
あれだけ嫌いだって言ってた上層部にいい顔をする。
それが、ごく普通の生存戦略だ。
自分だけを見てくれているなんて
お花畑にいるような思考で
部下に期待なんかしてはいけない。

正義感になんか燃えてはいけない。

正義感が強いと、
ちょっとした期待通りでない言動に
一気にダメージを食らうことになる。

正義感なんて独りよがりな危なっかしい尺度だから。

自分が「逃げどころ」と思うよりも
だいぶ手前に「逃げどころ」はあると考えた方がいい。

みんなね、頑張っちゃうんですよ。
知らず知らずのうちに。

何をしたって大概のことでは、
死にません。大丈夫です。

上層部に逆らったって死にません。
出世しなくたって死にません。
変な目で見られたって死にません。
のらりくらり仕事してもいいと思います。

そして、
逃げたって死にません。
会社を辞めたって死にません。
無職になったって死にません。

私も生きてます。
しかも、元気です(笑)

絶望しないでください。
案外、生きられます。

案外私は幸せに暮らしています。
大丈夫です。

「逃げどころ」は、考えているよりも、もっと手前のはずだ。

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