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固定観念を疑う

モンスターシティには、全員が信じている大きな嘘があります。
それこそ、「人間の子どもに触ると死ぬ」というものです。

モンスターズシティは、人間の子どもの悲鳴から作られる電力に支えられているのに、その人間の子どもに触ってはいけないことになっています。

けれど、サリーがブーとの交流で気づくように、人間の子どもに触っても死にません。
私たち人間だから分かってるけど、私たちは「念力で車を持ち上げた」り、「ビームを放った」りできませんよね(笑)。

サリーたちはこれまで嘘を信じていて、そしてその嘘を乗り越えていくのです。

これはモンスターシティに限らず、きっと私たちについても言えること。
私たちは無意識のうちに、たくさんの「思い込み」を抱えて生きています。

その「思い込み」の中には、私たちの役に立つ思い込みと、もう役に立たなくなった思い込みの2種類があります。

役に立つ思い込みは、どんどん活用していって良いのですが、もう役に立たなくなった思い込みが、私たちの可能性を狭めてしまうことが、とっても多い。

例えば……。
・みんなと同じようにしていなければならない
・偏差値の高い大学に行かなければならない
・会社勤めで安定した収入を得なければならない
・親の面倒を見なければならない
・いつでも周りの人の言うことを聞いて、「良い子」に振る舞わなければならない……。

それって、本当に本当なんでしょうか?

もう役に立たなくなった思い込みの厄介なところは、
・無意識のうちに自分の行動に染みついていること
・そこから外れると自己否定につながることが多い ことです。

「偏差値の高い大学に行けなかった自分は負け組だ」とか、
「大企業をクビになってしまった。もう人生終わりだ」とか、
可能性の視野を広げれば、できることはそれこそ無限と言って良いほどあるのに、それが見えなくなってしまう。

他のことすべてが「ダメな道」「よくない道」「負け組の道」に見えてしまうこともあるってこと。

「でも、本当にそうなの?」

「こうあるべき」って言われていることが、本当に自分に必要なことなのか?
本当に自分が楽しい! と思えるやり方なのか?

ことあるごとに自分にそう尋ねてみることは、とても重要です。

それが本当の意味で、自分にとって楽しい人生に繋がるのだから。

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