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ジェンダーギャップ指数125位の日本で考えること。

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ジェンダー差別やジェンダー平等などを女性の視点から書いています。
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#metoo

ニホンオワツタ

私が今一番悲しいのは。
テレビ局やテレビ局のキャスターたちが性被害を「それほど大事だとは思わなかった。」と言っていることだ。みんな噂では知っていた、けど大したことではないと思っていたと。

それは被害者が男性だったから?男性なら心が傷つかないとでも?悪しき男らしさはもう捨てようよ。

だけどこれが女性だったからといってもやっぱり日本では何も変わらなかったと思う。

私は被害を身近な人に告白した時、

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誰かの道しるべになれるかもしれない、それこそが最後に残された希望

誰かの道しるべになれるかもしれない、それこそが最後に残された希望

NHKクローズアップ現代+には「性暴力を考える」という特別サイトがある。

この特集が始まってから3年半。
内容に励まされ、時には勇気をもらい、知らなかったことを学び、スタッフの方には寄り添っていただいた。本当に感謝している。

その恩返しになればと、昨年の大規模アンケートにも協力をさせていただいた。その結果は、日本はこの問題に関してはまだまだ後進国なんだと気付かされ、絶望に近い感覚を抱いたものだ

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2019年12月11日

2019年12月11日

今から2年前の今日、私は東京駅前行幸通りで1人、数百人の聴衆の前に立っていた。

緊張していてもう何を話したかは覚えていない。ただ一つ覚えていること。

本当に汚れているのは(性暴力)被害者なのか?その重大さを野放しにし、無関心が澱のように溜まった社会そのものが汚れているのではないか?
と言ったことだ。

後に報道関係者や国会議員が聴衆の中にいたことをTwitterなどで知った。スピーチ後は放心状

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