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繰り返す歴史にメスを【Innuendoの歌詞をスピ考察】

"Innuendo" は、フレディ存命中に発表された最後のアルバム「INNUENDO」に収録されている楽曲。

ミュージックビデオは非常に作りこまれていて、これまでの活動を振り返りながら見るのもおもしろいかもしれません。

今回は歌詞に込められたメッセージ性の高さに注目して考察していきたいと思います。

歌詞を和訳してみる

One two three four
Ooh ooh
While the sun hangs in the sky and the desert has sand
太陽が空にかかり 砂漠が砂を抱く間
While the waves crash in the sea and meet the land
海の波が砕け 大地と出会う間
While there’s a wind and the stars and the rainbow
そこに風と星と虹がある間
Till the mountains crumble into the plain
山々が崩れて平原に帰するまで
Oh yes, we’ll keep on trying
そう 僕達は試しつづける
Tread the fine line
その細い道を歩いていく
Oh, we’ll keep on trying
そう 僕達は試しつづける
Yeah
Just passing our time
ただ時が過ぎていく
While we live accourding to race, colour or creed
僕たちが種族や、色や教義に倣って生きる間
While we rule by blind madness and pure greed
僕たちが めくらな狂喜と純粋な貪欲に支配されている間
Our lives dictated tradition, superstition, false religion
僕たちの人生は伝統と迷信と間違った宗教に決定づけられる
Through the eons and on and on
延々と 未来永劫
Oh yes, we’ll keep on trying
そう 僕達は試しつづける
We’ll tread that fine line
その細い道を歩いていく
Oh oh we’ll keep on trying
僕たちは試しつづける
Till the end of time
時の終わりまで
Till the end of time
時の終わりまで
Through the sorrow all through our splendor
悲しみを通して 僕達の素晴らしさを通して
Don’t take offence at my innuendo
僕のあてこすりで腹を立てないで
You can be anything you want to be
君はなりたいものすべてになれる
Just turn yourself into anything you think that you could ever be
自分が今までとったことがあると思うすべての形をとるだけさ
Be free with your tempo, be free, be free
自分のペースから自由になれ 自由になれ
Surrender your ego be free, be free to yourself
エゴを手放して自由になれ 自由な自分自身へ
If there’s a God any lind of justice under the sky
もし 空の下であらゆる「正義」を行う神がいたら
(MVでは「正義」のところでキノコ雲が映る)
If there’s a point, if there’s a reason to live or die
もしそこに目的があったら もしそこに生き死にの意味があったら
Ha, if there’s an answer to the questions we feel bound to ask
もし そこに僕たちが必ず聞きたくなる問いへの答えがあったら
Show yourself deatroy our fears release your mask
自分を見せて 恐怖を打ち壊して 仮面を外して
Oh yes, we’ll keep on trying
そう 僕達は試しつづける
Hey, tread that fine live
その細い道を歩いていく
(Yeah) yeah
We’ll keep on smiling, yeah
僕たちは微笑みつづける
(Yeah)(yeah)(yeah)
And whatever will be will be
そしてあらゆるものに
We’ll just keep on trying
僕たちは試しつづける
We’ll just keep on trying
僕たちは試しつづける
Till the end of time
時の終わりまで
Till the end of time
時の終わりまで
Till the end of time
時の終わりまで

考察してみる

ここからは個人的な感想と考察ですが、ミュージックビデオのテイスト、正直言って苦手です(;´∀`)
毎回、「今日の夢に出そう……」と思いながら、でもクセになるサウンドがやみつきになって見てます(笑)。

まだ夢には出てません!

まずは前奏と間奏の雰囲気が気に入って見始めたこの曲ですが、歌詞を読んでさらにびっくり。
“Bycicle Race”の時も、直接的な政治表現にびっくりしましたが、こんなことにまで言及していいんだ!

今フレディが存命だったら、トランプさんやコロナのことを取り上げて2、3曲面白いのを作ってくれるのではないだろうか……(笑)。

そして最も衝撃的だったのは、間奏後に入る”surrender your ego be free…”の部分。

エゴを手放して……なんて、滅多に聞かないスピ色の強い歌詞だと思いました。(ほかに書いている人がいたらごめんなさい)

同じアルバムに収録されている曲には、哲学的というか、現代にも通じるメッセージ性の高いものがあるようですので、ますます何かを受けとって作られた曲が、最後のアルバムに集められているのかもしれません。

ことばあそび?

急にスピリチュアル色の強いことを書きますが、私、フレディの生まれ変わりなんです。

とはいっても、魂はひとつでひとりに生まれ変わるわけではないので、「フレディの生まれ変わり」を意識する人は他にもたくさんいることでしょう。

私は作曲とピアノのセンスを天界に置いてきた代わりに、QUEENを楽しく歌える音域の声と、メアリーのことを考えた時に魂が喜ぶ感覚などを持って生まれてきました。

それに気づいてから改めてInnuendoを聴いていた時、あるおもしろい言葉遊びに気づいたのです。

私、生まれた時の苗字は「遠藤」と言います。

スピ色の強いこの曲は”Innuendo”(イニュエンドウ)。

超ゆっくり読むと、「In new Endo(イン・ニュー・エンドウ:新しくエンドウになる)」に聞こえませんか!?(笑)

 これを話題にすると、フレディがニマニマする感じがあるので、多分合ってる。

面白いことを仕込んでくれたな……と感心する日々です。

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