私なりのミニマリズム
こんにちは、亜麻(ああさ)です。
私についての紹介はこちらの記事をどうぞ。
私にとっての理想のミニマリズムとは
私は、「少ないもので豊かに暮らす」のが好き。
いわゆるミニマリストだと思います。
理想は、クラシカルなスーツケースひとつで、どこにでも身軽に歩いて行けること。
エリサさんの著書『トランクひとつのモノで暮らす』は私の好きな本のひとつです。
……が、そう簡単に「トランクひとつ」にまでモノを減らせないのが難しいところ。
これはもう割り切るしかないんですが、私はひとりで生きているわけじゃないからです。
ミニマリズムと「パーツ」たち
体はひとつしかないんだけど、私たちは「パーツ」であって、入れ替わり立ち代わりひとつの体を使いながら暮らしている感じ。
診断はされていないし記憶が飛ぶことも(滅多に)ないけど、いわゆる「解離」みたいなところがあります。
パーツ(人格)たちによって趣味指向が違うから、私の一存だけで持ち物をガンガン減らすわけにはいきません。
私が「これいらないでしょ」と思うモノも、他のパーツにとっては「いるし!」ってなるもの。
トランクひとつにまでモノを減らしてしまいたいのは、残念ながら私だけなんです。
持っているトランクも、クラシカルとは程遠く、実用的な大きくて硬いやつなので、「身軽にどこへでも」はなかなか実現しません。
でも大多数のパーツたちは、「持ち物を少なく保っておく」ことの良さは理解しています。
大量のモノに囲まれることが「パニック少年」くんの刺激に繋がって、みんなが安らげなくなってしまうからです。
良いことが何もない。
だから私たちの部屋に無駄なものはありません。が、モノは多い。これはしょうがない。
私の理想のモノだけを「トランクひとつ」に詰め込むことは、誰かの理想を捨てることになってしまうから。
私だって自分の理想を捨てるのは嫌だし、他のパーツたちの理想も尊重していかないとな、と思っています。
もしかしたら、「トランクひとつ」を目指すんじゃなくて、移動式のタイニーハウスでも作って、そこに全部を詰めこんで移動するようにした方が良いのかも?笑。
ミニマリストの人にもいろんな暮らし方の人がいるから、「いいな」と思わされるスタイルもいろいろ。
それでいろいろ考えた後、「まあ今の『モノがやや少ない』暮らしでも、いっか」と思えちゃうんですよね。
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