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「hyggeな時間」を練習中

こんにちは。Jessie -ジェシー- です。

そうだ、もっと「ほわっ」としよう

ぼーっとすることが苦手です。

頭の中はほとんど常に考え事の洪水で、疲れていたり、沈んでいたりすると溺れそうになることもまま。

手を動かしていないと、落ち着かないというか。
心のどこかで「サボっている」感覚があるというか。

でも、人間サボっちゃダメなわけじゃないし、なんなら私にはもっと「何もしない時間」があっても良いと思う。
心をゆるませて、頭をできるだけ空っぽにして、あらゆることから離れる「ほわっ」とする時間が。

だから練習することにしました。

hyggeな時間

私はこの「ほわっ」とする時間のことを、個人的に「hyggeな時間」と呼んでいます。

「ヒュッゲ」とはデンマークの言葉で、リラックスした状態のこと。(ニュアンスが幅広くて説明しきれないので、もっと詳しく知りたい人は下の本を読んでみてね。心がゆたかになれます)

私は上の本の原著(英語)を大事にしていていて、一語いちご味わうように読むのがリラックス法のひとつになっています。

つまり私にとって「hygge」という言葉は、
「頭を空っぽにして、今していることをマインドフルに楽しむこと」の代名詞なのです。だから「hyggeな時間」と名付けました。

今練習しているのは、「ライフスタイル系の動画を、1本しっかり集中して観れるようになる」こと。

練習の過程と感じたこと

動画は10数分のものが多いので、気軽に練習しています。

ルールはひとつ。

視聴中のスマホは禁止。

やって良いのはあったかいものを飲むこと、お菓子をつまむこと、犬をなでること、ネイルを乾かすことくらい。

つまり約10分間は、「今ここ」に集中しきるのです。


まだうまくできない日もあるけれど、最近は集中できる時間が少しずつ増えてきました。

理解度の高低がすごい

驚かされるのは、スマホ片手に観ていると「観ているようで、全然頭に入っていない」こと。

私としては、ながらスマホ中でも内容をある程度きちんと理解できているつもりだったので、あまりにも印象が薄れてしまうことに衝撃を受けました。

やっぱり、ちゃんと集中しないとダメなんだな。体験しするからこそ分かることってあります。

「食べる」10分と「味わう」10分

「hyggeな時間」の練習を始める前、スマホでゲームをやりながら経過する約10分間は、取るに足らないわずかな時間に感じていました。

動画サイトの自動再生をオンにしているので、気を抜けばどんどん重なる10分の連鎖。

気づけば1時間くらいゲームをやり続けていて、「時間を食いつぶしてしまった」感覚に苦々しくなっていました。(でも疲れているとゲームがやめられない魔力)

対して、きちんと動画に集中して過ごす10分の長いこと!

画面の中で展開される「丁寧な暮らし」の一端を味わい尽くした感じがして、とても心が豊かになることに気づきました。
良い時間を過ごした感覚というか。

練習は続く

新しいことを始めた時に、「上手くできるようになった」「少しずつでも成長している」という手応えがつかめると嬉しくなります。

今回、少しずつでも集中して動画を観られるようになってきたことで掴んだ手応えをバネに、これからも私なりの「hyggeな時間」を練習していきたいです。


あと、最後に大事なことをひとつ。

家でこそスマホ片手に動画を観ている私ですが、映画館に行けばちゃんとスマホをしまってスクリーンに集中することができます。

「映画館に映画を見に行く」というのは、映画を観るために作られた空間で、映画(と食べ物)に集中するための時間を購入していることだと思うので……。

また2時間近く同じシアターを共有する人たちの、快適な視聴時間への責任も負っているので、意地でもスマホは握りません(*´ω`*)


家でも映画を集中して観られるように練習中です。

画像はPixabayからお借りしています。

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