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まだ見ぬ音楽へのハードルが下がった話

こんにちは。皇月ノエルです。

普段の音楽スタイルは

音楽に関しての私は、どちらかというと「狭く深く」タイプ。

アーティストに関する情報はほとんどテレビ(ニュース)やランキング番組で得ていて、「良い曲だな」と思うものがあったら、その曲が入ったアルバムをレンタルしてくる。

そして、めちゃくちゃ聴きまくる。

気に入った曲を何度も何度も聴くのです。

良かったらCDを購入/ダウンロードして、さらに繰り返し聴きます。それこそ飽きるまで。

数か月間、車内BGMが「紅蓮華」だった時期もあるくらいです。

好きなアーティストがいても、アルバムを何枚も持っているというのはまれで、魂レベルで愛しているQUEENのアルバムも、所持数6枚。

これで私史上最大です。

未知の音楽とアーティストを避けていた理由

私にとって未知のアーティスト、新しいアルバム、新曲は、すべてストレッサー(ストレスのもと)。

私はストレス耐性が極端に低く、同じ現象は映画、小説でも起きます。

「どんな話なんだろう?」

「どんなサウンドなんだろう?」

「どんな歌詞なんだろう?」

様子が分からないものに対して緊張してしまい、見えない不安が増大。

結果、すでにリズムも音も歌詞も知っている、聞き尽くしたアルバムに安住してしまうのでした。

打破のきっかけ1 TRPG

そんな防衛的態度を打破するきっかけになったのは、TRPGでした。

今度「誰がロックを殺すのか」というシナリオに参加することになり、キャラを作る必要が出ました。

TRPG、もちろんPCの専門分野に詳しくなくても楽しいけど、知識があればもっと楽しいのでは? というのが、私の私に対する持論です。

『狂気山脈 ~邪神の山嶺~』の配信を、原作「狂気の山脈にて」や登山家のエッセイを読んでから見る楽しさたるや!

……というわけで、音楽系のシナリオに行くなら、そしてタイトルに「ロック」が入っているのなら、もう少しロックに詳しくなろう! と思い立ちました。

まず始めたのは、気になっていたけど真面目に聴いたことのないアーティストを聴き漁ること。

ビートルズ。レッドツェッペリン。ローリングストーンズ……。

ずっと気になっていた70年代のアーティストからスタートしていきました。

打破のきっかけ2 ロック雑誌

TRPGから派生して、古本屋でロック雑誌も買ってみました。

タイトルの『ROCK AND READ』ももちろんのこと、「読むロックマガジン」というところに、「私に向いてるんじゃないか」という直感めいたものを感じました。

やっぱりロックって音楽だから、自分のストレスを犠牲にして、どんどん新しい曲を聞かなきゃいけないのかな、と思っていたのです。

そうしないと、アーティストさんを知ることはできないんじゃないかって。

そんな時にこの雑誌を見つけて、「読む!それでアーティストの人が知れるなら万々歳!」と思ったのです。

結果。

すごい、新しい曲アレルギーが軽減されました。

「読むロックマガジン」のキャッチコピーの通り、インタビューはどれも大充実な分量。

正直、音楽の幅が狭すぎて、上の雑誌に出ている人は鬼龍院さんしか知りませんでした(;^_^A

それでも全員分のインタビューを通読したら、世の中にはいろんなスタイルのバンドがあって、それぞれに世界観が違う、ということがよく分かりました。

バンドを続けている動機とか、メンバーとの付き合い方も人それぞれ違うし、どういう態度で音楽と向き合っているのかが読み取れて楽しかったです。

曲の背景的なところから入れたことで、「このバンドの曲を聞いてみよう」とすんなり思え、読了したその日のうちに、各バンドのYouTubeチャンネルを登録。

今のところ、A9さんが特にお気に入りです。

未知のアルバムを気分でかける

家族がCD持ちで、聴いてきたアーティストも全然違っています。

それを良いことに、ジャケットとか見て「聴いてみたい」と思ったやつを借りて、移動中の車内でかけてみたり。

初めてASKAを真面目に聴き、ミスチルを聴き……洋学も少し。

YouTubeの広告とかで流れてきた音楽も、嫌がらず聴けるようになりました。

また、同時期に偶然読んだ共感覚がテーマの小説『檸檬先生』の影響もあり、音楽を構成するひとつひとつの音にもより注意を払って聴くように。

↓私の個人的な感想(ネタバレなし)は下に書いてます。

アーティストごとに得意な音域が違ったり、音程の上がり方、下がり方、コード進行の変化がおもしろくて、歌詞ではなく音の高低を楽しんでいます。

歌詞は、何度か聞くうちに耳が慣れてきて聞き取れるようになる感じ。


自分に合った楽しみ方を見つけられた感じがしていて、人生のうるおいがひとつ増えました(^_^)

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